本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

食がアブナイこの御時世に道路ばかり作っていていいのか!?

2008-01-31 17:11:07 | 政治
つなぎ法案が与野党合意って、あーた、いつも騙されているんだから今度は騙まし討ちにしろ。「密約」などもしあったとしても構うことないからきれいさっぱり反故にしてやれってか、そんなこと言ってる場合じゃない。今度はメタミドホスの襲来だ。そんな薬剤知らんちゅうのってか、ヤバイぜこれ。我が国難は息つぐ暇もなく矢継ぎ早に訪れるのだ。この殺虫剤は有機リン系劇物で濃度によってはサリン同様危険だというのだ。警察は目下混入説らしいが、パッケージからか餃子の皮からか、いずれにせよ混入濃度が半端じゃない。中国は何考えとる?!鼠・ゴキブリ対策にそんなもん使うんじゃねえ!あぶねえじゃねえか!一時期私は中国製のバターピーナツばかり食べていたぞ。はあ?うちら《鼓腹撃壌》的中国農家を信頼してたもんね。あのピーナツは大丈夫だったかな?って、頼むぜほんと。汗。あちゃっ。検査・検疫の通関は生鮮野菜の残留農薬がメインで「冷凍食品なんかはノー・チェックだった」なんて言ってやんの。馬鹿者、愚か者!誰も調べてねえのかよ。近代的大工場での異物混入なんて想定外か?抜き取りでも何でも調べてくれっつうの。一家の夕飯の惣菜だぞ。旦那の弁当のおかずになるんだぞ。輸入元のJT子会社は「製品チェックはCOOPの責任、うちら輸入するそばから引渡してるからチェックなんてしてる暇はない」と言い、他方COOPの側は「そんなこと言ったって、うちらJTを全面信頼してるんだもんね」と早くも責任のなすり付け合いが始まっている。初期の被害情報もFAXの初歩的送信ミスからJTには伝わっていなかったというのだからまるで危機管理がなってない。死者が出なかっただけ良かったってか、これは不幸中の幸いである。であるからして、各々方ゆめゆめご油断めさるな。道路ばかり作ってる場合やおまへんでぇ!まして道路特定財源でテニスコートなんか作ってる場合か?!マッサージチェアやテニスボールなんて買っている場合か?!巨費を投じて使われもしない駐車場を作っていていいのか?!はあ?宿舎も建てるってか?!そんな金あったら水際で毒入り冷凍食品をチェックするGメンを一人でも増やしたらどうなんだ?!馬鹿者、役立たず!ぷいぷい。どがちゃがどがちゃが・・。 . . . 本文を読む

今、人の噂は7.5日しか続かない。

2008-01-30 16:29:53 | 社会
ここgooblogではどういうつもりか「違法建築」という項目をいつまでも「今注目の話題」の中に入れているが、利用者がこれを使う頻度がどれ程あると言うのだろうか。いやね、私は今「歴史」というジャンルを探してみたのだがこれがないのである。余所のブログにもこの項目はないのかどうか後で調べてみるが、もし他所にもなかったらこれは異常である。自分の住む町でも国でもいいが、凡そ自分の環境に些かも興味を持たない人間などはいない。歴史、風俗、習慣、地理、地勢、気候、名物、方言、気質、交通機関・・等々、誰だって生活に直接関わる諸々の事象には興味を持つのが普通と私は思っているが、私のこの感覚は「フツーじゃない」のだろうか。「歴史をテーマにブログを書く人間などいない」などとは私は考えないわけだが、ところで「人の噂も七十五日」という俚諺があるけれど、私は今噂など少なくともこの1/10で収まり消え去ってしまうのではないかと実は疑っている。と言って確たる根拠があるわけじゃないので(あちゃ!)、私たちのYouTubeビデオへのアクセスを例に挙げると、今現在全部でなんと109,383回も視聴されているけれど、これは全てのムービーがコンスタントに顧みられているわけじゃなくて、その逆に一部二、三の作品(?)のみが爆発的に再生されている結果なのです。笑。で、最近で言うと例の大阪マラソンに於ける福士さんの序盤の爆走ぶりが497回再生されているけれど、これがここに来てピタッと止まった。マラソンと大相撲千秋楽があったのは三日前の日曜日だから、それから三日立つともう世間様一般の興味・関心はハンドボールとかつなぎ法案とかに移っていて、もう二三日したらみんな福士さんのことなど忘れてしまうかも知れない。無論ことの善悪を言うのではない。私が言いたいのは、これでもかこれでもかという情報の洪水の中で、私たちはいつまでも古い情報に拘泥していることなど(よくよくの個人的な事情でもない限り)事実上不可能ではないかと思われるということだけです。「だからどうした?!」と訊かれても返答に困るが。ぁそ。というわけで幸か不幸か我々は嬉しい事も悲しい事も、楽しいことも腹立たしい事も次から次へと忘却し去る生き物のようで、しかも誰もがいつまでも同じ場所に留まってはいないので、それを見透かしたかのように自民党は今も悪逆の限りを尽くしているのだ。 . . . 本文を読む

福田自身が『暫定』で『特別』な『つなぎ』の首相だが。増補版。

2008-01-30 09:47:32 | 政治
三十五年も前に「暫定」で発足した法案を更に今後「暫定」のまま十年存続させるため、「間に一瞬たりともこの言わば《臨時増税》が途切れることがあってはならない」とばかりに異例の「つなぎ法案」なるものを議員立法で通すため、是が非でも今月中に提出すると意気込む自公であるが、自公があくまでこの強行突破の方針に拘れば一気に衆院解散まで事態が突き進む可能性まであって風雲急を告ぐ国会冒頭となった。河野衆院議長までもがここへ来て『(肝心要の予算案を放っておいての)つなぎ法案先議』には難色を示したが、予算委員会で野党に追求された福田=ぬらりひょんは「党のすることだから関知していない」とまるで余所の党のことでもあるかのようにひたすら逃げまくっている。同じ議員立法でも先の薬害患者救済の法案では「リーダーシップ」の発揮を誇示していたにも関わらずである。一般に「多数決原理」を闇雲にすべて否定し去れば民主主義は機能不全に陥るものであるが、かと言って現自公政権のように、総選挙をすれば議席減必至だから「民意は聞かない(解散はしない)」、ちょっとでもガソリン値下げ期間が発生したら自分たちは値上げ・増税の悪玉になってしまうからこれも死んでも避けたいという見え見えの詐術を恥じることなく全面展開するに至っては、これは民主主義とは程遠いどこかの軍事独裁政権と全く同質の政権運営と言わざるを得ない。元より福田内閣自体が、政権放り投げの安倍ポンを緊急リリーフした「暫定首相」「つなぎの首相」であることを思えば、特別行政法人の「埋蔵金」が何十兆円あると言っても福田内閣自体「超特別」の異例な政権なのである。この硬直した状況は諸君、逆に言えばいよいよ自公は断末魔の悲鳴を上げつつ自ら墓穴を掘りつつあると言えるのではないか。いよいよ好機到来だぁっ!笑。この際野党各党は興国の浮沈この一戦にありってか、小異を捨て大同に就き、参院での優位を最大限有効活用し、無い知恵絞って(はあ?)一気に解散まで雪崩れ込め!「よくぞ掘ったり老いたるモグラ(はあ?)、ここがロドスだここで跳べ」ってね。ぁ、それそれ、てれつくてんてん、はぁっ♪と。 . . . 本文を読む

インケツってか?!

2008-01-28 20:47:52 | 
昨日私の応援した3人はみんな負けてしまった。あちゃ。こういう状態を「インケツ」というらしい。正確な意味も、漢字でどう書くかも知らないが、「勝利の女神」とは正反対の「敗軍の将」・「疫病神」というようなニュアンスの自嘲語・罵倒語らしい。当然下品な隠語(?)だろうから、あまり使わない方がいいかもね。で、その三人は誰かと言うと、もう想像はつくだろうが:1.トラックの女王・福士加代子さん。2.西の正横綱・朝青龍。3.熊谷さだとし大阪府知事候補。の三人である。1.の福士さんは最近名前を覚えただけ、昨日折り返し点前後の軽快な走りをテレビで見て一遍に好きになり、彼女の終盤の疾走を是非共カメラに納めたかったのだが・・ポッ。2.は千秋楽の横綱対決ということで、天邪鬼の私は悪餓鬼=朝青龍を敢て応援した。白鵬が嫌いというわけではないが、ちょっと優等生過ぎる。二場所連続で実戦から隔離されていた横綱が勝ったのでは協会の面目丸潰れだろうからこれは止むを得ない当然の結果か。横審の面々の青ちゃん評価も概ね合格点というのも当然で、二日目と楽日しか負けていないのだから、これまで「横綱の資格がない」だとか「辞めさせろ」だとか口汚く喚き散らして来た内舘も何も言えずにこそこそ逃げ帰っただけだ。クソ婆ァ、お前こそ引責辞任しろ!3.の熊谷氏は共産党候補の票と合わせても橋下の単独票に遠く及ばないという完敗ぶりでこれには言いたいことが幾つかある。関西テレビは開票開始直後に橋下当確を打っていた。私が期待したように『やらずの雪』もぱらついて(!)投票率は48.95%だったということだがそれでもこの票差なので呆れるが、いうほど『芸能プロ型パフォーマンス』のハシモトが支持されたわけではなく、民主等野党候補が勝手にころんだ結果と言った方がより正確だろう。というわけで今日は昨日の我が三連敗の復習です。泣。 . . . 本文を読む

速報!大阪国際女子マラソン2008.

2008-01-27 17:14:02 | 
スタートが12:10だったからトップグループがこの地点を通過するのは12:25頃を予想していた。ところが、それよりも7分くらい速く先導車が来たので、周囲はみんなざわついた。福士である。目の前を通過する彼女は早くも後続をぶっち切って独走していた。なんなんだ、これはっ!?それが御堂筋を過ぎても続いていて、一時は二位グループを620mも引き離していた。が、それも32km付近までである。マラソン初挑戦で、長い距離の練習も少なかったという彼女の足はピタッと止まって、その差は200mとなり、並ばれ、抜かれた。わぁ~ん。泣く。レースの最終局面では、場所取りで公園東南角に待機していた私の隣には女子マラソンに詳しいおっちゃんがいて、逐一ラジオの実況を伝えてくれた。「福士はアカン」と彼は言った。ついさっきまでは「余程の故障でもない限り大丈夫や」と言ってたくせに!黄色い制服の整理員のおっちゃんや後から来たおばちゃん、おっさんが加わって、もー大変、我々はみんな福士さんの俄かファンになっていたのだ。彼女はとてもカッコ良かった。というわけで、取り合えず最初のムービーをアップしました。 . . . 本文を読む

役人の財布。

2008-01-26 11:56:21 | 世界
二度までも難解な年金メールを送りつけておきながら、いざ記憶が判然としない国民納付者がわざわざ時間を作って窓口へ行ってみると、担当が替わり説明も応対もころころ変わって、非礼で不親切な扱いをされ、中には泣き出してしまうお婆さんもいるなどという報道を聞くと、ほんとに世も末だと思ってしまう。年金をぐしゃぐしゃにしてしまったのは誰なのか。誰の支払った年金の話をしているのか。年金は誰のもので誰のためにあるものなのか。主権者は誰で公僕は誰なのか。・・コトは基本がわかっていない連中がやりたい放題して来た結果の後始末の問題だから、このまま社保庁を解体して彼ら奸臣どもを一挙に無罪放免してはならない筈だが、現自公政権は一刻でも速く『臭いものには蓋』をしてしまいたいという野望を隠そうともしない。*『僕』という字から触発されて上海の高級ホテルにオープンしたという『女僕喫茶』のことを思い出した。女僕とは女給即ちメイドの意で、おにゃんこギャルたちがメイド姿でお出迎え~接待してくれて「ご主人様、お帰りなさいっ!にゃんにゃん!」とか言ってくれるそうだから、モーおじさん大変!私も後学のために(はあ?)一度行ってみようか?きれいな服着て髭も剃ってってか、あっそ。笑。そう言えばもう30年くらい前に『ノーパン喫茶』というのが流行ったことがあるけど、あれは純然たる風俗店だよな。で、このメイド喫茶のターゲットは日本から中国へ仕事で来ている商社マンたちだそうで、事実テレビでは「日本にいるときは一度も行ったことがない」というおじさんたちがデレデレ鼻の下を伸ばしていた。これもオタク系のアキバ文化が中国を席巻しているということになるのだろうか、一部上海の小娘たちもコスプレに余念がないというのである。私はもうかれこれ15年くらいは秋葉原へ行っていないから『アキバ系』の意味も実はよくわかっていない。大阪・デンデンタウンの状況からなんとなく想像はしているが本場は想像の域を超えているに違いない。ただただ舌を巻くだけである。ぁそ。十年くらい前私が付き合っていた中国人留学生の或る者は「中国人はみんな上海人が嫌い」と上海人のいる前で笑い飛ばしていたが、日本で言えば「近江商人」とか「三河商人」とかいうニュアンスだろうか、元々利に敏く金に辛い風土らしい。が、今や上海は中国最大の都市で車も上海のナンバープレートはプレミアが付くのである。w . . . 本文を読む

常態化する「不祥事」。

2008-01-25 02:44:26 | 社会
米ソの冷戦時代子供の教育に関して「大人たちが互いの頭上に過剰なまでの核ミサイルを向けていながら、その口で平和や非暴力を教えたところで何ら説得力を持たない」と言ったのは当時「三つのM」の一人と称されたマルクーゼだが今我ら下々の者に向けて何かと号令を発したがる政財官公の不祥事は留まるところを知らず、人のこと言う前にてめえらこそ率先して、たまにはまともなことやってみろと言いたい。さて、町村が自主減棒1/10を決めたという今回の対露スパイ疑惑だが、テレビでは何回も報じているのに今現在(1/24.18:51)見当たらないからwebにはまだ流されていないようだ。webのニュースにはどういうわけか(←いや理由はわかっている。ネットはスピードがあり過ぎるから同時に流せば肝心の『紙』の媒体が売れ残ってしまうからだ)スピード感がない。テレビより数段劣る。一般に諜報機関の手にかかったら個々人の力など無に等しい。暗黒街同様彼らは合法と非合法を臨機応変に使いわけてくるからで、荒っぽい手段は取らないまでも隙をついての『呑ませる、抱かせる、摑ませる』の定番の方策で大抵の人間は篭絡されるとしたものである。何が闇の組織の力に対抗出来るかと言えば、綿密に研ぎ澄まされた危機管理のシステムを構築するしかないわけだが、政も官も公も財もご覧のような有様ではそれも殆ど期待出来ない。となれば、この国は滅ぶに任せるしかないのだろうか?・・いやGYAOの昭和テレビを見れば(まだ第二話までだが)月光仮面のおじさんがいる。どぉっこの誰かは知ぃらないけれど、誰もがみぃんな知ぃっているぅ♪月光仮面のおじさんは・・ああ、懐かしきあのメロディよ。ピストルで撃たれても右へ左へとひょいひょい弾を交わすなんて、あれはまるで「元祖マトリックスだ」ってか、ぁそ。(←脱線御免)それにしても「不祥事」というのはたまに起きるから不祥事なのであって、今般のように毎日のように各方面で不祥事の連鎖が巻き起こるというのは異様異常な非常事態というべきじゃないだろうか。もうあの人たちのお詫び会見は見厭きたぜ。カメラに向かって深々とお辞儀ってかぁ?!あれはもはや単なるセレモニーだ。メディアはあんなもの撮ったぐらいで何か仕事したなどと思うなよ!NHKや枡添なんて開き直ったかと思えば翌日は謝罪と、猫の目応対で一年中やってるぜ。ええ加減にせえや。ぷいぷい。 . . . 本文を読む

TAXI 4他&百度。

2008-01-24 05:47:20 | 
内憂外患で屋台骨が揺さぶられ続ける我が老大国(?)への今度の襲来は『百度(バイドゥ)』という中国発の検索サイトである。百度の意味は「何遍でも来てちょうだい!」で、初の海外進出先として光栄にも(?)我が日本が選ばれたということだ。本場中国でのシェアは既にyahooやgoogleを押さえてトップ、7年前だったかに7人で始めたベンチャー企業が今や5,000人の従業員を抱えるビックIT企業としてブイブイいわせているということであり、その売りはmp3とかの音楽提供サイトへの素早いアクセスで、利用者も音楽関連での利用が一番多いのだが、ここに音楽の著作権を持つ側からは違法の訴えが出ていて(但し中国の裁判所は無罪との判断)、とりあえず日本では音楽は扱わないらしいから、何か他にいいことあるのかな?ってとこだね。私はgoogleとyahooだけでも充分過ぎるくらいだけど、そのうち暇があったら行ってみようかな?と思っている。ぁそ。でもって、今日はトビタシネマの500円の日に見た洋画三本立て(『タクシー4』と『ダンジョン&ドラゴン2』と『ディテクティブ』)の話だけど、今回は遺憾ながら収穫はあまりなかった。残念無念。あっちゃ。 . . . 本文を読む

騙されてはいけませんという現況。

2008-01-23 10:25:43 | 世界
1.(お知らせ)が流行る。枡添は年金を再構築するための(お知らせ)をご丁寧に1億7,200万円使って再発送する。「二重手間であろうと税金投入してやるんだから自分も役人の腹も痛まない。せっせせっせと業務に励んでいるポーズさえ取っていれば、そのうち逆風も凪ぐ」とでも思っているのか、会見での記者からの質問には「批判する暇あったら名案を出せ」と不当にも逆切れしていた。そんなふうだから年金便乗の振込め詐欺まで流行るんだ。詐欺犯らは「俺たちは小悪党に過ぎないぜ」と腹の中では嘯いているかも知れない。誠に誠に「巧言令色鮮し仁」である。「皆さん、奴らみんな何が達者かと言って口だけは『立て板に水の如し』なんだから、せいぜい耳の穴かっぽじって役人や詐欺犯の口車には乗らないようくれぐれもお気をつけあそばせっ!」ってか。そうかと思えばNHKのまるで他人事のような(お知らせ)もあったね。あれはアータ、常識で考えて(!)他人様の車に無断で勝手に偽造のナンバープレート貼るかぁ?!ケーサツだってそこまでしないぞ。(はあ?)こりゃれっきとした『犯罪』じゃないのか!?しかも偽造プレートをそのままにしてたら(!)車はどっかへ行っちゃったってか?あっちゃ。NHKは今から「教育する」そうだが、ではこれまではインサイダー取引の実務でも教えていたのか?どちらも『ガキの使い』レベルの話だと言ったら子供が怒る。2.EUと一括りに言うが、あくまでもアングロサクソンの米英主導で行きたいイギリスと、アメリカの覇権=パクス・アメリカーナからはいい加減に脱却したい大陸側=仏独連合とでは暗闘が繰り広げられているらしい。アメリカの世界戦略に直結する英国の政策や、そのアンチたる仏独の政策が世界の宗主国・アメリカに及ぼす影響は、世界第二位の経済大国を自称しつつ実際は米の属州・属国としてしか機能しない我が国の比ではないことは田中宇センセイの指摘するとおりだが、ではその米帝国はというと今政治的には国を挙げてのお祭りの真っ最中で、その経済は、金利下げようが何しようが失業率が13%を超えた指標から推せば『不況突入』は必至だそうだ。「やべえっ!」てか、うちらここんとこずっと不況だから何も怖くないんだなこれが。笑。株価暴落で40億円ずつ仲良く損したという鳩山兄弟とは違う世界の住人かって、うちらも一生に一回くらいソーユー大損してみたいもんだ。ぁそ。 . . . 本文を読む

DVDが売れなくなる?

2008-01-21 11:01:00 | 
情報氾濫が常態化して久しい。《情報化時代》という言葉なら私が中高生の頃には既にその類のガイドブックが新書版で出ていた。当時は『三丁目の夕日』時代後期で、今と比べたら「どこが情報化だ?!」と言いたくなるようなご時世だったが、それでも以前とは比較にならない程の情報が飛び交い始めた時代だったのだろう。さて今現在飛び交っている情報はどうか。例えば1.NHKのデイトレイダーたちが今回発覚した三人だけだったと断定するのは如何にも無理があるし、会長はお詫び会見をパス(←速報:もはやこれまでと辞任した)。では民放はインサイダー取引とは無縁だったという保証はあるかと言えばどこにもない。パチンコだのギャンブルだの先の見えない「投資(?)」に現を抜かして日々の鬱憤を発散している人たちはまるでアホ扱いである。2.社保庁の裏マニュアルは「窓口で過去の特定に繋がるようなヒントは出すな」と指示していた。「過去のことはきれいさっぱり忘れて国家的窮状救済に協力し我々を無罪放免して欲しい」というのが、この役所の厚かましい基本姿勢である。3.宮崎県そのまんま東国原知事が就任1年で、県民の支持率は全体ではなんと90%を越えているが、官製談合にどっぷり浸かっていた土建屋たちは彼を酷評し、売り上げ上昇に繋がらなかった名産「黒皮カボチャ」の生産農家の評価も厳しい。かつては県内有力観光地だった青島の凋落ぶり・ゴーストタウン化は目を覆うものがあると言うのだが、ではこの1年で誰が彼以上の宮崎トップ・セールスマンたり得たろうか。国民皆兵(?)を主張してみたりと、確かに政治的にはアッパラパーな側面もあるが、県民が彼に文句を言ったりしたらバチが当たる。聞けば九州の高速道路は西回りだけだそうで、談合知事と自民党はいったい何をしていたんだろうかと思ってしまう。そういうわけだから、情報を追いかけているだけでは追いかけるだけでそのまま我々の余命は尽きてしまうかも知れない。「それもいいかもね」って、あっそ♪でもパソコンったって、今や携帯電話の目指すところが「せめてPCの出来ることくらいは全てカバーしたい(!)」という線まで来ているというから、現在のパソコン事情に疎い私などは殆ど、居ながらにして時代から取り残されつつあるような気になる。・・というわけで、今日取り上げるのは、アップルがまた何やら新しいことを始めたというニュースである。 . . . 本文を読む

花も嵐も踏み越えて。

2008-01-20 11:12:26 | 
信用収縮の時代だそうである。アメリカ人は借金をしてまで住宅産業へ投資する傾向があるのだそうで、結果サブプライムの損失が不確定で金利を下げても駄目、ブッシュ減税でも株は下落した。アメリカ次第・アメリカ頼みの日本は推して知るべし、これまで通りの政権が(暫定税率10年延長の方針でわかるように)これまで通りの政治を続けるなんて言っている国、ポチ以来ブッシュの金魚の糞を続けている国なんて、ここまで日本経済を底上げしていたいわゆる『外国人投資家』たちが手を引いてしまうのも当然の帰結なのである。彼らは馬鹿じゃないし怠惰でもない。金儲けのためには何をすべきか、世界の政治経済を日夜研究し続けているのでアル。あっそ。凋落していた筈のユーロは今や飛ぶ鳥を落とす勢いで、Asia except Japanの圧倒的な活力こそが彼らには魅力なのだ。「ジャパン・パッシングじゃなくて今やジャパン・ナッシングだなんて、証券会社の人間が言っていていいのか!?」ったって、それが日々業務に携わる彼の実感だったらしょうがないじゃないか。あちゃ。小泉構造改革ったって、無謀にも中国を怒らせて新幹線着工をむざむざ《おフランス》に放り投げてしまい天文学的な経済損失を我が国に齎したのもポチならば、我が国虎の子の郵貯資産を「さあ召し上がれ」と差し出したのも国賊=小泉である。改革改革ってどこが改革されたか?!社保庁、防衛省、警察etc.がどこか良くなったか?!大企業は今度は製紙業界までが業界ぐるみで嘘をついていたことが発覚した。これは「発覚しただけマシだった」とでも言うしかないあくどさである。70%配合されていた筈の古紙は実は0%だったなんて誰が想像し得るだろうか。低金利で輸出産業を伸ばし、外需頼みで経済発展を目論むという施策ははっきり言って内需を破壊しそのため世界からそっぽを向かれた。我が国全国津々浦々の「日本の田舎」を滅ぼし、中小零細企業のシャッターを無理やり降ろさせたのは小泉であり竹中であるが、これを打つ手なしの自公はまたまた引っ張り出そうというのだから「アホちゃうか?!」というよりももう既に自公政権の脳味噌は総体として腐り切ってしまっているから、この国の現在と将来にとって有意義な施策は何一つ産み出せないということだろう。というわけで、私はまた500円映画を見て来ました。w . . . 本文を読む

アポカリプト。

2008-01-16 12:31:00 | 
寒波到来!ウィキペディアに拠れば→「プロンプターの必要性、すなわち舞台上で俳優が台詞等を失念する可能性は演劇の誕生とともにあった、と考えるのが自然であろう。しかし、例えば古代ギリシャや古代ローマでの古典演劇で、誰がどのようにしてプロンプトを行っていたのかに関しては資料が乏しいとされる。」というんだけど、今話題のあれっていったい何だろうね?つまり、船場吉兆の女将(新社長)のこと。あれをテレビでは「マイクに不慣れだっただけだ」と庇う人まで現れたのにもおじさん驚いた。そういう問題か?笑。いい歳したおっちゃんが七十過ぎのお婆ちゃんの鸚鵡返しにしか記者会見で発言出来ないんだぜ!あと朝青龍が内舘の婆さんを睨みつけたって話も笑っちゃうね。公益法人・相撲協会の資産が500億円ったって、多過ぎる役職の人間がそれらを稼いでいるわけじゃない。みんな朝青龍を筆頭とした現役力士が体を張って叩き出した結果の資産だ。横審なんてそのおこぼれに預かっているだけじゃないか。朝ちゃんを苛める前に一言でも協会の体質批判でもしてみろってんだ。協会も横審も、偉そうなこと言う前に「名にしおわば」少しは利益を文字通り「公益に」回してみたらどうだ?!金儲けと自己保身のことしか頭にないのなら「国技」の名前を返上して「ジャパニーズ・スモウ・レスラー協会」でも立ち上げろ!なんで相撲だけが国技なんだ?剣道や柔道はどうなる?!・・というわけで、500円サービスデー行きました。今年初。ぶひひ。最終日だったのは邦画の方だったんだけど、迷った末見たのは洋画の方。ところがこれが三本とも残虐シーン満載で「今日はソーユー特集だったの?!」って感じでおじさん参ったけど、トビタシネマは毎回問題作・話題作を上映してくれるから当たり外れがない。だからタバコの煙は辛いけど6時間弱の間私は我慢する気になるんだね。洋画の多彩さと比べたら日本のヤクザ映画ってほんとにクダラナイものが多いとつくづく思いました。見たのは「アポカリプト」「スネークフライト」「ブラッド」の3本立てで「アポカリプト」の途中から入館したんだけど、それにしてもいつも思うんだけどこのラインアップで500円は安い。それでアポカリプトってどういう意味なのか実はまだわからない。あちゃ。 . . . 本文を読む

House of Wax.

2008-01-15 07:28:24 | 
わぁ~っ、こ、こぅぇ~っ!!おそがいっ!おっかねえ!ホラーは怖いから嫌だぁ~っ!(はあ?)でも見たい~っ。みんな惨殺されちゃうから成人指定(?)だぁ~っ!というわけで『蝋人形の館』(2005年)をGYAOで見ました。この映画は古くて新しいテーマということか、実に3回目のリメークなのですね。(ネタばれ御免:館というよりも街全体がmade of waxという凄い設定でありました。)一昨日は一昨日で『ロボコップ2』を見ました。こちらはサイボーグたるロボちゃんがバラバラにされてしまったりして、「自分は人間なのかマシンなのか」と我が「鉄腕アトム」のような「人間的」苦悩に陥るのです。オムニ社という巨大企業が警察のみならずデトロイト市全部を買収してしまう勢いなのは状況に対して示唆的というか、警鐘乱打みたいに思われるんだけど、ところで500円映画館は今年になってからまだ行ってないのです。あちゃ。それはいいとしても、寅さん映画と石原慎太郎プロデュ-スの『俺は、君のためにこそ死にに行く』の2本を見損なったのは痛かった。あれは是非とも見ておきたかったが1/8迄という上映期間を錯覚していたんだね。ぁそ。で、昨日のニュース・レターではないけれど、ドラ息子・ブッシュが領導する「ネオコン」は故意に戦火を拡げ、索敵~戦闘して「敵」を殺し、或いは逆に敵に殺されての「産軍協同」に邁進しており、これを言い換えれば血で血を洗い、敵味方の血を贖うことによって世界経済を展開している文字通りの「死の商人」であるかの如くだが、他方「直接戦闘」迄にはいまだ踏み込めない我が国に於いては鳥越さんの指摘するように「社会環境への違和感が無関係な他者へではなく自分の周囲にいる肉親や知人へと直接発動され、残虐な殺人事件を惹起している」傾向が最近強いのである。「通り魔殺人」だけが怖い時代ではなく「家族崩壊」か何か知らないが、むしろ「身内から疑え」と言いたくなるようなこの風潮はいったいどうしたことだろうか?!大脳生理学で言うところの「鰐の脳=中脳」が無差別に他者を攻撃するよう指令するのだとしても、他方家族等との安寧な日常を志向する働きだって(大脳のどこにあるのか知らないけど、汗。)当然どこかに納まっている筈だから、我々の脳味噌は配線がモー滅茶苦茶になってしまったのではないだろうか。あちゃ~っ。これってやっぱり由々しき事態だよなぁ! . . . 本文を読む

「米英の離反・反目」という「珍説」?!

2008-01-14 03:58:33 | 世界
以前も取り上げたが、田中宇という元大手新聞記者の配信するニュース(勿論無料)はいつもかなり読みごたえがある。1/8版では「パキスタンの裏側」という標題の、米英世界戦略が何故か近来互いに齟齬を来たしているのではないかという「珍説」について掘り下げた分析がなされていた。米英を中心とした世界の諜報機関の暗躍ぶりは今に始まったことではないが、我が国はそもそもが先の大戦に完敗した敗因の一つに情報戦略の無さが挙げられているくらいなもので、アメリカの軍門に下ってからは今度は180度方向転換して(情報公開をしない外務省あたりが湯水のように国費を浪費してどこでどんな情報を漁って来ているのか知りようがないが)何が何でも「対米追随一辺倒」の「金魚の糞的世界戦略」(←「戦略」と言えるのかどうか?)に邁進して恥じるところがないのであるが、欧米に限らず中ソ・インドを始めとした世界の列強らはいずれも一筋縄ではいかない猛者揃いだから、最近の霞ヶ関役人どもの退廃ぶりを見るにつけ、我々の知らないところでも我が国の地盤沈下は急速に進行している可能性も決して低くはないと考えざるを得ないのである。で、「誰の言うことをどこまで信用するか」だが、これには秘策も特効薬もありはしない。「日々精進」「努力に次ぐ努力」と、これしかねえよ♪ . . . 本文を読む

日本は斜陽か。

2008-01-13 16:42:20 | 社会
「サンプロに自民党を呼ぶな!」とは言わないまでも、石破といい額賀といい、防衛省疑惑に名前の出た奴しか駒がいないのはどうしたことか。今や「クリーンな政治家」なる者を自民党に求める方が無理な注文なのかも知れないが、あんな料亭政治が大好きな連中にいつまでも偉そうなことを言わせていていい筈がない。奴らは即刻選挙で落とそう♪*対する民主党はというと、これも遺憾ながら小沢代表が毒饅頭を食って以来明らかに変調で、求心力を失いつつあるかのように見える。少なくとも参院選圧勝時の勢いがあるとは到底思われない。なんでこの国には「健全野党」が育たないのかというと、この国は八百万の神々が収斂されて以降(なかんずく明治以降)はずっと「権威は一つあればいい」という一種独裁国家状態に転落しているからだと私は密かに思っているのであるが、それはさておいて、今は国民のうちかなりの部分が「民主党にやらせてみるのも一考でいいじゃないか」「政権交代を実現することの中にしかこの国の未来はないぜ」と考えているにも関わらず、困ったことには肝心要の民主党がいかにも頼りないのである。この私が言うのだから間違いない。笑。旧社会党同様、正念場になると何をビビルのか自民党に助け舟を出すのだから、どうしようもない。アホの一太らを喜ばすだけだ。民主党と言っても旧社会党、民社党、自民党出身者等々の寄せ集めに過ぎないから、これは確かにまとまっている方がむしろ不思議という感じもする。自民党・公明党もそうだと言うかも知れないが、彼らには政権与党という無上のご利益がある。極めて短期間のことだったが、自民党が野党に転落した際には自民離党が続出したわけで、それを思うと民主党の面々はエライってか、いつまでも野党でいることが一向に苦にならない人たちなのだろうか。みんながみんなどこかの政党のように「政権獲得は我々のロマンです♪」などと言い始めたら困るじゃないか。笑。*話をサンプロに戻せば、田原などは冒頭「ガチンコ対決」などと煽っておいて、結論は「どちらもいい人だから協力して頑張って」などと落とすべきところに落としているのだからこれは「羊頭狗肉」そのものと言っていい。そんな者は「ナベツネの走狗」だと敢て私は言いたいわけである。「チェンジ」が求められるのは何もアメリカに限ったことではないのである。 . . . 本文を読む