午前6時の気温はマイナス8度。
昨夜から今朝にかけての積雪はわずか数センチです。
朝のEテレ体操が終わったあたりから、しらしらと夜が明けはじめますが、街灯はまだ点いたまま。
日が長くなるにはもうしばらくかかるようです。
そんな昨夜、
午後8時20分ごろ突然停電し、たいした驚かされましたわ。
時間にして20分ほどでしたかね?
大雪でも、悪天候でもないので、まったくの想定外でした。
この時期のご当地での停電は、除雪用の重機なんかが、電線を引っかけて切断するのが常ですけど、昨夜はどうだったのか?
ナイタースキーのリフトも、客が乗ったまま止まったのでしょう。
スキー場には自家発電装置があるので、リフトで凍えた人もそう長い時間ではなかったと推察される。
とはいえ、1室数億円というコンドミニアムも停電ですわ。
温泉に入っておって、スッポンポンで停電に遭遇した方もいたでしょう。
真っ暗闇で、丸裸では途方に暮れてしまいます。
電気に頼る社会、いざというときはたいしたヤバイ。
我が家では、懐中電灯でロウソクとライターを探し出し、手回し充電のラジオに聞き入ってました。
暖房は薪ストーブですから、炎の明かりもあるし、寒さも感じませんけど、電気を使うポット式の灯油ストーブは火が消えてしまう。
ポット式を使用する家庭は、ポータブル式の灯油ストーブを1台物置にでも常備しておかないと、長期の停電では凍えるので注意が必要ですわ。
停電が短期間なら問題ないけど、災害などで長期間にわたる停電が続いたら、なんといってもヤバイのは「オール電化」だ。
煮炊きはもちろん、暖房もなにもかも電気に頼るわけですから、いざというときのリスクはほかの比ではございません。
何遍も書いてますけど、万一の事態に備えるなら、オール電化は避けるのがよろしい。
業者の口車に乗っては、後々後悔することになりますので、新築される方はご注意くださいな。
もっとも、各家庭で自家発電する時代が来たなら、オール電化も悪くない。
電力会社の電気がダメなら、自家発電を使えばいいわけで、どっちかで対応できるので安心じゃ。
いずれにせよ、家庭のエネルギーは分散し、リスクを避けるのが肝要だ。
大災害の余波で、真冬に長期停電したことを想像してみてくださいな。
10日も電気が来ないと、北海道では凍えて死ぬことになる。
「最悪を想定」しておいて、まったく損はないのでござる。