日本語がどういう言語か、それについて、中国語の歴史を述べる書から学ぶところを考える。言語に振り仮名をつけて、ことばと読ませて語り続ける、中国語のことばはその歴史においては三度の北方言語の侵入を受けたと言う。日本語が外からの侵入を受けなかったこと、それが1000年以上に及ぶというのは稀有のことである、と、ひとたびは思うが果たして。その中国の言葉の情況は、次のようだった。西暦304年、五胡十六国の抗争をきっかけにする1度目、次いで、モンゴル族の元王朝、1271年から1368年まで、モンゴル語の侵入が2度目、さらに満州族による清王朝、1636年から1911年まで、満州語と漢語の3度目である。それでも中国語は保ち続けてきたのである。その書によって、大島正二、中国語の歴史、ことばの変遷・探求の歩み、大修館書店、2011年7月20日、中国語を漢字のことばの歴史と知る。なにより、この著述は、漢字を形音義としてとらえての記述なのである。その言語観に中国語を学ぶゆえんがある。漢字が言語であり、文字がその表現なのである。中国語という言葉は、語順、語の形、声調、単音節語、助数詞を持つのである。語順は主語、動詞、目的語、語の形は類型でいう孤立語となる。 . . . 本文を読む
0212
米、短期的地上戦へ道 対「イスラム国」で大統領が決議案 中日新聞見トップ記事、見出しである。20150212
リードには、
オバマ米大統領は十一日、米議会上下両院に、シリアとイラクで台頭するイスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」に対する武力行使の承認を求める決議案を送付した、
とある。
＜イスラム国＞イラクとシリアを拠点とするイスラム教スンニ派の過激派組織。イラクで２００４年に日本人旅行者を殺害した国際テロ組織アルカイダ系組織などがつくった「イラク・シリアのイスラム国」が前身で、内戦下のシリアで台頭した。１４年６月「イスラム国」に改称し、シリア北部ラッカを「首都」とする政教一致国家の樹立を一方的に宣言。バグダディ指導者を、世界のイスラム教徒を率いる「カリフ（預言者ムハンマドの後継者）」と位置付けた。同８月以降、米軍などが空爆し弱体化を図っている。
トップ左には、同性パートナー証明書を発行 「結婚相当」 渋谷区が全国初の条例案 とある。20150212
記事には、
東京都渋谷区は、同性カップルを「結婚に相当する関係」と認め、証明書を発行する条例案を三月区議会に提出することを決めた、
とある。 . . . 本文を読む