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日本文法文章論 折り紙ローズ

2014-09-05 | 日本語文法文章論
現代日本語文法文章論 題材は、タイトルが、折り紙ローズ 世界で咲く とあり、副題に、立体のバラを作り30年、研究成果まとめた教本出版 とある。日本経済新聞の文化面、20140905付けである。執筆者は川崎敏和 氏である。なお、有料会員サイトであり、著作の全文をこのように言語分析に資料としているので、そのことをお断りするとともに、ここにお礼を申したい。

冒頭の文は、次である。

>私は折り紙作家、代表作はバラ。つぼみや満開のバラ、1分で完成するものから30分はかかる写実的なものまでいろいろ考案した。

末尾の文は、つぎである。

>ぜひ試してみてほしい。

書き出しの文段は、次のようである。

>私は折り紙作家、代表作はバラ。つぼみや満開のバラ、1分で完成するものから30分はかかる写実的なものまでいろいろ考案した。最初のバラを世に出したのは約30年前。1985年ごろに発表したバラは海外に広まり、「Kawasaki Rose(カワサキローズ)」と名がつき、いつしか国内でもそう呼ばれるようになった。

末尾の文段は、次のようである。

>折り方をマスターして、色とりどりのバラを使ったコミュニケーションを楽しんでみてはいかがだろう。特に海外では強力なコミュニケーションツールとなる。私も飛行機内で客室乗務員や隣の乗客にプレゼントしたものだ。ぜひ試してみてほしい。

段落は見出しのもとに、次のようである。

>紙が見せる一瞬の表情
 福岡市内の大学に通う途中、書店に立ち寄り、様々な折り紙があることを知った。最初はカブトムシなどの昆虫を本の指示通りに折っていたが、出来栄えに納得がいかず、手を加えるようになった。折り紙創作の始まりだ。

>曲面の美しさ表現
 バラは花びらの曲面が命だ。美しい曲面を出すために折り目を減らした。特に最初のカワサキローズは、デコレーションケーキを飾るクリームのバラをイメージして作った。バラに限らず、私は紙という素材を生かした作品を目指している。

>平和のシンボルに
 市の花がバラという縁で、私のバラは2003年から広島県福山市の平和活動で使われている。活動に合うような名前をつけるよう提言したところ、「折りばら」や「福山ローズ」の名で福山市民に愛されるようになった。折り鶴ならぬ「折りばら」が市内の平和祈念像「母子三人像」などに献花され、戦没者の慰霊や戦争体験の継承に役立っている。何千人もが私のバラを折り、社会に役立てている。何と嬉(うれ)しいことか。

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