喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

琵琶湖の観音めぐり・善隆寺和蔵堂

2012-04-22 | 寺・仏像

再会から、1週間。早いな~。

彦根で1泊。
翌日、定期観光バスで
琵琶湖の観音めぐり↓を予約してたのだけど、

http://www.okubiwako.jp/see/bus.htm
キャンセルし、Tさん運転で、和子さんと
連れて行ってもらいました。




十一面観音立像


薄っすら口に紅


阿弥陀佛頭(高さ66cm)

平安時代の末期の作で、佛師は不明。
十一面観音像は右足の膝を軽く曲げて、
少し前に踏み出している。
「遊び足」と言うそうで、困っている衆生を助けようと
今にも動き出しそうな姿なのだそう。

阿弥陀佛頭は作成途中で
佛頭だけだったのではと・・・・・・・・螺髪がまだ未完成。

600年前までは上の地図の庄にお堂があって、
そこに安置されていたのだそう。
その当時、今の場所、山門(やまかど)も
人家が建ち並ぶようになり、住職は
堂守に佛様のお守をまかせて移住してきたそうです。
ある夜、住職と堂守の夢に、観音様が出てこられ
「山門の地で住職と共に衆生済度したい」とお告げがあり、
山門に移したのだそう。

善隆寺の本尊や佛像ではないので、
本堂の横にお堂を建てて安置されたよう。

琵琶湖の観音様は信長の焼き討ちから、
川底や土の中に埋められて、里の人々によって守られ、
無住の小堂に安置されているものが多い。

このお堂も、善隆寺の境内にはあるけれど、
お守りは山門の人たちの講で行われているのだそう。

拝観はほとんど予約が必要

コメント
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