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マスク明神

2020-07-31 | 新語・社会現象語

みょうじん、明神様は名神号であったそうだ。特定の神祇号に対して、明神とは、その由来からして、知恵明らかな神である。そこに、マスク明神は造語して、安倍首相の発想かどうか、国民にマスクを配るという政策で、そのタイミング、マスクの出来合い、発送にかかる政治的絡み合いに、届いたのが小さいとか、布ガーゼは役立たずだとか、散々なものである。マスクのスタイルで言えば、昭和世代の口の大きさのように、何も関係しないが、すぼめ口の口蔽いであるから、ウイルスを防ぐとか、防疫上のマスクに比べれば、いわば、かわいいものである。そこで、マスク対対策の議論やかましきころ合いに、各戸に2枚あてを直接配布と、郵便局ポスト名簿による配達システムを使って送られて来た。そのころに、このマスクは使い物になる、ならないとかで、我が家にもやかましくマスク批判で、ほどなく、福祉に寄付するとか言い出したので、それはいかん、神だなにあげておこう、というのが、私の意見であった。それは、以前に、ブログですでに書いたが、またここで繰り返せば、アベガ~、と、やってきそうな、世論である。まったくもって、ない時の騒ぎようは、のど元過ぎてのこと、届いたのであるから、こんなにありがたいことはないと、神棚に祭ろうというわけである。しかし、世の中を見回せば、罰当たりなことである。政治に要求して、マスク代わりに消毒薬だとか、衛生用具を希望するなどと、極めて当然のように、税金の使いようを言い出している。






世界大百科事典 第2版の解説

神の尊称の一つで,神威明らかな意。同音の名神に代わって9世紀半ばころから使われるようになったが,名神が《延喜式》臨時祭の条にいう名神祭にまつられる特定の神格に限っての称であるのに対して,明神号には祭祀上の限定はなく,近世には神祇伯を名のる吉田家が私に明神(または大明神)号を乱発するにいたっている。しかし記録の上では,《日本後紀》弘仁5年(814)9月15日条に豊稔を感謝して〈明神〉に奉幣したとあるのが初見で,その後《続日本後紀》承和10年(843)4月の条に山埼神が〈名神〉にあずかったとありながら,同15年(848)3月の条には同神を〈山埼明神〉と記しており,また嘉祥1年(848)11月の条には隠岐国伊勢命神がよく霊験を示すので〈明神〉に列せられたとあるなど,当初は従来の〈名神〉との混用があって同義であったらしい。


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