ずっと出版業界は不景気といわれながら、積極的な企画・営業で業績を上げている出版社がある。それは東京に本社がある新風舎である。そのことは作家の藤原新也氏のブログで詳しく知ることができた。
新風舎のサイトにアクセスしてみたら
「新風舎では、出版したい人のためのコンテストを各種開催しています。
あなたの原稿をお待ちしておりますので、ぜひご応募ください。
出版された本は書店やネットで販売され、絶版しないで永く売り続けられます」
というキャッチコピーが目をひく。
各種コンテストの数が下記のように20以上もあるではないか。かなりの実績を持ち、回数を重ねている賞がある。大賞には賞金100万円と作品の出版化というものもある。
出版社が主催する有名な賞としては、芥川賞、直木賞、江戸川乱歩賞などあるが新風舎1社の賞としては多すぎる。これが生き残っていくための「賞ビジネス」である。
------------------------------------------------
新風舎出版賞 28回
新風舎えほん大賞 14回
関西弁あじわい大賞
私の“夢”サクセスストーリーコンテスト
旅と自然のフォトコンテスト
新風舎・平間至写真賞 11回
新風舎文庫大賞
ポストカードブック大賞
福永冷三児童文学賞
フーコー短編小説コンテスト 22回
ギフトブック・詩のコレクションコンテスト 20回
マウンテンルート「ポエムの森コンテスト」
恋のエンボエ「短いコトバで綴るLOVEメッセージ」
祭り街道文学大賞
フーコー短歌賞
フーコー21世紀エッセイストコンテスト
フーコーエッセイストコンテスト
旅と自然のフォトコンテスト
三都物語短編小説文学大賞
新聞に載らない小さな事件コンテスト
恋のショートフレーズコンテスト
恋愛文学コンテスト
------------------------------------------------
各賞への作品応募者には、第一次審査、第二次審査をパスして最終審査で惜しくも選に漏れたという通知が新風舎から来る。そこから営業が始まる。応募者の作品は優秀なのでこのまま埋もれてしまうのは勿体無いからといって共同出版を持ちかける。見積書を提示されるが、かなり高く通常の倍くらいのようだ。出版費用を新風舎は一切負担しない。宣伝や保管などほとんど経費のかからないところを協力するというのだ。書店に置いてもらうために歩くこともしない。いわば高くかかる自費出版だ。藤原新也氏のブログに寄せられた体験談がまとめられている。
新風舎にはリスクがまったくなく、儲かるのだ。だから「賞ビジネス」は効率が良い。営業ターゲットは応募者であり、プロフィールも分かっているから頭脳的な営業ができる。
無料の「出版相談会&セミナー」も各地で催しており、まさに「自費出版が進化した新風舎」である。
賞ビジネスは違法ではないが、批判されるだろうな。狡猾といおうか。
小生は20年前に旅行記を500部自費出版したことがある。210ページのハードカバーで100万円かけたな。
新風舎のサイトにアクセスしてみたら
「新風舎では、出版したい人のためのコンテストを各種開催しています。
あなたの原稿をお待ちしておりますので、ぜひご応募ください。
出版された本は書店やネットで販売され、絶版しないで永く売り続けられます」
というキャッチコピーが目をひく。
各種コンテストの数が下記のように20以上もあるではないか。かなりの実績を持ち、回数を重ねている賞がある。大賞には賞金100万円と作品の出版化というものもある。
出版社が主催する有名な賞としては、芥川賞、直木賞、江戸川乱歩賞などあるが新風舎1社の賞としては多すぎる。これが生き残っていくための「賞ビジネス」である。
------------------------------------------------
新風舎出版賞 28回
新風舎えほん大賞 14回
関西弁あじわい大賞
私の“夢”サクセスストーリーコンテスト
旅と自然のフォトコンテスト
新風舎・平間至写真賞 11回
新風舎文庫大賞
ポストカードブック大賞
福永冷三児童文学賞
フーコー短編小説コンテスト 22回
ギフトブック・詩のコレクションコンテスト 20回
マウンテンルート「ポエムの森コンテスト」
恋のエンボエ「短いコトバで綴るLOVEメッセージ」
祭り街道文学大賞
フーコー短歌賞
フーコー21世紀エッセイストコンテスト
フーコーエッセイストコンテスト
旅と自然のフォトコンテスト
三都物語短編小説文学大賞
新聞に載らない小さな事件コンテスト
恋のショートフレーズコンテスト
恋愛文学コンテスト
------------------------------------------------
各賞への作品応募者には、第一次審査、第二次審査をパスして最終審査で惜しくも選に漏れたという通知が新風舎から来る。そこから営業が始まる。応募者の作品は優秀なのでこのまま埋もれてしまうのは勿体無いからといって共同出版を持ちかける。見積書を提示されるが、かなり高く通常の倍くらいのようだ。出版費用を新風舎は一切負担しない。宣伝や保管などほとんど経費のかからないところを協力するというのだ。書店に置いてもらうために歩くこともしない。いわば高くかかる自費出版だ。藤原新也氏のブログに寄せられた体験談がまとめられている。
新風舎にはリスクがまったくなく、儲かるのだ。だから「賞ビジネス」は効率が良い。営業ターゲットは応募者であり、プロフィールも分かっているから頭脳的な営業ができる。
無料の「出版相談会&セミナー」も各地で催しており、まさに「自費出版が進化した新風舎」である。
賞ビジネスは違法ではないが、批判されるだろうな。狡猾といおうか。
小生は20年前に旅行記を500部自費出版したことがある。210ページのハードカバーで100万円かけたな。