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島崎藤村の詩「椰子(やし)の実」を再現しようと、沖縄県の石垣島から流されたヤシの実が、詩の舞台になった愛知県田原市の恋路ケ浜の近くに流れ着いた。放流は25年目で、渥美半島に漂着したのは11年ぶり。
「椰子の実」は、島崎藤村が、民俗学者の柳田国男から伊良湖岬でヤシの実を見つけた話を聞き、「名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実一つ」とうたった。合併前の旧渥美町では「遠き島」を石垣島に見立て、1988年から町民らが放流を続けてきた。
これまでに流したのは2830個。渥美半島には2001年8月に同市和地町の海岸に初めて漂着。恋路ケ浜まで約8キロだった。
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