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0716 臓器提供

2014-07-16 | 日記
0716 臓器提供

妻が、今も人を支えている 臓器提供「生前の思い生かす」 中日新聞トップ記事、見出しである。20140716  
リードには、二〇一〇年に改正臓器移植法が施行されてから、十七日で四年になる、とある
>本人の意思表示がなくても家族の同意で脳死下の臓器提供を可能にするなど条件を緩くしたはずが、提供件数は一〇年以降、減少傾向にある。記事中見出しに、法改正4年 広がらぬ意思表示 とある。   

トップ左の見出しに、名駅に空港線ホーム 名駅、リニア開業に合わせ とある。 20140716 朝刊
記事には、名古屋鉄道(名古屋市)が、二〇二七年のリニア中央新幹線開業に合わせた名鉄名古屋駅の再開発で、中部国際空港(愛知県常滑市)につながる空港線の専用ホーム設置の検討に入った、とある。  

その下の見出しには、オスプレイ首都圏に 米側「今後、本土各地へ」 とある。20140716  
記事には、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の垂直離着陸輸送機オスプレイ一機が十五日、神奈川県の厚木基地と静岡県御殿場市の米海兵隊キャンプ富士へ飛来した、とある。




中日春秋
2014年7月16日

 英語のハンマー(hammer)は「槌(つち)」のことだが、動詞として使う時には、意外な意味も持つという。ハンマー・アウト(hammer out)と言えば、「激しく意見が対立する問題を、粘り強い調整で合意に持ち込む」との意になるそうだ

 確かに国と国の利害が複雑に対立する国際会議では、木槌を手にした議長があちらを叩(たた)き、こちらをへこませ、妥協点を探る。見事に合意に至れば、議長が木槌を誇らしげに打ちたたき、議場は拍手に包まれる

 二〇一〇年の秋に「名古屋議定書」が生まれた時も、未明までぎりぎりの交渉が続いた生物多様性条約締約国会議の議場に、ハンマーの音が響いた。貴重な生物資源の恵みを、どう分かち合うか。議長国・日本が、先進国と途上国の厳しい対立を超えてまとめ上げた文書は、「歴史的収穫」とも評された

 名古屋の名を冠したその議定書が、この秋ようやく発効するというのに、日本は産業界などとの調整が遅れて、締結の目途が立っていないという

 日本は、先進国の温室効果ガスの削減義務を定めた「京都議定書」からも既に離脱している。こちらも産業界との調整を進められず、温暖化問題の主導者どころか、「周回遅れ」と評される始末だ

 NAGOYAにKYOTO。環境先進国として世界に誇りうる二枚看板が、無策のハンマーで打ち壊されてはいないか。

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