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そんたくする ふたたび

2017-04-03 | 新語・社会現象語
よこしまな心があれば、これを推し量る、という解釈だという。果たして、それをどう受け止めるか。詩経によれば、はかりごとを見抜いてしまう君子であるから、忖度することあれば、それは未然である。またその忖度をする人は誰であるか。側近や周囲のことではない。思いやる心などと言えば、情に絡むようなニュアンスを生みがちな日本事情であるが、それほどにウェットではないのは、古代中国政治のありようである。


http://digital.asahi.com/articles/DA3S12870962.html?ref=tenseijingo_backnumber
(天声人語)忖度の弊害
2017年4月1日05時00分
>「他人(たにん)心(こころ)有(あ)らば 予(われ)之(これ)を忖度(そんたく)す」とは古代中国の詩集「詩経」の一節である。他の人に悪い心があれば私はこれを吟味するという意味だと、石川忠久著『新釈漢文大系』にある。もともとは悪いたくらみを見抜くことを指したのか



http://id.fnshr.info/page/2/
Colorless Green Ideas

以下は、ウイキペディアによる

"Colorless green ideas sleep furiously"(直訳: 無色の緑色の考えが猛烈に眠る)とは、ノーム・チョムスキーによる文である。1957年に『文法の構造』の中で、言語学から、文法的(統語論的)には正しいにもかかわらず、意味論的にはnonsenseである(en:nonsense、意味をなさない)文の例として考案された。初出は1955年の論文『言語理論の論理構造』(Logical Structures of Linguistic Theory)である。この文は文法的には正しいが、理解しうる明瞭な意味を導き出すことができない。

http://id.fnshr.info/2017/03/30/sontaku/
「忖度」の最も古い用例


ポケットプログレッシブ中日辞典

[cǔn]
[造語成分]
推し量る.思い量る.
→ ~度duó.
◇cǔnduó 【忖度】
[動詞]【書面語・文章語】忖度そんたくする.
◇cǔnliàng 【忖量】
[動詞]
1推し量る.
2考える.思案する.
◇cǔnmo 【忖摸】
[動詞](真意を)推し量る;大ざっぱに見積もる.



日本国語大辞典
そん‐たく 【忖度】
解説・用例
〔名〕
(「忖」も「度」もはかる意)
他人の心中やその考えなどを推しはかること。推量。推測。推察。
*菅家後集〔903頃〕叙意一百韻「舂韲由造化忖度委陶甄」
*東京新繁昌記〔1874〜76〕〈服部誠一〉初・人力車「盖し人の行く所を忖度(〈注〉ハカル)して而して何れの帰りと唱ふ者は」
*文明論之概略〔1875〕〈福沢諭吉〉二・四「他人の心を忖度す可らざるは固より論を俟たず」
*浮雲〔1887〜89〕〈二葉亭四迷〉一・一一「文三の感情、思想を忖度し得ないのも勿論の事では有るが」
*近代絵画〔1954〜58〕〈小林秀雄〉ピカソ「ピカソの真意を忖度(ソンタク)しようとすると」
*詩経‐小雅・巧言「他人有心、予忖度之」



日本国語大辞典
じゅん‐ど 【忖度】
解説・用例
〔名〕(「じゅん」は「忖」の呉音)
他人の心をおしはかること。そんたく。
*文明本節用集〔室町中〕「忖度 シュント 推量義也」



詩経・小雅・巧言

奕奕寢廟、君子作之。

秩秩大猷、聖人莫之。

他人有心、予忖度之。

躍躍毚兔、遇犬獲之。



https://blogs.yahoo.co.jp/raccoon21jp/40649877.html
<2202.詩経(179)小雅《小宛》2204.詩経(181)小雅《何人斯》>
2203.詩経(180)小雅《巧言》 記事をクリップするクリップ追加
2013/5/25(土) 午前 9:22

《巧言》

(こうげん)、毛伝「節南山の什」8・朱子詩集伝「小旻の什」4
悠悠昊天、曰父母且。
無罪無辜、亂如此憮。
昊天已威、予慎無罪。
昊天泰憮、予慎無辜。

亂之初生、僭始既涵。
亂之又生、君子信讒。
君子如怒、亂庶遄沮。
君子如祉、亂庶遄已。

君子屢盟、亂是用長。
君子信盜、亂是用暴。
盜言孔甘、亂是用餤。
匪其止共、維王之邛。

奕奕寢廟、君子作之。
秩秩大猷、聖人莫之。
他人有心、予忖度之。
躍躍毚兔、遇犬獲之。

荏染柔木、君子樹之。
往來行言、心焉數之。
蛇蛇碩言、出自口矣。
巧言如簧、顏之厚矣。

彼何人斯、居河之麋。
無拳無勇、職為亂階。
既微且尰、爾勇伊何。
為猶將多、爾居徒幾何。

読み下し

悠悠たる昊天、父母に曰う。
無罪無辜なるも、亂はかくの如く憮(憮然、残念、おおう)たり。
昊天已に威なるも、予は慎(まこと)に無罪。
昊天泰(おおいに、はなはだ)憮なるも、予は慎に無辜。

亂の初めて生ずるは、僭(せん、しん:本分を超える:古注来=諧、讒と通説)始めに既に涵(包容、潜む、容れる)る(ればなり)。
亂の又生ずるは、君子讒を信ず(ればなり)。
君子如(も)し怒らば、亂、庶(ねがわ、おおく)くば遄(すみやか)に沮(止む、阻む)む。
君子如し祉(福、さいわいする)すれば、亂、庶くば遄に已む。

君子屢(しばし)ば盟ず、亂、是に用(もっ)て長ず。
君子、盜を信ず、亂、是に用って暴。
盜言孔(はなは)だ甘し、亂、是に用って餤(餅;=啖、くらう、すすむ)む。
それ共(=恭、供)を止めず、維れ王の邛(病,労)たり。

奕奕(えきえき:高大、盛、美好)たる寢廟、君子これを作る。
秩秩たる大猷(はかりごと)、聖人はこれを莫(いな)とす。(通説は「大道を莫=謨(は)かる」と読む)。
他人に心あり、予はこれを忖度す。
躍躍たる毚兔(ざんと:ずるい兔)は犬に遭うて獲らる。

荏染(じんぜん:やわらかい)柔木、君子これを樹う。
往來の行言、心、これを數(かぞえる、わきまえる)う。
蛇蛇たる碩言、口より出ず。
巧言、簧(こう:笛の中の舌)の如し、顏の厚きかな。

彼れは何人ぞ、河の麋(牡鹿:び=湄、岸辺、水辺)に居る。
無拳無勇、職として亂階(禍端、禍根)を為す。
既に微(び:足瘡)且つ尰(しょう:足腫病)、爾の勇伊れ何ぞ。
猶(はかりごと、と通説。しかし猶=同=亂階(禍端、禍根)でしょう)をなすこと將(まさ)に多し、爾の居徒(なかま)幾何(いくばく)ぞ。

詩意

はるかなる天たる天は父母でもあり、父母たる天に曰う。
(我はかくも)無罪無辜なのに、(世の)亂はかくも無惨に覆い尽くす。
天たる天は暴虐だが、予は慎ましく無罪(のはず)。
天たる天ははなはだ無惨だが、予は慎ましく無辜(のはず)。

亂の初めの原因は僭越を許すにある。
亂が深刻化するのは、君主が讒言を信ずるからだ。
君主が讒言を怒りつければ、多くの亂など早いうちに阻止されるものだ。
君主が真剣に止めれば、多くの亂などたちどころに已むものだ。
(いまどきの君主はそうしないからダメなのだ)。

君主たちは屢(しばし)ば盟(ちか)いあう、そんなことをするから亂はかえって深刻化する。
君主たちは、いわば盗人達を信用する、だから亂はかえって暴虐になる。
盗人の言葉は大変甘い、だから亂はかえってお餅のようにおいしそうに見える。
このように諸侯臣下たちは共(=恭、供)を止めてしまう。こうして、周王は病苦になる。

高大な宮殿や宗廟は(昔の)君主たちが昔作ったものだ。
ちまちました大猷(はかりごと)など(昔の)聖人は否定したものだ。
他人にはみな心がある、我らはこれを忖度せねばならない。
どんな利口な兔(乱に生きる諸侯君主でしょう)も犬(聖人周王や心ある人々でしょう)に出会えば(結局は)つかまって(平らげられて)しまうのだ。

柔かい木(巧言を言う諸侯家臣でしょう)はもともと君主が樹えたものだ。
行きずりの人の言葉でも、心はついつい当てにしてしまう。
蛇のような長々した大言壮語も、(所詮は)口より出るもの。
巧言(甘い言葉、旨い言葉、当てにしてしまう大言壮語)は、どれも簧(こう:笛の中の舌)のようなもの、厚顔(無恥)の中からでてくる。

(乱の原因の讒言巧言をなす)こういう連中は一体何者なのか、いってみれば黄河の水辺に屯する麋(しか:角のある牡鹿)なのだ。
拳を持つわけでもなし勇気を持つわけでもないが、本来的に亂の原因(狩猟の対象)なのだ。
(健康な牡鹿でなく水辺に居るから)微(び:足瘡)で尰(しょう:足腫病)を病んだ牡鹿だから、その勇気などどうって事はないのだ。(あるいは、爾=心ある人たち、と読むなら、君たち心ある人たちの勇気には勝てっこないのだ、とも読めましょうか)。
乱をなすことばかり多い連中だ。その仲間は幾何(いくばく)もない大したことはない連中だ。(あるいは君たち心ある人は少なくないのだから連中をやっつけれるはずだ、とも読めましょうか)



http://baike.baidu.com/item/%E5%B0%8F%E9%9B%85%C2%B7%E5%B7%A7%E8%A8%80
小雅·巧言
《小雅·巧言》是中国古代第一部诗歌总集《诗经》中的一首诗。此诗是一首政治讽谕诗,讥刺周王为谗言所惑,终竟招致祸乱,同时痛斥了进谗者的厚颜无耻。全诗六章,每章八句,通篇直抒胸臆,文笔锋利,情感激愤。

作品原文

小雅·巧言
悠悠昊天1,曰父母且2。无罪无辜,乱如此幠3。昊天已威4,予慎无罪5。昊天泰幠6,予慎无辜。
乱之初生,僭始既涵7;乱之又生,君子信谗。君子如怒8,乱庶遄沮9;君子如祉10,乱庶遄已。
君子屡盟11,乱是用长。君子信盗12,乱是用暴13。盗言孔甘14,乱是用餤15。匪其止共16,维王之邛17。
奕奕寝庙18,君子作之。秩秩大猷19,圣人莫之20。他人有心21,予忖度之。跃跃毚兔22,遇犬获之。
荏染柔木23,君子树之。往来行言24,心焉数之。蛇蛇硕言25,出自口矣。巧言如簧26,颜之厚矣。
彼何人斯?居河之麋27。无拳无勇28,职为乱阶29。既微且尰30,尔勇伊何?为犹将多31,尔居徒几何32?[1]

注释译文
词句注释
昊天:老天,苍天。
且(jū):语尾助词。
幠(hū):大。
威:暴虐、威怒。
慎:确实。
泰幠(hū):太糊涂。泰,通太;幠,怠慢,疏忽。
僭(jiàn):通”谮”,谗言。涵:容纳。
怒:怒责谗人。
庶:几乎。遄沮:迅速终止。
祉(zhǐ):福,此指任用贤人以致福。
盟:与谗人结盟。
盗:盗贼,借指谗人。
暴:厉害,严重。
孔甘:很好听,很甜。
餤(tán):原意为进食,引伸为增多。
止共:尽职尽责。止,做到。共,通“恭”,忠于职责。
邛(qióng):病。
奕奕:高大貌。寝:宫室。庙:宗庙。
秩秩大猷(yóu):多而有条理的典章制度。
莫:制定。
他人有心:谗人有心破坏。
跃(tì)跃:跳跃的样子。毚(chán):狡猾。
荏(rěn)染:柔弱貌。马瑞辰《毛诗传笺通释》谓“柔即善也,非泛言柔弱之木”。
行言:流言,谣言。
蛇(yí)蛇硕言:夸夸其谈的大话。蛇蛇,“訑訑”之假借;訑,欺。
巧言如簧:说话像奏乐一样好听。簧,笙类乐器的簧片。
麋(méi):通“湄”,水边。
拳:勇。
职:主要。乱阶:逐渐引出祸乱的一连串事件。阶,阶梯,此为比喻义。
微:通“癓”,小腿生疮。尰(zhǒng):借为“瘇”,脚肿。
犹:通“猷”,指诡计。
居:语助词。徒:党徒。[2] [3]
白话译文
高高远远那苍天,如同人之父与母。没有罪也没有过,竟遇大祸难免除。苍天已经大发威,但我确实没错处。苍天不察太疏忽,但我确实是无辜。
祸乱当初刚生时,谗言已经受宽容。祸乱再次发生时,君子居然也听从。君子闻谗如怒责,祸乱速止不严重;君子如能任贤明,祸乱难成早已终。
君子屡次立新盟,祸乱因此便增长。君子相信那盗贼,祸乱因此势暴狂。盗贼谗人话甜蜜,祸乱因此得滋养。谗人哪能尽职守,只能为王酿灾殃。
巍然宫室与宗庙,君子将它来建起。典章制度有条理,圣人将它来订立。他人有心想谗毁,我能揣测能料及。蹦跳窜行那狡兔,遇上猎狗被击毙。
娇柔袅娜好树木,君子自己所栽培。往来流传那谣言,心中辨别识真伪。夸夸其谈说大话,口中吐出力不费。巧言动听如鼓簧,厚颜无耻行为卑。
究竟那是何等人?居住河岸水草边。没有武力与勇气,只为祸乱造机缘。腿上生疮脚浮肿,你的勇气哪里见?诡计总有那么多,你的同伙剩几员?[2] [3]
创作背景编辑
此诗是一个受到谗言伤害抑郁不得志的官吏为讽刺统治者听信谗言而导致国家混乱而作的。《毛诗序》云:“《巧言》,刺幽王也。大夫伤于谗,故作是诗也。”[2] [3]

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