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述語とは  日本語の文法について  その40  述語20

2013-06-01 | 日本語文法
述語とは  日本語の文法について  その40  述語20

文において主語述語は成分要素である。文の構成成分では主語を必須とするかどうかに対して、主語は必須のものである。主語があるかないかの議論は主語を成分としてどうとらえるかであったが、日本語の文では述語が核になり述語をもって文を捉えることができる。述語動詞の考え方について日本語の文法に準じてみると動詞述語の捉え方ができる。主格主語を典型に示すのは動詞文で存在文となる。

動詞述語に加えて述語には形容詞述語、名詞述語をとらえる。述語動詞だけを見れば形容詞述語、名詞述語は日本文法の特徴である。形容詞が単独でその言い切りにより述語となることができる。名詞には語形の変容がないので動詞、形容詞のように単独で述語になるかどうかは議論が必要である。しかし、~です という指定の表現で成立する。形容詞にも同様に、~です によって、文となる。

述語は文末に置かれた品詞によって特徴づけられるので日本語の文は述語の構造を見て基本文型にわける。動詞述語による動詞文、形容詞述語による形容詞文、名詞述語による名詞文である。主語との関係で、主格主語が現れるのは動詞文にあって存在文が代表的な文型である。主題主語は名詞文に現われる。形容詞文は対象主語と主題主語をもって表現される。複文の文型となる …wa…ga構文がある。

日本語の文は述語をみて3基本文型に存在文とプラスアルファというとらえ方ができる。主語と述語の成分に格を表す助辞がかかわって動詞述語には文末まで関係する場合を上げると、NとVにかかりうるパターンがある。NがNにNをNとNでNよりNへNからNまで V  N:名詞 V:動詞  このうち、~が ~を ~に ~と についてこの4つが論理的な関係を示す基本となる。

述語はあること、ものについて述べることである。その述べ方は文末に終止して文を成立させると考える。動詞の語形変容、形容詞の語形変容でその機能をになう形が現れる。またその表現には名詞につく、~です という形で丁寧を表す。動詞にも同様に、~ます を終止とする。単位文における文末終止は文を叙述として現わしている。

文には陳述というとらえ方があり、さきの叙述に対して文法機能のひとつに見ればそれは重要な働きで陳述があるかないかが議論された。それは動詞述語の場合と形容詞述語の場合とで代表して陳述の働きが異なるとされてきたためである。その陳述につい統叙展叙の機能を分析し陳述は述語に備わるものとして議論が出され、文の議論は構文論で理解される。

日本語の文末に述語があってその表現意図によってさまざまに語変容を起こして文の構成要素と関係を表す。それを動詞述語によらえて動詞に下接する膠着現象で相互の関係を見ることができる。動詞、態、時、相、推量などがあらわれてその前には論理格の格助辞の付いた名詞が配される。このような述語の部分における文法は文だけでなく文章にも及んでその成分関係を持っている。

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