おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「選挙の争点は憲法改正」勝ったので発議しますと、安倍総理に言わせていいのか!!

2016年07月09日 | Weblog

 

午前5時の気温はプラス11度。

スカッと晴れたいい天気で清々しい朝でござる。

さて、

きのう俳優の石田純一さんが東京都知事選に「条件付き立候補表明」をいたしました。

その記者会見、おぢは生中継で観ておりました。

会見冒頭で石田さんは今回の参院選に触れてこう述べておる。

「(安倍)総裁は、今年の年頭の記者会見で、『参院選の争点は憲法改正です』と明言したけど、選挙になると改憲について一切触れていない」

「もっと憲法改正のことを考えた方がいいが、まったく議論が行われていない」

…と至極真っ当なことを申しておりました。

正月の記者会見で総理自身が「改憲を明言」したのは周知の事実でござる。

しかし、いざ参院選になると「アベノミクスの成果を問う」などと、ベラベラ喋り倒して「改憲のかの字」さえ触れないのです。

おかしくないか?

総理が自身の言葉で「争点は改憲」と申したのはこの正月のことだ。

これは一国の総理による詐欺まがいの手口ではないのかね。

石田さんは、こうした安倍総理のごまかし、目くらまし、争点ずらしを図る姑息な手法に一石を投じる発言をしたのでした。

あす投開票の参院選で、改憲派(自民、公明、こころ、大阪維新の会)が3分の2を獲得すれば、安倍総理は勝利宣言し、こういうのでしょう。

「今年1月に私が述べたように、今回の参院選の争点は憲法改正です。そしてこの選挙に私たちは勝利しました。憲法改正を発議します」

選挙期間中は改憲に一切触れずにいたにもかかわらず、こんなことを平気で言わせていいのかね?

正々堂々と改憲を掲げて参院選を戦ったならまだしも、こんな詐欺まがいの憲法改正発議など許してはいけません。

石田さんの記者会見は、今回の参院選の「本質を見抜いた」まことにタイムリーなものでした。

かつて「不倫は文化」などと伝えられ、確かに「軽い印象」はぬぐえない石田さんではありますが、申していることはまことにごもっとも。

おぢはいちいち頷いたのでした。

したがって、石田さんを熱烈応援いたします。

また、「野党の統一候補」になれるのなら立候補すると申したわけで、参院選で終ってしまう可能性もあった野党共闘が首の皮一枚つながる可能性が出てきておる。

なんとか野党統一候補となり、小泉純一郎、細川護煕の両元総理の支援を受けて都知事選を戦ってほしいですわ。

自民党が、小池百合子、増田寛也の両候補による分裂選挙になったのをこれ幸いに「漁夫の利」で当選する目もちゃんとある。

ってその前に、野党共闘が実現できるかどうかという大問題が控えておりますがね。

もし野党共闘が実現すれば、石田純一さんは都知事選の台風の目となるのです。

都知事選はがぜん面白いことになってきましたです。

ところで、

冒頭の写真はきのう届いた静岡県御殿場市にある「二の岡ハム」のボロニアソーセージでござる。

週刊文春の「おいしい!私の取り寄せ便」で、シドニー五輪代表の競泳代表の萩原智子さんがご推薦しておりました。

昨夜は1センチほどの厚さに切って、ジューッと焼いてビールと共にいただきました。

少し塩味がきついのですが、肉汁たっぷりで美味でした。

きょうは昼食に、薄切りにしたものをサンドイッチにしてみようか、サイコロ状にしてポテトサラダに混ぜようかと、文春の記事を見ながら思案しておりまする。

そして、これまたきのう届いたのが旧友Sさんからいただいた北海シマエビのボイルした生です。

試験操業の名目で獲ったものだそうで、非冷凍ですから、まことに美味。

そんなこんな、昨夜は枝豆に、焼いたボロニアソーセージ、北海シマエビと豪華絢爛?のゆうげを満喫したのでした。

とりわけ貴重な試験操業モノのシマエビは、旨かった。

旧友Sに大感謝なのでござる。