堅塩かたしほを 取とりつづしろひ 糟湯酒かすゆざけ うち啜すすろひて 咳しはぶかひ 鼻びしびしに しかとあらぬ 鬚ひげかき撫でて 憶良のうたの意ssつである。びしびし という語を、歌う。風雑まじり 雨降る夜よの 雨雑まじり 雪降る夜よは 術すべもなく 寒くしあれば に続く。ブログで万葉の歌を書く人がいる。そこに、ふりがながあるので、ちょっとコピーをしてくると、その行が崩れてしまうが、ふりがながあって、意外と読みやすいのに気づく。我あれを措おきて 人は在らじと 誇ほころへど こういうふうになる。寒くしあれば 麻衾あさぶすま 引き被かがふり 布ぬの肩かた衣ぎぬ 有りのことごと 服襲きそへども 寒き夜すらを 山上憶良〔巻五・八九三〕 http://blog.goo.ne.jp/manyou-monogatari/e/8810343065001bcc7a532436d5347b4d 2009年09月15日 | 憶良編
http://blog.goo.ne.jp/manyou-monogatari/e/13b01993ffef4ee7584781bae56df890
平成24年7月22日(日)
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今日の 朝日新聞に 「万葉歌みじかものがたり」が 掲載されました。
読書欄『著者に会いたい』です。
☆☆ 大朝日 全国版に 載ったから 今日がわたしの みじか記念日 ☆☆
関西言葉で訳す古代の歌心
「三輪山を しかも隠すか 雲だにも 情（こころ）あらなむ 隠さふべしや」。近江遷都のとき、額田王（ぬかたのおおきみ）が大和の三輪山に別れを惜しんだ万葉歌だ。
中村博さんが訳すと。「あかんがな うちの気持ちが 分かるなら 雲よ三輪山（おやま）を 隠さんとって」。万葉集の全４５１６首を関西言葉で訳そうと志し、第１巻を出した。
「万葉の時代には関西の言葉が標準語でした。関西言葉はリズミカルで包容力があり、万葉の歌心を現代へ伝えるのに適しています」
万葉学者の犬養孝さんに出会ったのは高校の夏休み。堺市の成人学校にもぐりこんで、万葉の講義を聴いた。皆さんが恋するように万葉人も恋したのです、という言葉が少年の心をつかむ。万葉歌を朗唱する犬養節にも魅せられる。大阪大学の経済学部時代は、文学部まで犬養さんの講義を聴きに行った。万葉の故地を一緒に訪ねる会にも参加した。
「万葉の時代には関西の言葉が標準語でした。関西言葉はリズミカルで包容力があり、万葉の歌心を現代へ伝えるのに適しています」
万葉学者の犬養孝さんに出会ったのは高校の夏休み。堺市の成人学校にもぐりこんで、万葉の講義を聴いた。皆さんが恋するように万葉人も恋したのです、という言葉が少年の心をつかむ。万葉歌を朗唱する犬養節にも魅せられる。大阪大学の経済学部時代は、文学部まで犬養さんの講義を聴きに行った。万葉の故地を一緒に訪ねる会にも参加した。
不動産鑑定の会社を経営していた５０代の終わりに肺を病んだとき、再読したのが犬養さんの名著『万葉の旅』。万葉熱が再発する。リハビリを兼ねて、本に登場する万葉ゆかりの地３０９カ所すべてを訪れた。
「若き日の私の心に犬養先生がまいてくださった万葉の種が、古代ハスのように芽吹いたのです」
この春、「俗っぽい仕事」から身を引き、今は万葉ざんまいの日々。本は全１０巻で、来年完結する。残りの人生は、犬養万葉学の精神を若い世代へ伝えることにささげたい。
国文学者の折口信夫（しのぶ）に『口訳万葉集』という、万葉集の大阪弁まじりの全訳があることを最近知った。
「あんな偉い方が１００年も前に」
わが意を得たり、と思った。
＜朝日新聞記事＞
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4月上旬並み
2007年02月06日23:26
業務の2日目、エアコンを調節しようか
というぐらいの暖かさだった、昼下がりに気温は上がったようだ
15℃あるいは16℃となると、この陽気だ、立春を過ぎたという声とともに一気に春になった
受験シーズンの寒さがないので、異常とすれば、そうだ
5トントラックで8000台分の雪を集めなければならなくなった
札幌の雪祭りが始まったそうだが、暖冬傾向の影響が出るか
雪に降り注ぐ雨となってはひとたまりもないか
北の国は少し寒さに戻る
競争の原理が、分配の原理となった
それも格差社会によるいわば分捕り合戦
手にするパイは多くはないから、それを新たな理屈による
有利になることならば何でもしようとする、言おうとする
