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2020 0125 ストーリーと実話

2020-01-25 | BS放送

韓国映画 タクシー運転手 を鑑賞した。光州事件を題材にソウルから取材に行くドイツ人記者を載せたタクシー運転手の話である。実話をもとにアレンジしたという。安全かつ無事で軍事クーデターを眺めた作品ように見える。それはまた、人物の描き方にある。映画のエピローグで記者が運転手を探す独白があって、それに応じたサイトの記事があった。実際にはどうであったか、物語は映画と息子の話と読み聞きすることができる。
やりきれない思いに。
同胞に水平射撃をするシーンは、人民が銃撃した事実を、重ね合わせて、アジアの国に起こる軍隊と民衆の地域である。
これは、どう記憶するだろう。
同胞による殺戮はその国の歴史にきざみこまれて、戦争の記憶を変える。


http://klockworx-asia.com/taxi-driver/about/
映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』

戒厳令下の物々しい言論統制をくぐり抜け唯一、光州を取材し、全世界に5.18の実情を伝えたユルゲン・ヒンツペーター。その彼をタクシーに乗せ、光州の中心部に入った平凡な市民であり、後日、ヒンツペーターでさえその行方を知ることのできなかったキム・サボク氏の心境を追うように作られた本作は、実在した2人が肌で感じたありのままを描くことで、1980年5月の光州事件を紐解いていく。
Story
ソウルのタクシー運転手マンソプは「通行禁止時間までに光州に行ったら大金を支払う」という言葉につられ、ドイツ人記者ピーターを乗せて英語も分からぬまま一路、光州を目指す。何としてもタクシー代を受け取りたいマンソプは機転を利かせて検問を切り抜け、時間ぎりぎりで光州に入る。“危険だからソウルに戻ろう”というマンソプの言葉に耳を貸さず、ピーターは大学生のジェシクとファン運転手の助けを借り、撮影を始める。しかし状況は徐々に悪化。マンソプは1人で留守番させている11歳の娘が気になり、ますます焦るのだが…。
Director’s Message
始まりは1980年5月の光州を取材したユルゲン・ヒンツペーター記者、そしてソウルから彼を乗せて光州まで行った一人のタクシー運転手キム・サボクの話だった。韓国現代史の大きな痛みである事件を扱うというプレッシャーがなかったとは言えない。“果たして私がこのようなスケールの大きな事柄を映画にできるだろうか”という怖さが先に立った。
そんなプレッシャーにもかかわらず『タクシー運転手』に私自身が引き込まれていった動力とは、マンソプとピーターという2人の主役のおかげだ。当時ユルゲン・ヒンツペーターは日本特派員として仕事をしていた。そんな中、韓国の状況を聞いて躊躇することなく光州に取材に来た。一体何が彼をそこまで突き動かしたのか。そして偶然にも彼に同行することとなった平凡なタクシー運転手は、共に行動する中で何を見て何を感じたのか。そんなマンソプの目に映った時代の姿と彼の心が大きく揺さぶられる様を描きつつ、歴史上の偉人が成し遂げた大きな事柄ではなく、普通の人々の小さな決断と勇気が積み重なり何かが成し遂げられるといった、近くで見ていなければ知り得ない事柄を描きたかった。マンソプのタクシーに乗りながら、観客の皆さんにも、自分たちの話として考えてもらえる機会になれば嬉しい。
この話は平凡なタクシー運転手と外国人記者、それから光州で出会う2人の視線を通じて描かれる“あの日”に対する物語だ。そして平凡なある個人と時代が生んだ、危険な状況に負けず、最後まで自分の仕事を成し遂げたという話でもある。
——— 監督 チャン・フン


『タクシー運転手』キム・サボク氏の長男「本当の父の姿を知らせたい」
登録:2018-05-13 23:14 修正:2018-05-15 05:51
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1980年光州を訪れた『タクシー運転手』キム・サボク氏 
1975年からドイツ人記者ヒンツペーター氏と会い 
咸錫憲、桂勳梯など在野の大家とも交流 
「時代の痛みを知らせようとした父の努力を知らせたい」


2018年05月15日 11時09分 JST | 更新 2018年05月15日 11時09分 JST
映画『タクシー運転手』神話の構造と実在のタクシー部隊
記録と記憶をともに引き継ぐためにこうした物語は必要なのだ。
杉本穂高映画ブロガー・ライター
> 映画を観る前に光州事件についてもっとよく知っておこうと、一冊関連本に目を通してから行こうと思って、『全記録光州蜂起 虐殺と民衆抗争の十日間』を読んでみた。この本は前書きによると、ソウルのプルピッ社から1985年に刊行されたが、発売と同時に全斗煥政権によって押収、発売禁止された『光州5月民衆抗争の記録―死を越えて、時代の暗闇を越えて』を原著にしているとのこと。光州の民衆蜂起を現地サイドで収集し得た諸資料を整理してまとめたものだそうで、編集者は全南社会運動協議会。翻訳は光州事件調査委員会で拓殖書房から出版されている。


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