あいまいな言葉という、あいまい を曖昧と表記してもなお、アイマイである。
これには曖昧模糊という、その使い方をしているかどうかである。
もう一つの言い方では両義性に解釈ができるという曖昧な表現のことがある。日本語の両義性となると、ハイという応答がある。
これには、yes、noとどちらも成り立つ場合がある、よくわからないか と言って、はい、よくわかる となると、はい、というのを考えてしまう。日本語では不正確といわれる応答でもないのだが。
vague 曖昧, 漠然, あやふや, 朦朧, もやもや, 曖昧模糊
ambiguous 曖昧, 不明, 紛らわしい, あやふや, 不得要領, 曖昧模糊
ambiguity the quality of being open to more than one interpretation; inexactness.
obscure 不明, 漠然, はっきりしない, 曖昧模糊, 仄暗い, 名も無い
ユーチューブに日本語米語の文化を言い立てる帰国子女のインフルエンサーがいる。漢字の読みに腹が立つなど、面白いので見てしまうが、ある時、ゆで卵を言っていた。ゆでたまごは、茹で卵とどうして茹でた孫となるのかと、それだけを言うのでふうむと――
アイマイというのはモコであることでない、両義であるという、日本語についての指摘がある。政治家の発言に、役人の答弁に、その傾向が顕著なことを言われ続けてきた。検討します、善処します、ハイ、ハイといっこうに解決しない受け答えである。