本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

廃炉。

2011-03-31 23:35:16 | 社会
今日は京都へ行ったらあちこちで街頭募金の呼びかけをしていた。学生団体とかNPO法人とかである。京都駅と大阪駅の違いは一目瞭然で、京都駅は構内も駅前広場も観光客が右往左往しないで済むようにあちこちに一服出来る場所が確保されているが、大阪はそうではないということだ。集まった人はどんどん他所へ行ってくれというスタンスである。梅田も阿倍野も駅とその周辺が新しく生まれ変わるが、人が憩える場所とは程遠いのである。大阪の役人は馬鹿揃いである。 . . . 本文を読む

三度目の移転先。

2011-03-30 13:10:47 | web・メディア
千葉の知人は連日被災地へボランティアに入っている。昼飯持参で日帰り限定である。瓦礫の片付けがメインで、トイレは壊れなかった家で借りられる。還暦を過ぎているが充分役に立っていると自負している。私?私はコンビニとかでカンパするだけである。いずれもう少しまとまった金額をカンパしたいが、どこへ送ったら一番効果的なのか迷っている。いっそこれまで通り国境なき医師団とかでもいいのだろうか・・?中部信越地震では全ての義捐金を配布し終わるまで実に6年もかかっているらしい。*昨日は火曜日で飛田の500円デーだったが、同時に毎週火曜日と土曜日は「三角公園」で炊き出しがあるので、私も行って遠巻きに写真を数枚撮って来た。以前のように行列に割り込んでビデオを回すリキはない。炊き出しは11時からで、整理券は当日朝5時から公園で配布される。整理券なしでも食べられるが、超満員だから順番はずっと後になるのである。ここは西成署の裏の「四角公園」で毎日行われている炊き出し(稲垣さんのとこ)とはまた別の団体が主催している。飛田映画の近くの「山王市場通り商店街」では10人近くの人たちがダンボールハウスで野宿していた。人は変わっても風景は何も変わっていない。原発では作業員を1日40万円で募集しているらしい。(公表はしていない。)被曝前提の軽作業で、15分交代ということである。やるのは孫受けの臨時雇いであるからもし東電が一人当り40万円出していても、途中で抜かれるから現場の作業員が貰えるのは当然ずっと小額になるだろう。山谷の労働者たちは応募しているのだろうか。ゼニになるということなら、釜ヶ崎からでも派遣のツアーが組まれるだろう。 . . . 本文を読む

プルトニウム。

2011-03-29 02:38:31 | 社会
原発の近隣農家は大変である。ビニールハウスであっても露地栽培であっても一切出荷はするな、作付け準備はするな、土壌が汚染されたからと言って廃棄処分はするな・・と、丸ごと何もするなと言うのである。今までこういう処分を受けた農家があったろうか。一方被災者の方々を受容れた全国各地の仮設住宅等は、まだ完成分の6%くらいということで、人数にして3,000人未満らしい。他の人はみんな親類縁者や友人知人を頼って緊急避難場所を出ているのである。被災地ではまだ必要な物が必要な所へ届いていないらしい。体育館等、身動きの不自由な場所では「ファーストクラス(←これがエコノミークラスの間違いであることはすぐわかったが、後で直せばいいと思っているうち雑用に追われて直さないまま外出してしまった。汗。最近直近の過去をド忘れすることが多いので困っている。)症候群」の心配もされている。避難後亡くなられたご老人も多い。私は寝起きに一瞬「これは夢ではないのか」と思うことがあるが、すぐ我に返って、日本は今とんでもない事態に立ち至っているのだなと、改めて認識するという日々である。 . . . 本文を読む

放射能濃度。

2011-03-28 06:00:04 | web・メディア
昨日のタカジンの委員会では報道されないのはご遺体と自衛隊であると言っていた。自衛隊は軍の機密だろう。どういう体制を組んで動いているかが他国に知れたらまずいと思っているのだ。ガソリンは自衛隊と警察には最優先で届けられていると言われている。あと公共広告機構も槍玉に挙げられていたが私にはよくわからない。元阪神の赤星さんがよくCMに出ているが全てノーギャラなのだそうだ。まだ行方不明者の捜索が続いている地区もあるが、被災地の復興は日々少しずつ進んでいるようである。東京では開花宣言だ。 . . . 本文を読む

炎上。

2011-03-27 09:53:13 | 社会
最近少女漫画のことも映画のことも全然書いていないが、漫画は細々と読んでいるし、映画もボチボチ見に行っている。被災地の子供たちは遊び道具は元より遊び場所にも不自由しているだろう。漫画や本は届いているのだろうか。さて、私の漫画の2つのテキストだが今は『しゅごキャラ!』は一時棚上げして、『今日、恋をはじめます』だけを⑩⑨①②③巻の順に読んで今④巻にかかっている。学校のイベントに合わせて二人の間に様々な小さな事件が起きて主人公の少女の心は揺れ動き、私は感心しながら結構楽しんで読んでいる。テキストに選んだ作品に限った話ではないと思うが、少女漫画の世界は充分に美し過ぎる世界である。少年漫画も基本は美しいが、同時に残虐性・攻撃性等も常に伴っている。ただ漫画の描く世界が美しいからと言って、それを読む少女たちの心もまた美しいというわけではない。彼女らを取り巻く環境がそんな御伽噺を許す筈もなく、彼女らは彼女らでそれぞれが計算高く利己的で、あざとく狡賢い連中なのである。笑。というわけで今日も少しずつ、目に留まった情報を提示して行きます。 . . . 本文を読む

放射能漏れ。

2011-03-26 05:21:13 | 社会
管は会見で「福島第一原子力発電所の状況はまだまだ予断を許す状況下にはない」と言い、土曜サタズバッの解説者に「そんな日本語はない」と一蹴された。私も彼同様無学だからそんな修辞は知らない。これはカラスが孔雀の羽根を身につけて「私、綺麗?」というようなもので、単に「予断を許さない状況だ」と言うよりは語句は長くなるし「かっこいいに違いない」と即断しての思いつき発言である。(←いや、2チャンネルでは質問に対する回答もカンペの棒読みだったと指摘している。もしそうなら、両者はつるんでいる。)が、今時そんな修辞を考えるのは管だけだろう。この期に及んでまだ意味なく少しでも自らの言葉を飾ろうとする頭の悪い首相を我々は頭に戴いているのである。*「自主避難」という言葉も誤魔化しの修辞である。「外へ出るな」と指示しておいて生活物資は届けない。これでは生活が成り立たないと訴える人に対しては「逃げる必要はないけど逃げたかったら自分で勝手に逃げれば!?」と言うのであるから、これは棄民である。「一旦は屋内退避を指示したが、これからはもうお前らの面倒は見ない」と言っているのである。これは最近2チャンネルに現れた「おまいらもうみんな死んでしまえ」という言動と奇妙に連動~一致しているように響く。この風潮は被災者を支援する立場の側からの『逆切れ』であり危険な兆候である。 自主避難については浜の爺さんのブログ(TB到着)に詳細な記述がある。 . . . 本文を読む

今日も震災続報。

2011-03-25 01:39:44 | 社会
大阪では昨日夕方「もし大阪で震度6クラスの大震災が起こったら」という想定で対応策を放送していた。その際一つだけ東京より有利な点があるということだった。それは「水の都大阪」だから避難や物資輸送に『水路の便』が期待出来るというのである。それもしかし「もし河川が損傷を受けなかったら」の話で、水路が寸断されてしまったら『水の都』もへったくれもない。木曾三川や庄内川を持つ名古屋圏でもそれは同じことだろう。*現在実施されている計画停電も経団連が主張している(した?)総量規制も、首都圏を一時停電させることには変わりがない。余計なお世話だが、夏の猛暑までにもし供給量が回復しなかったらいったいどうなるのだろうかと、ふと思った。自家発電機能を備えた一部の施設・建物を除けば、冷凍庫も冷蔵庫もエアコンも、どの家もみんな停められてしまうのだ。そうなったらあの巨大なコンクリートジャングルはいったいどういうことになってしまうのだろうか?電気冷蔵庫のなかった昔は、てっぺんに氷塊を載せて置く『氷の冷蔵庫』がどの家にもあったが、停電では前提となる氷が出来ない。『杞憂』したくなるようなことだらけの我がニッポンである。 . . . 本文を読む

水道汚染。

2011-03-24 14:44:11 | web・メディア
『男はつらいよ』の葛飾柴又の近く・東京金町浄水場(ここは江戸川から取水している)の上流に原発があるわけではないから、放射能汚染はどこから齎されたかと言えば、空気中に漂っている大量の汚染物質をランダムに呑み込んだ雨が、山野や川に万遍なく降り注いだ結果だろう。やれ冷却放水でX号炉の温度が下がっただの上がっただの、黒煙が吹いただの電気が通っただのと騒いでいる間に汚染はついに水道水にまで及んでしまった。「関東一円の乳幼児は危ない」「甲状腺癌になる恐れがあるから水道水は飲ませるな」ということなのか!?一度こんな通達を出してしまったら、たとえ数値が下がっても世のお母さん方はペットボトルの軟水から離れられなくなる。世情不安を煽っているのは政府ではないのか。そんな気がして来た。 普段から非常時に備えてペットボトル1ダースを備蓄しているという関東の知人は、政府の発表前はスーパーに満載だった水が今日は1本もなかったと言っていた。ガソリンに続いて今度は水である。 そして今日はついに作業員3名が短靴から水が入って被曝してしまった。 . . . 本文を読む