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言葉を刈る学者

2020-12-11 | ほんとうのところは

ニュースメールがある。毎日新聞である。かつて購読したことがある。その見出しの文言に目を引く。過激なのである。必要があってのことだ。また購読をする。メディアの傾向は線引きが始まっているようである。さて、その見出しには前に触れた。それで読みもせず、全文参照なくして勝手には言えまいと思った。>国語学者・金田一秀穂さんが読む首相の「姑息な言葉」 すり替えと浅薄、政策にも 政治に批評する。意見を述べるのに、「姑息」はないだろうと。記事を書く人の日本語感覚、編集の意図が透けて見えるようである。国語学者がそういったのだろう。この学者はこういうことを平然と言えるなあだなあと感心してしまう。>論理的でない受け答え「首相の器ではない」 というような記事見出しがあった。どうにもこうにも、この新聞社、ニュースサイトは読者が読みたいものを書くということのようでいて、購読があれば読みたそうなのを書くというような、その傾向はエスカレートして、その術にはまって、いまこうして、何をかいわんやと、記事全文を読めるようにしたから、ブログに書くのもまた、しかりである。



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1 コメント

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Re:言葉を刈る学者 (Maria)
2020-12-11 22:27:07
> 国語学者・金田一秀穂
横溝正史さんの作中人物である金田一耕助のモデルは菊田一夫さんだそうですが、「金田一京助」というのが頭に遭って「金田一耕助」になったという話があります。
このあたりは、映画『金田一耕助の冒険』で、壇ふみと古谷一行のカラミで、「あぁ、国語学者の!」というネタにされています。
横溝さんは、「勝手に使っちゃってごめんなさい」という思いがあったそうですが、後年、横溝さんが春彦さんと対談する機会があって、「『金田一』という姓は、なかなか正しく訓(よ)まれないので、父は喜んでいました」とのことでした。「円谷」も、「つぶらや」と「つむらや」という二つの訓があるのですが、「えんたにさん」と呼ばれなくなったのでありがたかった、という話はあったそうです。
このあたりの「辞義的な知識」の大部分は、フツーにディジタル情報に吸収できます。
マスコミにも、それなりの効用はあるものの、基本的には「あいつらは、国民をバカにしている」と思っといていいんじゃないでしょうか。
いちおう、うちらも「国語屋」ではあるのですが、「ちゃんと取りあげられる媒体(=メディア。マスコミを含む)」は少ないよなぁ、と思っています。
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