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日本言語2 ジツホン ゲンギョ

2020-03-03 | 日本語言語

言語、コトバをとらえる。げんご、げんぎょ、ごんご というふうに、日本語はその発音を変える。コトバにも、言葉とするか、詞、辯、弁、など、ことば とする文字遣いはいくつにもなる。げんぎょ について、げんご 言語 に同じ、というコトバンク所載の辞典、大辞泉、大辞林の項目は、精選日本国語大辞典の語誌にある、解説のように、ゲンゴの読みが一般化したために、正しくは、げんぎょ とするようである。漢音読みと呉音読みとを混交しているために、語の成立を、ゲンゴとしない考え方である。はて、にっぽん にほん じっぽん となると、どうか。日本の読みを、ニ―フォンと仮説を立てたことがあるが、音声ゲンギョ、文字ゲンギョ、にも、インセイ、ブンシ とするかどうか、国語の徹底しないところであるから、文字と言葉の成立に漢字を用いる言語としてとらえるべきである。すなわち、ゲンゴとは何か、コトバとはなにか。


コトバンクの項目
言語(読み)ゲンギョ
language logos いいかたら・う  いひかたらふ げんご ことかたら・う ‥かたらふ ごんご 言▽語

大辞林 第三版の解説
〔「げん」 「ぎょ」ともに漢音〕
「言語げんご」に同じ。
〔「ごん」 「ご」ともに呉音〕

精選版 日本国語大辞典の解説
[語誌]江戸時代までは漢音よみの「ゲンギョ」と呉音よみの「ゴンゴ」とが並行して用いられてきたが、明治初年に、両語形が混交して「ゲンゴ」が誕生した。「語」はゴと読まれる熟語がほとんどであったので、「ゲンゴ」が一般化するようになって「ゲンギョ」は姿を消し、「ゴンゴ」は、「言語道断」などの特定の慣用表現に残って使われている。


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