日本語誤百科 745 一攫千金をつかむ を、例題にしている。一攫 いっかく は、一獲 とする。解説は、獲 と、つかむ を同語反復としている。気になるところ、この文字に書き換えるのは、制約があってのことだろう。たしかに、一攫千金を夢見る、などの使い方で、一掴みにした金子をイメージするところだから、一掴みに掴むと言ってしまって、つかむ、が繰り返されるわけだから、表現が重なることになる。ここは、一攫千金という語になっているので、掴むの語を添えても同語反復にならない。さらに、ひとつかみする、ふたつかみする、というような使い方だと、一攫千金 に対して、*二攫千金とは言えないわけだから、一攫万金はありそう、このままで熟語の慣用があってよいと思われる。
日本誤百科というコラムに、日本語新百科をこしらえようとして、日本語はどうなっているかと、日本語珍百科を書いてしまいました。コラムの著者には解説を簡潔に書いていくという制約があるでしょうに、ご苦労を思いつつ、このようなブログを書くきっかけをくださって感謝いたします。
意味や解説。一度にたやすく大きな利益を手に入れること。一つの仕事で巨利を得ること。▽「一攫」は一つかみの意。「攫」を「獲」と書くのは本来は誤用。「千金」は大金の意。非常に高価、貴重なことのたとえ。 - goo辞書
この辞書の解説で、本来は誤用としているのに注意がいる。
また次の解説で、次のようである。
掴む・攫むのことわざ - 故事ことわざ辞典
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「掴む・攫む」を含むことわざ・慣用句・故事成語・四字熟語の一覧。 ... 掴む・攫む」を含むことわざ・慣用句・故事成語・四字熟語. 一攫千金(いっかくせんきん) · 溺れる者は藁をも掴む(おぼれるものはわらをもつかむ) ...
辞書で
http://kotowaza-allguide.com/i/ikkakusenkin.html
【一攫千金の解説】
【注釈】 ひとつかみで大金を得るということから。
あまり苦労をせずに、ちょっとした仕事でやすやすと大金を手に入れることにいう。
「一攫」とは、一つかみという意味。
「攫」が常用漢字でないことから、「つかむ」に近い「得る」の意がある「獲」の字が代用されることもある。
「千金」とは、千両。大金のこと。
【出典】 -
【注意】 一度に大きな利益を得るという意味なので、地道に努力して儲けることに使うのは誤り。
誤用例 「長年の努力が実って、一攫千金を手に入れることができた」
【類義】 一攫万金/濡れ手で粟/濡れ手で粟のぶったくり
【対義】 -
【英語】 To become wealthy at a single bound.(一回の勝負で金持ちになる)
【用例】 「一攫千金を夢見て競輪場へ通ったが、結局は借金ができただけだった」
日本誤百科というコラムに、日本語新百科をこしらえようとして、日本語はどうなっているかと、日本語珍百科を書いてしまいました。コラムの著者には解説を簡潔に書いていくという制約があるでしょうに、ご苦労を思いつつ、このようなブログを書くきっかけをくださって感謝いたします。
意味や解説。一度にたやすく大きな利益を手に入れること。一つの仕事で巨利を得ること。▽「一攫」は一つかみの意。「攫」を「獲」と書くのは本来は誤用。「千金」は大金の意。非常に高価、貴重なことのたとえ。 - goo辞書
この辞書の解説で、本来は誤用としているのに注意がいる。
また次の解説で、次のようである。
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【一攫千金の解説】
【注釈】 ひとつかみで大金を得るということから。
あまり苦労をせずに、ちょっとした仕事でやすやすと大金を手に入れることにいう。
「一攫」とは、一つかみという意味。
「攫」が常用漢字でないことから、「つかむ」に近い「得る」の意がある「獲」の字が代用されることもある。
「千金」とは、千両。大金のこと。
【出典】 -
【注意】 一度に大きな利益を得るという意味なので、地道に努力して儲けることに使うのは誤り。
誤用例 「長年の努力が実って、一攫千金を手に入れることができた」
【類義】 一攫万金/濡れ手で粟/濡れ手で粟のぶったくり
【対義】 -
【英語】 To become wealthy at a single bound.(一回の勝負で金持ちになる)
【用例】 「一攫千金を夢見て競輪場へ通ったが、結局は借金ができただけだった」