膾炙と言う語は人に良く知られる事を意味する言葉だが
膾は刺身、炙は焼肉の事を意味する漢字である。
中国の古典「孟子」尽心篇にも出てくる。
弟子が膾や炙、羊、棗(なつめ)ではどちらが美味いでしょうと
聞かれた孟子は、それは膾炙だろう、と答えている。
古代の人にも、刺身や焼肉は人気料理だったらしく
広く人の口に好まれる事が話題となり、もてはやされる意味に
転化したのだと言う。
岩波新書「漢語日暦」興膳 宏著から
膾は刺身、炙は焼肉の事を意味する漢字である。
中国の古典「孟子」尽心篇にも出てくる。
弟子が膾や炙、羊、棗(なつめ)ではどちらが美味いでしょうと
聞かれた孟子は、それは膾炙だろう、と答えている。
古代の人にも、刺身や焼肉は人気料理だったらしく
広く人の口に好まれる事が話題となり、もてはやされる意味に
転化したのだと言う。
岩波新書「漢語日暦」興膳 宏著から
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