47 「踏んだり蹴ったり」といいますが、「踏まれたり蹴られたり」がいいのではないですか
踏んだ 踏まれた このふたつは、動詞の 踏む 現在形について、過去完了と過去完了の受け身に表現されたものである。
同じく、動詞の 蹴る についても、蹴ったり となる。
~たり~たり の語法で、あれがあり、これがありとする動詞の、したり、したりとの動作の並列を表す。
さて、ふむ については、足で踏むことを意味するが、何を踏むかが連語となる句としての意味にかかわる。
また、ける、何を蹴るのか、大地を蹴る、という表現があるように、踏む行為を激しくするときに用いる。
この慣用句は、意味内容に、ひどい仕打ち、重なる被害を身に受けることを表すというふうに説明するので、足を踏まれたり、人に蹴られたりする連想がともなうのであろう。
サイト検索をして、その説明にそれぞれあるので、注意する必要がある。
踏んだり蹴ったり、散々である、というふうに使ってみて、踏まれたり、蹴られたり、さんざんなめにあわされる、との違いを感じるのもよいかもしれない。。
踏んだり蹴ったり - 故事ことわざ辞典
kotowaza-allguide.com › 「ふ」から始まる句
>【踏んだり蹴ったりの解説】
【注釈】 踏まれた上に蹴られることから、災難が続いて散々な目にあうことをいう。
「踏まれたり蹴られたり」とするのは誤りで、何故「踏んだり蹴ったり」というのかというと、踏んだり蹴ったりな目にあった当人が踏まれたり蹴られたりするからではなく、踏んだり蹴ったりしては嫌なものをそうしてしまった、ということからだといわれる。
踏んだり蹴ったりとは何か - 日本語を味わう辞典(笑える超解釈 ...
www.fleapedia.com › 「ふ」で始まる言葉
>踏んだり蹴ったり
ふんだりけったり
踏んだり蹴ったりとは、倒れて地面にはいつくばっているところを足で踏まれたり蹴られたり、という状況を言い表した言葉で、重ね重ねひどい目にあうことをいう。被害者の立場に立っての言葉なので、ほんとうは「踏まれたり蹴られたり」と言わなければならないところだが、加害者の立場に立った「踏んだり蹴ったり」のほうが言葉に勢いがあり、「ひどい目にあった感」が強く印象づけられるから、この言い方で通っているのではないかと思われる。(JPZB)
踏む 下接の語句
デジタル大辞泉
[下接句]韻を踏む・牛にも馬にも踏まれず・御百度(おひゃくど)を踏む・三尺去って師の影を踏まず・地踏鞴(じたたら)を踏む・地団駄(じだんだ)を踏む・水火(すいか)を踏む・前車の轍(てつ)を踏む・前轍を踏む・踏鞴(たたら)を踏む・轍を踏む・どじを踏む・虎(とら)の尾を踏む・二の足を踏む・場数を踏む・薄氷を履(ふ)む・場所を踏む・竜の鬚(ひげ)を撫(な)で虎の尾を踏む
大辞林 第三版の解説
ふんだりけったり【踏んだり蹴ったり】
( 連語 )
⇒ 「踏む」の句項目
ふんだりけったり【踏んだり蹴ったり】
ひどい仕打ちを重ねて受けるさま。重ねて被害を受けるさま。
デジタル大辞泉の解説
踏(ふ)んだり蹴(け)ったり 【踏んだり蹴ったり】
重ね重ねひどい目にあうこと。「道は混むし雨には降られるし―だ」
大辞林 第三版の解説
ける【蹴る】
( 動ラ五[四] )
〔下一段動詞「ける(蹴)」の四段化。近世江戸語以降の語〕
①足の先で強く突いて,物を遠くへやる。また,はねとばす。 「馬に-・られる」 「ボールを-・る」
②(地面を)強く踏む。 「大地を-・って進む」
③(「席をける」の形で)荒々しくその場を去る。 「憤然として席を-・って立つ」
④相手の要求・申し入れ・提案などを強く拒絶する。はねつける。 「先方の要求を-・る」 「そのおのれが根性をなぜ-・らぬ/浄瑠璃・紙屋治兵衛」 〔もと下一段活用であったので,「けたおす(蹴倒す)」「けちらす(蹴散らす)」など複合語には「け…」という形もあり,命令形には「けれ」と並んで「けろ」も使われることがある〕
[可能]けれる
[慣用] 踏んだり蹴ったり
踏んだり蹴ったり(ふんだりけったり) - 日本語俗語辞書
zokugo-dict.com › フで始まる俗語一覧
踏んだり蹴ったりとは、災難続きで散々な目にあうこと。
【年代】 江戸時代~ 【種類】 慣用句
>踏んだり蹴ったりとは災難や不運が続いて散々な目にあうことをいう。続くそれぞれの不運や災難が、特に無関係ない場合(例:車がパンクしていた+上司の機嫌が悪い)でも、併発する災難など関係がある場合(例:上司のクレーム処理を押し付けられた挙句、社長からクレームを出したと勘違いされ怒られる)でも関係なく使われる。また、複数の不運・災難が起こる時間差についても特に定義はなく、人や災難の内容などで異なる(=連続した災難に対してはもちろん、一年に様々な不運があった場合「踏んだり蹴ったりの散々な一年だった」といった使い方もする)。
48○「それにしても」と「それにしては」はどうちがうの?
49○「初心忘るべからず」「初心忘るるべからず」どっちが正しい?
50○「苗字」といいますが、「苗」とは何ですか?「名字」とどちらが正しいですか?
踏んだ 踏まれた このふたつは、動詞の 踏む 現在形について、過去完了と過去完了の受け身に表現されたものである。
同じく、動詞の 蹴る についても、蹴ったり となる。
~たり~たり の語法で、あれがあり、これがありとする動詞の、したり、したりとの動作の並列を表す。
さて、ふむ については、足で踏むことを意味するが、何を踏むかが連語となる句としての意味にかかわる。
また、ける、何を蹴るのか、大地を蹴る、という表現があるように、踏む行為を激しくするときに用いる。
この慣用句は、意味内容に、ひどい仕打ち、重なる被害を身に受けることを表すというふうに説明するので、足を踏まれたり、人に蹴られたりする連想がともなうのであろう。
サイト検索をして、その説明にそれぞれあるので、注意する必要がある。
踏んだり蹴ったり、散々である、というふうに使ってみて、踏まれたり、蹴られたり、さんざんなめにあわされる、との違いを感じるのもよいかもしれない。。
踏んだり蹴ったり - 故事ことわざ辞典
kotowaza-allguide.com › 「ふ」から始まる句
>【踏んだり蹴ったりの解説】
【注釈】 踏まれた上に蹴られることから、災難が続いて散々な目にあうことをいう。
「踏まれたり蹴られたり」とするのは誤りで、何故「踏んだり蹴ったり」というのかというと、踏んだり蹴ったりな目にあった当人が踏まれたり蹴られたりするからではなく、踏んだり蹴ったりしては嫌なものをそうしてしまった、ということからだといわれる。
踏んだり蹴ったりとは何か - 日本語を味わう辞典(笑える超解釈 ...
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>踏んだり蹴ったり
ふんだりけったり
踏んだり蹴ったりとは、倒れて地面にはいつくばっているところを足で踏まれたり蹴られたり、という状況を言い表した言葉で、重ね重ねひどい目にあうことをいう。被害者の立場に立っての言葉なので、ほんとうは「踏まれたり蹴られたり」と言わなければならないところだが、加害者の立場に立った「踏んだり蹴ったり」のほうが言葉に勢いがあり、「ひどい目にあった感」が強く印象づけられるから、この言い方で通っているのではないかと思われる。(JPZB)
踏む 下接の語句
デジタル大辞泉
[下接句]韻を踏む・牛にも馬にも踏まれず・御百度(おひゃくど)を踏む・三尺去って師の影を踏まず・地踏鞴(じたたら)を踏む・地団駄(じだんだ)を踏む・水火(すいか)を踏む・前車の轍(てつ)を踏む・前轍を踏む・踏鞴(たたら)を踏む・轍を踏む・どじを踏む・虎(とら)の尾を踏む・二の足を踏む・場数を踏む・薄氷を履(ふ)む・場所を踏む・竜の鬚(ひげ)を撫(な)で虎の尾を踏む
大辞林 第三版の解説
ふんだりけったり【踏んだり蹴ったり】
( 連語 )
⇒ 「踏む」の句項目
ふんだりけったり【踏んだり蹴ったり】
ひどい仕打ちを重ねて受けるさま。重ねて被害を受けるさま。
デジタル大辞泉の解説
踏(ふ)んだり蹴(け)ったり 【踏んだり蹴ったり】
重ね重ねひどい目にあうこと。「道は混むし雨には降られるし―だ」
大辞林 第三版の解説
ける【蹴る】
( 動ラ五[四] )
〔下一段動詞「ける(蹴)」の四段化。近世江戸語以降の語〕
①足の先で強く突いて,物を遠くへやる。また,はねとばす。 「馬に-・られる」 「ボールを-・る」
②(地面を)強く踏む。 「大地を-・って進む」
③(「席をける」の形で)荒々しくその場を去る。 「憤然として席を-・って立つ」
④相手の要求・申し入れ・提案などを強く拒絶する。はねつける。 「先方の要求を-・る」 「そのおのれが根性をなぜ-・らぬ/浄瑠璃・紙屋治兵衛」 〔もと下一段活用であったので,「けたおす(蹴倒す)」「けちらす(蹴散らす)」など複合語には「け…」という形もあり,命令形には「けれ」と並んで「けろ」も使われることがある〕
[可能]けれる
[慣用] 踏んだり蹴ったり
踏んだり蹴ったり(ふんだりけったり) - 日本語俗語辞書
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踏んだり蹴ったりとは、災難続きで散々な目にあうこと。
【年代】 江戸時代~ 【種類】 慣用句
>踏んだり蹴ったりとは災難や不運が続いて散々な目にあうことをいう。続くそれぞれの不運や災難が、特に無関係ない場合(例:車がパンクしていた+上司の機嫌が悪い)でも、併発する災難など関係がある場合(例:上司のクレーム処理を押し付けられた挙句、社長からクレームを出したと勘違いされ怒られる)でも関係なく使われる。また、複数の不運・災難が起こる時間差についても特に定義はなく、人や災難の内容などで異なる(=連続した災難に対してはもちろん、一年に様々な不運があった場合「踏んだり蹴ったりの散々な一年だった」といった使い方もする)。
48○「それにしても」と「それにしては」はどうちがうの?
49○「初心忘るべからず」「初心忘るるべからず」どっちが正しい?
50○「苗字」といいますが、「苗」とは何ですか?「名字」とどちらが正しいですか?