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2017年できごと、10大ニュース

2017-12-24 | 木瓜日記

恒例の読者が選ぶ10大ニュースに、将棋青年が、いや、少年か、国内ニュースのトップとなっている。米国大統領の就任という海外ニュースと対照的である。続く、天皇退位と横綱暴行問題と民衆の目が何に向けられているか、興味深い。翻って、北朝鮮関連で2位と3位を占める海外の出来事にも。これは関心事として、5位になる韓国大統領のニュースが見えてて、近隣の国際情勢には気が抜けないところか。


国内

《1》14歳棋士、藤井四段が29連勝の新記録
13,634(80.7%)
《2》天皇退位特例法が成立。19年4月末退位、5月改元へ
12,387(73.4%)
《3》横綱日馬富士が暴行問題で引退
11,439(67.7%)

海外

《1》トランプ米大統領が就任
10,785(95.0%)
《2》北朝鮮が6回目の核実験。弾道ミサイル発射も相次ぎ強行
10,447(92.0%)
《3》金正男氏、マレーシアの空港で殺害
9,594(84.5%)




2017出来事 2017-12-03
13:22:25
>節目となる年だ、出来事のそれぞれが時代をかえていく。


http://www.yomiuri.co.jp/feature/top10news/20171222-OYT8T50045.html

2017年日本の10大ニュース
2017年12月23日 05時20分
集計結果一覧(トップ10)
【1位】14歳棋士、藤井四段が29連勝の新記録

 中学生でプロ入りした将棋の最年少棋士、藤井聡太四段が6月26日、竜王戦(読売新聞社主催)の本戦1回戦で、増田康宏四段に勝利し、2016年12月のデビュー以来公式戦29連勝の新記録を樹立した。1986~87年度に28連勝した神谷広志八段以来、30年ぶりの快挙で、14歳という若さに日本中がわいた。
 藤井四段の快進撃は、テレビのワイドショーなどでも連日取り上げられ、対局中の食事「将棋めし」や、対局後のインタビューで「僥倖(ぎょうこう)でした」などと答える大人びた「藤井語録」も話題を呼んだ。11月には史上最年少(15歳4か月)で公式戦50勝を達成。羽生善治竜王の持つ記録(16歳6か月)を更新した。
 東京・千駄ヶ谷の将棋会館は藤井グッズを買い求める親子連れでにぎわったほか、各地の将棋教室も「第二の藤井四段」を目指す子供たちでいっぱいになった。デビュー戦の相手で、「ひふみん」の愛称で知られる最年長棋士、加藤一二三(ひふみ)九段の引退も注目され、将棋ブーム再来の年となった。
 藤井四段は、在学する国立名古屋大教育学部付属中学校から同付属高校に進学の意向。来春から高校生棋士としての生活が始まる。

【2位】天皇退位特例法が成立。19年4月末退位、5月改元へ

 天皇陛下の退位を実現する特例法が6月9日、参院本会議で自由党を除く全党・全会派の賛成で可決、成立した。その後、皇族や三権の長らでつくる「皇室会議」での意見集約を受け、政府は12月8日、陛下の退位日となる特例法施行日を2019年(平成31年)4月30日とする政令を閣議決定した。翌5月1日に皇太子さまが即位され、新しい元号となる。
 天皇の退位は1817年の光格天皇以来で約200年ぶり。退位後、陛下は「上皇(じょうこう)」、皇后さまは「上皇后(じょこうごう)」となられる。祝日の「天皇誕生日」は12月23日から、皇太子さまの誕生日の2月23日に変更される。皇位継承順位1位の「皇嗣(こうし)」となられる秋篠宮(あきしののみや)さまについては、皇族費を3倍に増額する。
 政府は年明けに、菅官房長官をトップとする委員会を設け、元号の選定や儀式のあり方などの検討を本格化させる。新元号は、改元に伴う国民生活への影響を最小限にとどめるため、2018年中に事前公表される見通しだ。

【3位】横綱日馬富士が暴行問題で引退

 大相撲の横綱日馬富士関(本名ダワーニャム・ビャンバドルジ、モンゴル出身、伊勢ヶ浜部屋)が11月29日、引退した。秋巡業中の10月、鳥取市内での酒席で、幕内貴ノ岩関(貴乃花部屋)に暴行した問題の責任を取った。鳥取県警は12月11日、元横綱を傷害容疑で鳥取地検に書類送検した。横綱の引退は、2010年初場所後、暴力問題の責任を取って引退したモンゴル出身の朝青龍以来。
 この問題を巡っては、日本相撲協会も独自に調査を進めたが、貴ノ岩関への聴取を貴乃花親方が拒むなど混乱が続いた。協会は12月20日の臨時理事会で、元横綱を「引退勧告相当」とし、暴行現場に同席した白鵬関と鶴竜関の2横綱を減給とするなどの処分を決めた。二度と暴力事件を起こさないよう意識改革を図るなどの再発防止策も発表した。

【4位】眞子さま婚約内定

 宮内庁は9月3日、秋篠宮(あきしののみや)家の長女、眞子(まこ)さまと、大学時代の同級生で法律事務所職員、小室圭(こむろけい)さんの婚約内定を発表した。記者会見された眞子さまは、「最初にひかれたのは太陽のような明るい笑顔」とはにかみ、小室さんは、「私のことを月のように静かに見守ってくださる存在」と応じた。
 2012年、お二人が通っていた国際基督(キリスト)教大学の留学予定者の説明会で、席が前後になったことがきっかけで親しくなり、交際に発展。眞子さまが英国、小室さんが米国に留学中も連絡を取り合われたという。帰国後の13年12月、小室さんが「将来結婚しましょう」とプロポーズ。眞子さまはその場でお受けになった。
 一般の結納にあたる「納采(のうさい)の儀」などを経て、結婚式は来年11月4日、東京都内の帝国ホテルで行われる。結婚により、眞子さまは皇籍を離れられることになる。

【5位】衆院選で自民圧勝。立憲民主が野党第1党に

 第48回衆院選は10月22日に投開票され、自民党は追加公認を含めて284議席を獲得し、圧勝した。自民、公明の与党は計313議席となり、憲法改正の国会発議に必要な3分の2以上の議席を維持した。
 安倍首相は、学校法人「加計(かけ)学園」などを巡る問題で野党から批判を浴び、7月の東京都議選で自民党が歴史的惨敗を喫した後、9月に衆院を解散した。その直前、小池百合子・東京都知事が、「希望の党」を結党。野党第1党の民進党は、希望の党への合流方針を決めた。しかし、民進党からの合流組に対し、保守的な政策の受け入れを迫る「排除の論理」が反発を招き、民進党リベラル系を中心に立憲民主党が結成され、民進党は分裂した。
 衆院選では、立民が追加公認を含めて、公示前勢力から3倍以上の55議席で野党第1党に躍進。希望の党は50議席にとどまり、小池氏は11月、党代表を辞任した。民進党は当初方針を撤回して党の存続を決めたが、新党結成や党名変更などの案も浮上している。

【6位】陸上100メートル 桐生、日本人初の9秒台

 陸上の日本学生対校選手権が9月9日に福井市内で行われ、男子100メートル決勝で、桐生祥秀(よしひで)選手(東洋大)が9秒98の日本新記録を樹立。日本人で初めて10秒の壁を破り、日本陸上界の悲願を達成した。これまでの日本記録は、伊東浩司が1998年バンコク・アジア大会で出した10秒00だった。世界記録はウサイン・ボルト(ジャマイカ)が2009年世界選手権ベルリン大会で記録した9秒58。

【7位】神奈川・座間のアパートで切断9遺体

 警視庁は10月31日、神奈川県座間市のアパートの一室から、切断された計9人の遺体を発見したと発表し、部屋の住人の白石隆浩容疑者を死体遺棄容疑で逮捕した。被害者は、女子高校生3人を含む15~26歳の男女と判明。その後、白石容疑者は被害者2人への殺人容疑などで再逮捕された。ツイッターで自殺志願者を探し、「自殺を手伝う」などと自宅に誘って殺害したとみられている。

【8位】上野動物園でパンダ誕生

 上野動物園(東京都台東区)のメスのジャイアントパンダ「シンシン」とオスの「リーリー」の間に6月12日、メスの赤ちゃん1頭が生まれた。名前は一般公募で寄せられた32万2581点の中から、「シャンシャン(香香)」に決まった。12月19日から始まった1日約400組限定の一般公開には観覧申し込みが殺到し、初回(19~28日)は24万組を超える人気ぶりとなった。

【9位】「森友」「加計」問題などで内閣支持率急落

 読売新聞社が6月17~18日に実施した全国世論調査で、安倍内閣の支持率が前月を12ポイント下回る49%に急落。東京都議選で自民党が歴史的惨敗を喫した後の7月7~9日調査では2012年の第2次安倍内閣発足以降で最低の36%まで下がった。学校法人「森友学園」や「加計(かけ)学園」を巡る問題で、安倍首相の答弁や政府の説明が批判されたことなどが影響した。10月の衆院選後に支持率は52%に回復し、その後も5割台を維持したが、12月8~10日調査で政府が「森友」「加計」問題を十分に説明していると「思わない」人は78%に上った。

【10位】稀勢の里が第72代横綱に

 大相撲初場所で初優勝を遂げた大関稀勢の里関が1月25日、第72代横綱に昇進した。日本出身の新横綱は、1998年に昇進した3代目若乃花以来、19年ぶり。稀勢の里関は伝達式で、「横綱の名に恥じぬよう、精進いたします」と口上を述べた。新横綱として迎えた春場所では逆転優勝を果たしたが、その後はけがで4場所連続休場。冬巡業を休み、来年1月の初場所からの復帰を目指す。

【番外】羽生、井山 国民栄誉賞へ
 安倍首相は12月13日、将棋の羽生善治竜王と、囲碁の井山裕太棋聖への国民栄誉賞授与を検討するよう菅官房長官に指示した。年内にも正式決定する。
 羽生氏は12月5日、将棋の第30期竜王戦(読売新聞社主催)の七番勝負第5局を制し、通算7期目の獲得で「永世竜王」の資格を得るとともに、永世規定のある7タイトル全てで称号を獲得する「永世七冠」を史上初めて達成した。
 井山氏は2016年4月に、26歳の若さで、囲碁の七大タイトルを初めて独占。今年10月の第42期名人戦七番勝負第5局で勝利し、囲碁・将棋界で初となる2度目の七冠を達成した。

1~30位ニュース一覧
《1》14歳棋士、藤井四段が29連勝の新記録
13,634(80.7%)
《2》天皇退位特例法が成立。19年4月末退位、5月改元へ
12,387(73.4%)
《3》横綱日馬富士が暴行問題で引退
11,439(67.7%)
《4》秋篠宮眞子さま婚約内定
11,017(65.2%)
《5》衆院選で自民圧勝。突然の解散で民進分裂、立憲民主が野党第1党に
10,134(60.0%)
《6》陸上100メートル桐生、日本人初の9秒台
10,040(59.5%)
《7》神奈川・座間のアパートで切断9遺体
9,676(57.3%)
《8》上野動物園でパンダ誕生
9,491(56.2%)
《9》「森友」「加計」問題などで内閣支持率急落
6,811(40.3%)
《10》稀勢の里が第72代横綱に
6,626(39.2%)
〈11〉トランプ米大統領が来日
5,815(34.4%)
〈12〉九州北部で記録的豪雨、37人死亡
5,700(33.8%)
〈13〉フィギュア・浅田真央が現役引退表明
5,615(33.3%)
〈14〉都議選で自民惨敗、都民ファ第1党
4,208(24.9%)
〈15〉フリーアナ・小林麻央さん死去
3,700(21.9%)
〈16〉毒針持つヒアリ、国内で初めて確認
3,672(21.7%)
〈17〉スキー場雪崩、高校生ら8人死亡
2,643(15.7%)
〈18〉世界フィギュア、羽生結弦がフリー世界最高得点で逆転V
2,587(15.3%)
〈19〉森友学園前理事長と妻を逮捕。補助金詐取容疑
2,581(15.3%)
〈20〉日産で無資格社員が検査。スバルでも。検査データ改ざんの企業も続出
2,563(15.2%)
〈21〉「プレミアムフライデー」初実施
2,079(12.3%)
〈22〉「沖ノ島」世界遺産に
1,820(10.8%)
〈23〉東芝、原子力事業で巨額損失
1,790(10.6%)
〈24〉サッカー日本代表W杯出場決定、6大会連続
1,699(10.1%)
〈25〉早実・清宮が高校通算111号本塁打
1,669(9.9%)
〈26〉安倍首相が2020年の憲法改正目標表明
1,408(8.3%)
〈27〉箱根駅伝、青学大が3連覇
1,319(7.8%)
〈28〉東名死亡、あおり行為の男を「危険運転」で起訴
1,315(7.8%)
〈29〉テロ準備罪法が成立
1,272(7.5%)
〈30〉世界卓球混合複、日本勢48年ぶり優勝
1,111(6.6%)
(数字は得票数。カッコ内は有効投票に占める割合。肩書と年齢は当時)


http://www.yomiuri.co.jp/feature/top10news/20171222-OYT8T50043.html

2017年海外の10大ニュース
2017年12月24日 05時20分
集計結果一覧(トップ10)
【1位】トランプ米大統領が就任

 米国の実業家ドナルド・トランプ氏が1月20日、第45代米大統領に就任した。米国の国益を徹底的に追求する「米国第一」を旗印に、オバマ前大統領が進めた国際協調の流れを次々覆し、各国に大きな衝撃を与えた。
 就任直後には環太平洋経済連携協定(TPP)から離脱し、10月に国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)からの脱退も発表した。12月にはエルサレムをイスラエルの「首都」と認定し、アラブ諸国などの強い反発を招いた。
 核開発や弾道ミサイル発射を強行する北朝鮮に対しては、軍事・経済的な圧力を強化した。
 内政ではイスラム圏からの入国制限やメキシコとの国境の壁建設を打ち出した。一連のロシア疑惑を巡る特別検察官の捜査や政府高官の相次ぐ辞任で政権運営は混乱し、支持率は低迷している。ただ、自らに批判的な報道に対しては、約4500万人のフォロワー(閲覧者)を誇るツイッターで「フェイク(偽)ニュース」と攻撃し、強気の姿勢を崩していない。来年も、その一挙手一投足に世界の注目が集まるのは間違いなさそうだ。(ワシントン 黒見周平)

【2位】北朝鮮が6回目の核実験。弾道ミサイル発射も相次ぎ強行

 北朝鮮が核ミサイル能力を大幅に向上させ、9月3日に6回目の核実験を実施した。日本政府は、爆発威力を広島に投下された原爆(TNT火薬換算で15キロ・トン)の10倍超となる過去最大の約160キロ・トンと推定し、「水爆も否定出来ない」と分析した。
 大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」も7月4日に初発射。通常より高い高度で打ちあげているが、計3回のICBM発射で能力を着実に向上させており、通常角度で発射すれば米本土に到達するとみられている。首都ワシントンに届く核ミサイルの完成が近づく中、米トランプ政権は北朝鮮への軍事攻撃も辞さない構えを示し、朝鮮半島情勢の緊張が高まっている。
 国連安全保障理事会は核実験を受け、9月11日に北朝鮮への原油の輸出量に上限を設定するなどの追加制裁決議を全会一致で採択した。北朝鮮は反発し、同15日に北海道上空を通過する中距離弾道ミサイル「火星12」を発射。11月29日には「火星15」を発射し、「核戦力の完成」を主張した。その後も米朝が対話に乗り出す気配は見えておらず、米朝間の緊張が続いている。(ソウル 水野祥)

【3位】金正男氏、マレーシアの空港で殺害

 北朝鮮の故金正日(キムジョンイル)朝鮮労働党総書記の長男で、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キムジョンナム)氏が2月13日、マレーシアのクアラルンプール国際空港で殺害された。遺体から化学兵器に使われる猛毒の神経剤「VX」が検出され、北朝鮮の関与が疑われている。
 マレーシア警察は、正男氏の顔に毒物を塗りつけて殺害したとして、ベトナム、インドネシア国籍の女2人を逮捕。事件直後に国外逃亡した北朝鮮国籍の男4人も事件に関与したとして指名手配したが、身柄拘束に至っていない。
 事件への関与が疑われた駐マレーシア北朝鮮大使館員らも捜査対象となったが、北朝鮮側が捜査への協力を拒否。一方で、駐北朝鮮マレーシア大使館員ら9人が事実上の「人質」となり譲歩を迫られ、マレーシア政府は9人の帰国と引き換えに北朝鮮大使館員らを出国させた。マレーシアと北朝鮮の関係は冷え込んだ。
 女2人は「いたずら動画の出演と思っていた」などと供述。公判では無罪を主張しており、事件の全容解明は困難な見通しだ。(バンコク 大重真弓)

【4位】ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏

 2017年のノーベル文学賞の授賞式が12月10日、ストックホルム市内で行われ、長崎市生まれの英国籍の作家、カズオ・イシグロさん(63)が受賞した。選考したスウェーデン・アカデミーは「感情に強く訴える小説で、世界とつながっているという我々の幻想の下に隠された闇を明るみに出した」と評した。
 イシグロさんは5歳で渡英。1989年に長編小説「日の名残り」で英国の権威あるブッカー賞を受賞し、国際的な評価を高めた。
 12月7日の記念講演では、「分断の危機が高まっている時、私たちは耳を傾ける必要がある。良い作品と、それが正しく読まれることは障壁を打ち崩す」と述べ、文学が分断を乗り越える力になることを訴えた。
 授賞式後の晩さん会では、母親から「ノーベル賞は平和を促す賞」と教えられたエピソードを明かし、故郷・長崎への思いなども語った。

【5位】韓国・朴大統領の罷免決定

 韓国の憲法裁判所は3月10日、昨年12月に国会で弾劾(だんがい)訴追された朴槿恵(パククネ)大統領の罷免(ひめん)を決定した。韓国大統領の罷免は史上初で、朴氏はただちに失職した。
 弾劾の発端は朴氏の友人、崔順実(チェスンシル)氏の国政介入疑惑だった。検察は3月31日、政府の文化・体育政策や人事に崔氏を関与させ、巨額の利益を与えたとして、収賄や職権乱用などの疑いで朴氏を逮捕し、計18件の罪で起訴した。朴氏は起訴事実を全面否認し、1審の審理が続いている。
 事件に関与したとして朴政権の元高官や韓国最大財閥サムスングループの事実上トップらも逮捕・起訴されるなど政財界を揺るがす大スキャンダルに発展した。
 朴氏の失職に伴い5月9日に投開票された大統領選は、左派の最大野党「共に民主党」の文在寅(ムンジェイン)氏が当選し、9年ぶりに左派政権が誕生した。

【6位】仏大統領にマクロン氏。最年少39歳

 5月7日に投開票されたフランス大統領選の決選投票は、欧州連合(EU)の統合推進などを訴えた中道のエマニュエル・マクロン氏が、EUからの離脱などを主張した極右・国民戦線のマリーヌ・ルペン氏を破り当選した。マクロン氏は史上最年少の39歳で就任。英国の離脱決定などEUが揺れる中、マクロン氏はドイツと共にEUの統合深化を主導する考えで、その手腕が注目されている。

【7位】英政府がEU離脱を正式通知

 英国は3月29日、欧州連合(EU)から離脱することをEUに正式通知した。2019年3月の離脱に向けた交渉は6月に始まり、メイ英首相とEUのユンカー欧州委員長は12月、交渉の「第1段階」として、(1)英国が支払う分担金(2)双方の市民の権利保護(3)北アイルランドの国境管理――の3点について合意した。交渉は自由貿易協定(FTA)など将来の関係を話し合う「第2段階」に入る。

【8位】米ラスベガスで銃乱射、58人死亡

 カジノがある歓楽街として知られる米ネバダ州ラスベガスで10月1日夜、男がホテルの32階から野外コンサート会場に向け銃を乱射し、58人が死亡、400人以上が負傷した。犠牲者数は米史上最大規模。銃撃犯は同州在住のスティーブン・パドック容疑者(64歳)で、警察が踏み込む前に自殺したとされる。動機は不明のままだ。大量の銃器を所有していたため、銃規制を巡る議論も活発化した。

【9位】トランプ氏が「パリ協定」離脱表明

 トランプ米大統領は6月1日、地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」から離脱すると表明した。同協定は昨年11月に発効したが、世界2位の温室効果ガス排出国で最大の資金拠出国である米国の離脱は大きな打撃となった。マクロン仏大統領らは米国抜きの連携強化を呼びかけている。協定の詳細なルールは来年決まる予定で、各国が協調し、いかに協定を機能させられるかが今後注目される。

【10位】メキシコ地震、死者369人

 メキシコの首都メキシコ市近郊で9月19日、マグニチュード(M)7・1の地震が発生した。同市中心部や近郊の街で建物が倒壊し、多数の人ががれきの下敷きになるなど被害が拡大。救助活動の終了が宣言された10月4日時点で、地震による死者は369人に上った。同国では9月7日にも、メキシコ沖の太平洋でM8・1の地震があり、102人が犠牲となったばかりだった。

1~30位ニュース一覧

《1》トランプ米大統領が就任
10,785(95.0%)
《2》北朝鮮が6回目の核実験。弾道ミサイル発射も相次ぎ強行
10,447(92.0%)
《3》金正男氏、マレーシアの空港で殺害
9,594(84.5%)
《4》ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏
7,335(64.6%)
《5》韓国・朴大統領の罷免決定
7,095(62.5%)
《6》仏大統領にマクロン氏。最年少39歳
5,945(52.4%)
《7》英政府がEU離脱を正式通知
5,602(49.3%)
《8》米ラスベガスで銃乱射、58人死亡
5,518(48.6%)
《9》トランプ氏が「パリ協定」離脱表明
4,080(35.9%)
《10》メキシコ地震、死者369人
4,052(35.7%)
〈11〉国連で核兵器禁止条約を採択
4,038(35.6%)
〈12〉エジプトのモスクで爆弾テロ、死者300人超
3,569(31.4%)
〈13〉英コンサート会場でテロ、22人死亡
3,283(28.9%)
〈14〉ロヒンギャ迫害問題、難民60万人超に
3,132(27.6%)
〈15〉韓国大統領に文在寅氏
2,940(25.9%)
〈16〉夏季五輪、2024年パリ、28年ロスに同時決定
2,407(21.2%)
〈17〉中国共産党大会、習近平政権2期目に
2,398(21.1%)
〈18〉シリアのラッカ完全制圧。「イスラム国」勢力弱体化
2,215(19.5%)
〈19〉スペイン・カタルーニャ自治州の住民投票で独立賛成9割
1,950(17.2%)
〈20〉世界約100か国でサイバー攻撃被害
1,855(16.3%)
〈21〉中国の巨大経済圏構想「一帯一路」会議
1,483(13.1%)
〈22〉米がシリア基地に巡航ミサイル発射
1,457(12.8%)
〈23〉ロンドンで高層住宅火災、死者71人に
1,226(10.8%)
〈24〉中国の民主活動家でノーベル平和賞の劉暁波さん死去
1,134(10.0%)
〈25〉ジンバブエで事実上のクーデター。37年「独裁」の大統領辞任
990(8.7%)
〈26〉米がユネスコ脱退方針通知
974(8.6%)
〈27〉米株価が史上初の2万ドル突破
946(8.3%)
〈28〉トルコで銃乱射テロ、39人死亡
878(7.7%)
〈29〉中性子星の合体、重力波と光で観測
777(6.8%)
〈30〉米が「THAAD」を韓国に配備
691(6.1%)
(数字は得票数。カッコ内は有効投票に占める割合。文中と写真の日付は現地時間、肩書と年齢は当時)

http://www.yomiuri.co.jp/feature/top10news/

読者が選ぶ10大ニュース
2017年10大ニュース
2017年海外の10大ニュース(2017年12月24日) 大統領就任式で宣誓するトランプ大統領(1月20日)
2017年日本の10大ニュース(2017年12月23日)
2017年海外の出来事(2017年12月02日)
2017年日本の出来事(2017年12月02日)

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