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除夜の鐘

2013-12-31 | 新日本語百科
徐日 じょじつ その夜を除夜というそうだ。大晦日の夜のことになる。除夕とも。旧年を除く日の意のようだ。おおつごもりとも言うが、月籠り、晦日 つごもり となって、除夜は、除字により、旧を新に変える意である。字通より、祓除が原義、祓除の意より除去・除外・除任・除夕のように用いる。みな旧を棄て、新に就く意である、と見える。

はらう、はらいのぞく、きよめる。
とりさる、とりはらう、さる。
はらいきよめたところ、宮廷の庭、きざはし。
旧を去り、新を迎える。除官、除夕など。
算法で、割算をいう。

〔名義抄〕除 ノゾク・ツク・ツキヌ・ケツ・サル・ヒラク・サラフ・ハシ・ヲサム・オク・ハラフ・シリゾク



除夜
《除日(じょじつ)の夜の意》1年の最後の夜。大晦日(おおみそか)の夜。除夕(じょせき)。《季 冬》「―の妻白鳥のごと湯浴(あ)みをり/澄雄」
デジタル大辞泉
除夜
一年の最終日の夜。大晦日(おおみそか)の夜。 [季] 冬。
大辞林 第三版
除夜の鐘
除夜の12時をはさんで、寺々で鐘をつくこと。また、その音。108の煩悩(ぼんのう)を除去し新年を迎える意味を込めて108回つく。百八の鐘。《季 冬》「妻はまだ何かしてをり―/草城」
デジタル大辞泉


世界大百科事典 第2版の解説
じょや【除夜】

大晦日の夜。年の夜,大年,年越しなどともいう。神社では大祓(おおはらえ)といって人形(ひとがた)に託して罪穢を流し,寺院では百八煩悩の鐘をつき鳴らす。除夜の鐘は午前零時の前後につかれ,ここに年の境のあることが一般に認められているが,一日の境を日没時とする日本の古い考えでは,除夜はすでに新年に属し,来臨する年神をまつる神聖な夜であった。このため神社では篝火が焚かれ参籠が行われるが,一般家庭でも,かつては年神の前で家族揃って正式の食膳を囲んだあと,いろりに大火を焚いて終夜起きているべきとしていた所が多い。




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