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勝ち馬は岸田氏

2021-09-29 | ニューストピック

勝ち馬に乗るというそうだ。選挙の常套であるらしい。自民党総裁選に見る。勝負ごとに現れる勝ち馬はどんな馬か。競馬で優勝馬と見える。つまり1着馬のことだが、レースでは3着馬までの場合もあって、よくわからない。勝った方に味方して便乗するというそうだから、当たり券が様々である。選挙では勝ち負けを決めるので1着になるような候補に投票をすることになり、その結果に利益分配を求めることらしい。出馬したなかで、ほかが担ぎ出した馬へとなびく。類語辞典に、尻馬に乗るというのがあって、検索すると、流行に乗るというような意味内容が似ている。

>尻馬/尻馬に付く/尻に付く/尻に立つ/尻舞/尾に付く/付和雷同/付和/雷同/便乗/唯々諾々/矮子看戯/吠影吠声/後塵を拝する/付鳳/追従/追随/あやかる/後追い/後続/後に従う/顰に倣う/靡く/亜流/エピゴーネン/追随者/模倣者/狗尾続貂/続貂之譏/続貂/曲学阿世/世に阿る/時に従う/ミーハー/かぶれる/流行りに乗る/流行を追う/流行に乗る/御先棒を担ぐ/御多分連/同じて和せず/尻馬に乗れば落ちる

総裁選は2日前にその流れがあったとニュースがある。党員、党友票で4割以上を獲得して1位となり、世論調査でも支持を集めていた河野太郎氏はなぜ敗れたのか という。
それは、無難で敵が少ない岸田氏を勝ち馬とみた各派閥も最終盤で相乗りしてきた、という。


勝負決した2日前の会談 岸田新総裁選出の舞台裏
【イブニングスクープ】政治
2021年9月29日
>新総裁は開票2日前の27日午後に事実上、決まった。場所は衆院第1議員会館にある安倍晋三前首相の事務所だった。高市早苗氏を支援した安倍氏を、岸田陣営の甘利明氏が訪ねてきた。
「これで決まったな」
「岸田さんは河野さんにしっかり反論している。総裁選で随分たくましくなった。決選投票で私がどういう考えか、高市陣営の人は分かっている」。安倍氏は甘利氏に語った。
「これで決まったな」。麻生太郎氏は直後に甘利氏から報告を受け、こうつぶやいた。初回の投票でもし岸田氏が2位になれば、決選投票で高市陣営が岸田氏に投票する「2・3位連合」を組む。
>これを聞いた安倍氏は「石破さんが河野さんを支持したり、進次郎さんに細田派を批判されたりすると、こっちも意地になるよね」と周辺に漏らし、支持獲得に一段と力を入れた。
>河野陣営では小泉氏が対策に乗り出し、石破氏とのツーショットも増やした。だが小泉氏は選対幹部ではない。「なぜ幹部でない小泉氏に指示されるのか」といった不満が陣営内にあった。
日ごろはそれほど積極的に他の議員と交流しない河野氏や小泉氏が支持を呼びかけると「普段は付き合いがないのに、一体なんだ」と白ける議員もいた。支持する議員や秘書のグループはぎくしゃくしていた。
>「勝ち馬は岸田氏」とみた派閥がなだれ込み、岸田氏は事前の予想を覆して1回目の投票でトップに立った。河野氏は党員票で5割に届かず、議員票も3位に終わった。

「菅首相でなければ選挙は大丈夫」とみた議員の間で、河野氏は「急進的な改革を進めそうだ」と危ぶむ評があった。岸田氏なら安倍、麻生、甘利3氏の3Aが主導権を握る従来の党内秩序が維持される安心感もある。


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