原稿と草稿の違いがわからないという。草稿とは原稿のことだということがあるし、辞書にもその意味説明で、原稿を引けば草稿のことと見える。しかし、原稿が草稿であるかとなると、そうは言えない。原稿を清書して書き上げたものとして言うことがあるからである。そうすると草稿は下書きのことになる。原稿と草稿の違いがわからなければ、草稿と言わずに、下書きと初めから言えば済むことであった。ただ、草稿は下書きとも違う、ともいえるようなので、原稿の完成には下書きがあって、草稿を作り、それを手直しして原稿とするというプロセスになるか。原稿を書き上げて公表するための活字また印字を出版物とするとなると、それまでの原稿にも初稿と言い、2回目の原稿、3回目の原稿があるかもしれない。原稿の修正が行われる。それはやはり、下書きでもなかったし、草稿と呼ばなくてもいいだろう。だが、下書きの原稿があったりするし、それが草稿のことになる。
稿(げんこう)とは - コトバンク
https://kotobank.jp/word/原稿-60422
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 - 原稿の用語解説 -
(1) 印刷,講演などのもとにするために作成した下書き。草稿。 (2) 転じて,印刷製版に用いる写真,絵画などをもさし,写真原稿,挿絵原稿などという。
げん‐こう〔‐カウ〕【原稿】
1 印刷・公表するもののもとになる文章・書画・写真など。特に、その目的で文章を書いたもの。
草稿を作る
prepare [make] a draft
草稿本と清書本が存在するが、伝本は少ないとされている。
Although some draft-manuscripts and fair copies exist, it is believed that few original manuscripts and prints have survived.
稿(げんこう)とは - コトバンク
https://kotobank.jp/word/原稿-60422
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 - 原稿の用語解説 -
(1) 印刷,講演などのもとにするために作成した下書き。草稿。 (2) 転じて,印刷製版に用いる写真,絵画などをもさし,写真原稿,挿絵原稿などという。
げん‐こう〔‐カウ〕【原稿】
1 印刷・公表するもののもとになる文章・書画・写真など。特に、その目的で文章を書いたもの。
草稿を作る
prepare [make] a draft
草稿本と清書本が存在するが、伝本は少ないとされている。
Although some draft-manuscripts and fair copies exist, it is believed that few original manuscripts and prints have survived.