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おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

太陽光発電コスト、日本はドイツや中国の3倍って何!?

2016年07月06日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス13度。

薄曇りのお天気で無風、時おりパラパラ雨です。

予報によると「晴れのち曇り」のお天気になるそうな。

最高気温は21度の予想でござる。

相も変わらず涼しいというより寒いのです。

きのうも、おぢはひとりでせっせと薪割りし、ハニーさんにお手伝いしてもらい薪小屋へ積み上げました。

残っておるのは、直径80~90センチの太い木の根ばかり6本。

どうやらおぢは、嫌なことは「先送りする体質」らしい。

前からそういう自分については、よ~く知ってはいるのですがね。

さて、

写真は、スマートジャパンが伝えるスウェーデンの「大型ハイブリッド電気トラック」だそうだ。

架線から電力を受けて走るトラックで、世界初の「電気道路」を走っておるという。

長さ2キロの架線から外れると、車載の蓄電池の電力と燃料で走るのだそうな。

これで、CO2が大幅削減されるとか。

ちょっとめんどいシステムで、電車に毛が生えたイメージだ。

またワイヤレスで充電できる「ハイブリッド電気バス」もすでに開発済みだそうな。

我がニッポン国でも6月1日から「ワイヤレス充電のバス」による実証走行が始まっておるそうだ。

東芝の「中型EVバス」だそうで、こちらもスマートジャパンが伝えておる。

「高速走行で空調を使用しない場合、航続距離は約89キロメートル」というから、エアコンを使うと走行距離はもっと短くなるんだろ。

現在は川崎市と羽田空港ターミナルを結んで実証走行しておるそうで、乗車しておるのはANAと関連会社の従業員だという。

充電は、画面のボタン操作だけできるというから運転手はバスを降りることもなく楽チンで便利じゃ。

また、太陽光発電システムの導入コストは2025年までに全世界平均で57%も下がるという。

これもスマートジャパンが伝えておるのですが、技術革新によって発電効率が上昇するためだという。

ところが太陽光発電の現状はというと、ニッポンの発電のコストが世界と比較すると突出して高いそうな。

国ごとに比較すると、最も安い中国やドイツと、最も高い日本では3倍以上の差があるというから驚いた。

中国とドイツでは1KWあたり約6万円なのに、日本では約20万円もかかるというのです。

酷いんでないの?!

理由は「ハードウエア・施工・ソフトウエアのいずれも高いが、他国と比べて特に割高なのはソフトウエアのコスト」だそうな。

北海道にある「コープさっぽろ」は、太陽光発電普及のために太陽光発電システムを販売しておるけど、その値段は160万円を超える。

これが中国やドイツ並み、3分の1の50万円強なら、我が家でも確実に導入するね。

償却が10年として、毎年のコストが5万円なら現在の電気代より安く済む。

冬場はほとんど発電できないだろうから、そうしたリスクを考えても、これなら導入できる。

夏なら売電もできるでしょうしね。

実際の太陽光発電システムは160万円を超えるわけですから、電力会社の電気より有利になる感じはさらさらない。

コストダウンするための積極的な手立てを、経産省あたりが講じていないということだろか?

原発を維持するために、他の発電システムのコストダウンを阻害するなんてことがあるのか?

もしそんなことならたいした困るのですが、そのあたりどうなんだ?

いくらなんでも諸外国の発電コストの3倍って、なにか余計な「規制」でもあるんじゃないのか?

…と疑ってみたくもなるのでした。

原発維持派は、中東情勢とそれに伴い石油価格が不安定だから原発が必要だというけれど、50~60万円の値段で太陽光発電ができるなら、電力会社に頼らない生活が可能ですわ。

これなら石油にも依存せず、原発維持よりよっぽどコストも安いのではないのかね。

太陽光発電システムの普及こそ、資源のないニッポンが推進すべき「国策」ではないのとかと思うけど、どうよそのあたり???