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現代敬語の新原則

2013-12-26 | 新日本語百科
敬語は礼儀の言葉と考えて現代敬語をとらえてはいかが。

敬語は、うやまう、いやまう、という原則をもつ。
敬う語としての古代からの解釈を現代風に、礼儀 ヰヤマヒ と見る。

日本語の敬語表現を歴史にたどれば明らかにされているように、尊敬、謙譲、丁寧の用法を分析し、現代敬語の分類には、謙譲を謙譲ⅠとⅡに分けることで、丁重を分け、美化語を加えた5分類にする。
この尊敬と謙譲を現代の敬語に表現して行くと社会的上下と身分関係を表わすという説明が行われる。

それはまた敬語の用法を間違えないようにということでその関係を固定化する言語表現となっている。
敬語はその使用場面で話し手と聞き手、その話題の相手に、失礼のないようにと使い分けられる。

それでは、対人関係の上で、身分を規定するような言葉づかいではなく、原則に礼儀を持つ言語表現とすればわかり良くなることがある。
つまり謙譲の説明に、ヘリくだりという日本語を当てはめて、そのやりとりの情況を現代社会で通用させるには、説明が困難となる。
こちらを下げることで、相手を上げるといったことは、どうもわかりにくく、対外的にもこれからのよりよい日本語のためにも不合理である。

現代敬語の原則にその5分類は引き継がれることになるが、文法、語彙においてその分類名称の命名を現代社会に合わせて礼儀を基準に工夫してはいかがかと考えるものである。





敬字に読みをもつ語、字通より
〔新撰字鏡〕敬 ツツシム・カシコマル 
〔名義抄〕敬 ウヤマフ・ツツシム・オガム・ツトム・ハヂ・タカシ・ウヤ 
〔字鏡集〕敬 ツトム・ウヤ・ウヤマフ・ツツシム・タフトシ・ナラフ・タカシ・ヲガム・ハヂ


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