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仮名音節の単位

2019-05-09 | 日本語音韻

音韻論における音素分析は音声のより詳しい記述をおこなう。単音をいかに析出し、それが語中でいかに音声として、ことばの使い方に構成されているかを議論する。音韻を文字表記から、/でくくって了解することを、それはIPAで示されることが共通の理解となることであるし、それに加わる補助記号の多くが、語の弁別に働くかどうかを議論する。その現象を機械音声、聴覚音声で記述する方法も、IPAによらなければ、議論の内容をこまかく、理想的にすることができる。その音素分析の一方で、音節を単位とする捉え方ではどうなるか。その表記に仮名文字を用いる日本語は音節での分析が可能となる弁別機能を見ることになる。漢字表記をして同音異義の語を区別できるからであるが、コミュニケーション上に共有する情報が仮名文字発音で実現している。仮名表記をラテン文字にして、日本語にアルファベットのローマ字をもってしても、その簡便な機能は変わらない。



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