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現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

言語類型論膠着語

2014-07-12 | 日本語の輪郭
膠着現象は国語で助詞とする文法機能語が語にくっついている特徴でとらえる。膠着は膠でくっつける、にかわにもはや、なじみがないから、難しげな語に見える。翻訳語であるが、agglutinative languageは言語の形態論上の分類のひとつとされる。言語を類型に分けるとらえ方で、屈折語、孤立語さらに抱合語を挙げる。日本語は膠着語になる。英語を類型で見て、文法的機能を表す形態素が、語の内部に分割できない形で埋め込まれる言語のことをいう、というふうに説明する。これは、語形変化によって語と語と文法関係を表すものであるとするとらえかたである。そこで、膠着語は、ある単語に接頭辞や接尾辞のような形態素を付着させる、その単語の文の中での文法関係を示す特徴を持つ、と、あらためて、膠着語の説明を見ると、形態素という用語があり、さきには言語の形態論上の分類である、とあった。 . . . 本文を読む

日本語の輪郭 三省堂言語学大辞典

2014-07-01 | 日本語の輪郭
現代日本語の輪郭は三省堂言語学大辞典、日本語項目にある。現代日本語の各論の前に10ページにわたって記述がある。標準語、または東京方言と、執筆者の南不二男氏は注釈して、音韻、文法、語彙、表記、および待遇表現を取り上げて、言語行動、言語生活を記述すると言う。輪郭であるから、あらましにふれるとことわりを言うが、その内容は簡に見えて要を尽くす解説である。その項目に従って詳しく、現代日本語はそれぞれの執筆者により、以降に、7項目があるので、その輪郭はまさにダイジェストされたものである。そうみてもなお、記述には日本語の輪郭を映してあまねしである。普く、遍く、参観すべきところだろう。すでに現代日本語文法の輪郭を名著としてその理論に揺るぎがないのでそのタイトルをもじってみて、なんら意味をなさないのであるが、大部な言語学大辞典の日本語項目を読んだという感想にしたい。 . . . 本文を読む