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おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

安倍内閣が崩した最高裁判事選びの「慣例」 6年経て「元通り」にBy朝日新聞電子版

2023年11月07日 | Weblog

午前6時を回って曇り空だ。

就寝したからざぁざぁ降った強烈な雨は上がって、気温はプラス10度もある。

きょうも雨の予報で最高気温15度の予想だ。

写真のように春から延々続いた薪割りもいよいよ最終コーナーを迎えております。

さて、

けさの朝日新聞電子版が興味深い記事を掲載しておりました。

最高裁の裁判官は、「職業裁判官6人」「弁護士4人」「検察官2人」「行政官2人」「学者1人」という枠があったという。

ところが安倍政権下ではこのうち弁護士が3人に減り、「刑法学者」が2人になった。

この刑法学者、実は就任前年に弁護士登録はしていたそうだ。

ですが、学者としての功績の方が圧倒的に大きく、多くの法曹関係者が「弁護士枠の削減」と受け止めたそうだ。

この動きを当時の日弁連はこう捉えた。

「日弁連が、集団的自衛権行使を認めるなどしてきた安倍政権に反対の姿勢を見せていたため」

ようするに、安倍政権は「弁護士は国に反対する抵抗勢力と考えて、介入を強めたのではないか」という。

ですが今回、最高裁判事に弁護士出身の宮川美津子さんと言う女性が就いた。

ようやく元の枠に戻ったというニュースだ。

最高裁裁判官の枠が、固定したままでいいのかという、そもそもの問題はある。

だけど、政治が司法に介入し「都合の悪い弁護士は減らしてしまえ」というのもどうなのよ???

ニッポン国は曲がりなりにも3権分立の民主国家なのだよ。

とはいえ、この「弁護士枠」にも問題があると記事は指摘している。

「いわゆる『マチベン』と言われる庶民派弁護士がいなくなった」というのだ。

日弁連の推薦リストは「5大事務所」と呼ばれる大手弁護士事務所がほとんどを占めるという。

全員が主にビジネスの舞台で活動してきた人たちだそうな。

この推薦リストに基づいて最高裁の裁判官が決まる。

最高裁人事に詳しい西川伸一明大教授(政治学)は、こういう。

「元々エリートである職業裁判官と、弁護士出身者の『同質化』が起きている」

「最高裁に市民感覚を採り入れ、議論を活性化するという、弁護士出身者が果たしてきた役割が失われつつある」と指摘する。

「へぇ~」って話だ。

エリートばかりで構成される最高裁もどうなんだ??? 

「マチベン」も加えてよ!! とは思う。

ですが、人事によって物ごとを動かそうとする安倍晋三的な政治手法、おぢは正直気持ちが悪い。

安倍的なものが少しづつでも姿を消していくのは、それでも「いいことジャン」と思う朝なのでした。