本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

「米英の離反・反目」という「珍説」?!

2008-01-14 03:58:33 | 世界
以前も取り上げたが、田中宇という元大手新聞記者の配信するニュース(勿論無料)はいつもかなり読みごたえがある。1/8版では「パキスタンの裏側」という標題の、米英世界戦略が何故か近来互いに齟齬を来たしているのではないかという「珍説」について掘り下げた分析がなされていた。米英を中心とした世界の諜報機関の暗躍ぶりは今に始まったことではないが、我が国はそもそもが先の大戦に完敗した敗因の一つに情報戦略の無さが挙げられているくらいなもので、アメリカの軍門に下ってからは今度は180度方向転換して(情報公開をしない外務省あたりが湯水のように国費を浪費してどこでどんな情報を漁って来ているのか知りようがないが)何が何でも「対米追随一辺倒」の「金魚の糞的世界戦略」(←「戦略」と言えるのかどうか?)に邁進して恥じるところがないのであるが、欧米に限らず中ソ・インドを始めとした世界の列強らはいずれも一筋縄ではいかない猛者揃いだから、最近の霞ヶ関役人どもの退廃ぶりを見るにつけ、我々の知らないところでも我が国の地盤沈下は急速に進行している可能性も決して低くはないと考えざるを得ないのである。で、「誰の言うことをどこまで信用するか」だが、これには秘策も特効薬もありはしない。「日々精進」「努力に次ぐ努力」と、これしかねえよ♪ . . . 本文を読む