おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

アベノミクスで急落中、ニッポン国「GDP」のビックリぽん!!

2015年12月20日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス2度。

昨夜から今朝にかけての積雪は2~3センチ、無風でござる。

きのうは野坂昭如さんの葬儀だったそうな。

戒名はなく、音楽葬だったというから、野坂さんらしい。

野坂さんの歌「マリリンモンローノーリターン」はこう歌い出しておったね。

「♪この世はもうじきおしまいだ~あの町この町鐘が鳴る~」

野坂さん、さらばでござる!!

さて、

冒頭の表は、今週号の週刊文春「臆病者のための『資産防衛術』」に掲載されておるもの。

「アベノミクスの『3年間』の成果がもっともよくわかるのは1人あたりのGDPの推移だ」として掲載しておる。

これによると、2012年には世界14位だった我がニッポン国のGOPは、なんと2014年には22位に下がっておる。

これについて週刊文春は「これはもちろん円安の影響が大きいが、現在と同じ1ドル=120円台だった2007年でも20位で、現在の22位は17位だった1980年より以降で最も低い」としておる。

そう、我がニッポン国経済、2008年のリーマンショック後、リバウンドはしたものの、その後さっぱりよくなってはいないのでござる。

そして文春によるといまや「欧州の病人とされるイタリヤ、スペインと変わらず、2020年には韓国に追い抜かれるとの推計もある」そうな。

さらにこう続けておる。

「アベノミクスの3年間でも日本はゆたかさを失い続けている」だと!!

まぁねぇ、宗教みたいに「安倍さんの信者」もいるかしらんけど、実態は上記のごとく数字にちゃんと表れておる。

ありゃりゃ~なものなのでござる。

最初に戻れば「アベノミクスの『3年間』の成果がもっともよくわかるデータ」が上記の表じゃ、よくよくご覧くださいな。

悪いけど、安倍政権の経済運営、結果をしっかりみれば「バッカじゃなかろかサンバ」状態でないの?

民主党政権時代よりも、さらに国民生活は低下中だから「びっくりポン」なのだ。

おまけに法治国家の原点、憲法を無視して安保法を成立させたことは、歴史に残る大罪と申しておきましょう。

中には「憲法を守って国が亡びてどうする」とか申す極右の方もおる。

そういうお方は、「悪法も法なり」と言って毒杯を煽ったというソクラテスの言葉を想起するのがよろしい。

憲法は権力者を縛るものなのに、そこがノーズロではどもこもならんでしょ。

そして話は戻って文春はこうも指摘しておる。

「アベノミクスの3年間で失業率は4.3%から3.1%に下がりほぼ完全雇用を達成した」とか。

おお凄い!!

と思ったら「これは景気回復というよりも生産年齢人口が8018万人から7785万人(2.9%)に減ったからだ」そうな。

ようは団塊の世代やおぢ世代などが大量にリタイアし、生産人口が減ったため。

安倍政権が、なにかしたからでもないってことだ。

そんなこんなで、どこがいいのか安倍政権???

頭の悪いおぢには、さっぱりわかりませんです、ハイ!!