読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

日本の指導者たちのメリーゴーランドNew York Times から

2010-09-15 09:27:01 | 読書
日本の指導者が頻繁に入れ替わるのには目まいがするし、政治的には逆効果だ。日本はこの20年間で14人の首相を生んだ。間も無く、もう1人が誕生する。(14日、菅氏が民主党代表に再選された)これで、この12か月だけで3人目となった。こんな短期間で新しい政策を導入することなどできないし、それを効果的に実行することなど不可能だ。
こうした現象がの下では、どんな国でも首尾よく統治することは難しくなる。
だが、日本は世界第3位の経済大国であり、科学技術的にも地域的にも大国だ。
同国に必要とされているのは、理念に基づいた確かな指導力を長期間にわたっ
て発揮することのできる首相だ。そして、経済後退から世界を救い出すべく経
済政策に支持を取り付け、米国と強力な同盟関係を維持していかなければなら
ない。
菅氏は広く一般の支持を集めている。小沢氏はこれまで主に政治を影で操って
きたのだが、党首を実際に選ぶ党員たちから強く引き立てられている。アナリ
ストによれば、この競争は大接戦だ。どちらにも欠点はあるが、自由民主党の
下での最後の数人の首相よりは好ましい。自民党はほぼ50年間統治してきたの
だが、民主党が昨年の8月にその支配を打ち破った。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿