マスク2枚を全戸に配布する、一人当たりではないのかと、その政策に思う。誰しもが、2枚で足りない、家族が3人いたらなど、そこで、人口ですれば2億5千万枚とは、というふうにまじめに考えても、どこにストックを作ったかと思いきや、全戸なると、家族全員ともなるから、総人口でよいことになってくる。しかし、世間は異なって、何をかいわんやの議論が百出して、あれを、これをと言い出す。
まさに政治であって、その中には、それを受け止めればどうかなるかと、すぐにも、テレビのコメンテーター出演をして、>「日本って今、5800万世帯あるんですよね。5800万世帯に2枚ずつ袋詰めして、住所をペタって貼って、(送料が)84円だとすると、50億円くらいかかるんですよ」と試算、なかなか、よい受け止め方である。そして、この意味を受け止めると、やはり政治である、全戸配布をするとなると、即時届くという日本システムであるから、いまはこれが手っ取り早いし、支援策を打ち出して、効果的である、と考えるのはわたしだけか。
このコメントには、したがって、政治をどうするかを考えさせられて、どこからでも聞こえてきそうなのが、もっと現金を送れというような、金券でもなく、商品券でもなく、国民の声の恐ろしさである。テレビのショーでも、野党の政治コメントのことでもない、現実に試算が正しければ、50億以上かけて、対策かけてやってみてください、となる。
https://www.sanspo.com/geino/news/20200402/geo20040214350036-n1.html
2020.4.2 14:35
全戸に布マスク2枚配布「50億円くらいかかる」豊田真由子氏が指摘
豊田真由子氏
元厚生労働省官僚で元衆院議員の豊田真由子氏
マスク配布「不安拭えず」と野党
政策順位に疑問を呈す
2020/4/2 18:58 (JST)4/2 19:11 (JST)updated
©一般社団法人共同通信社
> 野党は2日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、布製マスク2枚を全戸に配布するとした政府の方針に対し「それだけで国民の不安は払拭できない」(福山哲郎立憲民主党幹事長)などと指摘、優先順位の高い政策課題ではなかったと疑問を呈した。
福山氏は「マスク配布を否定しないが、経済対策が出ていないのは非常に遺憾。マスクと共に、補償もしますと言ってほしい」と述べ、休校要請やイベント自粛などに伴う損失補償の必要性を訴えた。
共産党の志位和夫委員長は記者会見で「医療、介護という、まずマスクが届くべきところに届いていない実態への具体策がない。やる気があるのか」と批判した。
アベノマスク批判も首相自信
2020年04月02日 16時00分 日刊スポーツ
>安倍晋三首相は2日の衆院本会議で、新型コロナウイルス感染拡大の現状について「東京など都市部では感染者が急増しているが、オーバーシュート(爆発的患者急増)ではない。ただし、いつ急拡大してもおかしくない瀬戸際が継続している」との見方を示した。
日本医師会が1日に「医療危機的状況」を宣言したばかり。一部では病床不足も指摘されているが「病床は2万5000床以上、人工呼吸器は8000台確保している」とし、重症者増加に備えて態勢を整えていると強調した。
首相はこの日も布マスク姿で答弁を行った。全世帯に2枚ずつ布マスクを配布すると取り決めたばかりだが、「不安を解消できる」と自信満々にアピール。一方、野党からは「ネット上など、一部では『アベノマスク』と呼ばれている。場当たり対応の極みだ」と痛烈に批判される場面もあった。
新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言の発令に関する判断基準についての質問も相次いだ。「生活に甚大な影響を及ぼす感染が発生した場合など、状況を注視しながら、専門家の意見を踏まえ、私が判断を行う」とした上で、もしも宣言に至った場合は「ちゅうちょなく決断し、実行していく」と話した。
支援策の中では、全世帯への現金給付については「考えていない」とし、コロナの影響で減収した世帯など限定的な給付とした。