本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

てんやわんやのドタバタ劇+1。

2009-06-29 17:44:27 | 政治
細田というのは何者だろうか。どこの馬の骨か知らないが、私には民主党を始めとした野党を口汚く『罵倒』(←本人の言葉)することだけに長けている(?)というイメージしかない。育ちが悪いのか言説が下品で国会村の野次狸そのままである。お前に言われたくないってか、あちゃ。麻生は「党三役の人事なんか自分では言ったことはない」と言っているそうだが、じゃあ誰がそんな勝手なことを言っているんだろうか。ナベツネか。笑。今の時期、人事で抜擢される側(桝添とか?)は嬉しいだろうが、降ろされる側はたまらない。降ろすのなら真っ先に細田と麻生自身だろう。二人とも無能なことにかけては誰にも引けをとらないからだ。*そうかと思えば横須賀市長選では自公民相乗りの旧自治省官製候補が33歳の元市議の新人に敗れた。小泉ポチも街頭で応援した負ける筈の無い元役人の現職二期目である。一言で言えば「無党派層の勝利」ということになるのだそうである。無能かつ有害な(?)連合はここでも相乗りを立てた。時代もあれだね、変わるときは早い。あっという間に小泉旋風は地元で去った。*とにかく最近の政治はいいこと悪いこと含めて、メディアを通して連日何かと話題になっていないといけないらしい。メディアが要請するのか議員・政治家の側からオファーが来るのか、毎日テレビに顔を出している人間とそうでない人間との間には、選挙に入ってからの街頭での人集めにも、実際の獲得票にも自ずと大きな開きが生じるだろう。これもテレポリティックス現象の一つで、我々の日常は概ねテレビ漬け、報道漬け、ネット漬けなのである。劇場型政治の基礎・土台は日々弛まなく醸成され続けている。これを断ち切るったって、あーた、いったい我々のとり得るどんな有効な手立てがあると言うのかね!?日々のニュースの内容をとりあえずは把握していないと現状認識に遅れをとりかねないし、そうかと言ってこれらにずぶずぶに漬かっていたのでは単なるマリオネット・夢遊病質に成り下がる可能性大である。我々は結局は偉大なるナベツネ大明神の掌の上にしか生存を許されていないのかねってか、はあ??今日もあちこちで報道されるどこかで聞いたことのオーム返しのような「街の声」ではなく、正真正銘自分で考えたことを自分の言葉で発する「自助自立」という在り方は、我々にとってなかなか困難な課題なのである。 . . . 本文を読む

7月解散、8月投票??

2009-06-27 11:46:04 | 社会
『前門の虎、後門の狼』とでも言うのか、選挙を打てば負けそうだし、かと言って先送りすれば内部から指弾されそうとあって、どこかのアホなマスコミによる「10月解散・総選挙」の誤報以来8ヶ月を経過し、無能で愚鈍な麻生もいよいよぐずぐずしていられなくなって腹を括ったようである。公明・大田に打診したとされる『7月解散、8月2日または9日の投票』というスケジュールはここへ来て俄然真実味を帯びて来たかのようである。尤もこれも東京都議会選挙の結果次第であって、万一ここで自公が大敗するようなら任期満了まで粘る以外の選択肢はないだろう。解散権は麻生唯一人にしかないのだから我々としては「どうぞお好きなように」というところである。*一方橋下知事らの『首長連合構想』は意外に(?)不支持が多いようだ。「支持政党を打ち出す」などと言われてはビビッテしまう首長さんが多いのではないか。霞が関出身かつ与野党相乗りで誕生した知事や市長などが喜び勇んで参加して来ることなどは考え難い。古賀選対は橋下知事にもやはり声をかけたそうで、なりふりかまっていられないということである。 . . . 本文を読む

麻生は勝てるつもりだそうだが・・。

2009-06-26 10:07:30 | 社会
麻生は直近の世論調査の結果を知っていて敢て言うのだろうが、都議選も衆院選も勝つつもり、勝てるつもりだそうだ。そう言っておかないと今日明日にでも総理の椅子を追われかねないからいいも悪いもないのである。下馬評では順当なら自公は両党とも二つの選挙で議席を減らして負ける運命にあるが、問題はその下げ幅である。古賀選対は以前衆院選の勝敗ラインを241議席とした。議席を70減らしても公明と合わせて過半数をぎりぎり維持出来ればいいという判断である。しかしこれでは三分の二条項は当然使えないわけで現行の自公主導のごり押し政治は不可能となり「新政権」は早晩行き詰る。逆に言えば、野党が過半数を占めて政権をとった方が衆参の捩れも解消されて政治はスムースに運営されるのである。霞ヶ関の抵抗はますます陰に籠った悪辣なものになるだろうが、そんなものは我々市井のおっさんやおかんの力で撥ね返して行けばいいのである。ぁそ。「地方分権選挙だ」とそのまんまは言うが、今回の選挙のテーマはかかる「政権交代」が成るか否かなのである。今の政・官癒着構造を温存したままで地方分権もへったくれもあるわけはないのだから、この東国原の言い分は目眩ましであり問題を故意にすり替えるものである。私には彼は「地方救済」を口実に実際は「自民党救済」に走っているようにしか見えない。古賀とバーターで取引しているのである。目立ちたがりの彼に「中央志向を排せよ」とは言わないまでも、彼はとにかく国政に出たくてしょうがないだけで、それも本人が言うように「今なら高く売れる」からと自民党の要職に就きたいという願望を自己抑制出来ないのである。これではお里が知れるというか、大分ピントがずれている。「自分が自民党の要職に就けば自民党は生まれ変わり地方分権も成る」というのは余りにも手前勝手な暴論で、本音は「ポストが欲しいだけだ」と言われても仕方ないところであるが、こんな男でも巷間では麻生よりは人気があるのである。w(←鳩山兄が1位で4位がそのまんまである。) . . . 本文を読む

橋下旗上げ。

2009-06-25 13:57:33 | 政治
今朝のスーパーモーニングは終了寸前、宮崎県庁の知事室前を異例の割り込みで報じた。何かあったのかと思ったら「東国原知事が登庁して来ました!集まった報道陣は20人、他に県庁観光の方も10人いらっしゃいます!」と取り乱して絶叫しただけである。この現場のなんたらいうディレクターからして既に過剰な群集心理が働いている(或いはそのように装っている)のである。ばかやろう!知事が県庁に来て知事室に入るのがそんなに珍しいのか!この常識も見識も皆無の「狂乱報道」をまたしても引き出したというだけでも、今回の古賀と東国原の会談には充分意味があったと言わなければならない。「小泉劇場」以来一片の反省もないメディアである。まあこういう低水準の劇場型報道こそをスポンサー各社は望んでいるということで、我々一般大衆はいついつまでもおバカのままでいて貰わなければならないということだろう。*ところで暗躍ばかりが目立つ最近の古賀の言行だが、これが「単独行動」の筈もないとしたら、背後で彼を支え連携しているのはいったい誰だろうか。「ポスト麻生」まで日程にのぼらせているのだからまさか麻生本人ではないだろう。笑。中川・武部らの自称「構造改革推進派」か、チーズ・森の一派か。(←雇われマダムの町村は断固支持である)後者だとしたら裏にはまたしてもナベツネが暗躍していることになる。この爺さんは反麻生だから、辞任前の鳩山弟を国士だと褒め称えていた。旧YKKの山拓や加藤は批判に回った。いずれにせよこれはれっきとした倒閣運動である。 . . . 本文を読む

野心家は当然他人を踏み台にする。

2009-06-24 19:01:11 | 政治
古賀の宮崎県庁訪問は20分で終わったがこれは第一幕に過ぎず、記者会見の後は料亭で両者の側近を交えて2時間に亘って六人で鍋をつついたというから「なんだ、これは出来レースじゃないか」と私は察した。ご丁寧にその料亭会談の内容は後になって東の隣の席にいたという副知事が詳細にわたって解説した。いかにも降ってわいたようなそのまんま東の騒動だったが、これが最初から仕組まれていた大芝居だったかどうかは結果を見ればわかることである。一例を上げれば『東国原は東京の比例ブロックから出馬し(←これが自民党にとって一番旨味があるそうだ)当選後は副総理格総務大臣で登用、全国知事会の公約は極力実現に努力する』あたりで両者が合意に達するのなら、今回の出馬要請などは最初から落としどころが決まっていた見え見えの猿芝居だったということになる。「自民党内の反発」と言っても「敵を欺く前に味方を欺く」というのが陰謀の鉄則であるし、ストーリーを承知の上で敢て反発してみせた狸どもも大勢いる筈である。今の自民党には自力更生の力もなく相当いじけてひねくれているから、これくらいの詐術・策動は平気でやってのける。だから「手打ち」に至るのなら即ち謀略であったと言っていいのだ。「総務大臣の椅子を用意するから出馬して下さい」「はい、喜んで」などとまともにやっても、下がる一方の支持率に歯止めがかかる筈もないからここは一芝居打ったわけで自民党得意の「騙しの政治」である。今朝の小倉さんの番組では東京の街頭で行われた「次期総理にふさわしい人は?」との緊急アンケートには東国原が断然トップで麻生の四倍、鳩山兄の三倍のシールがペタペタ貼られていたから民主党も気が気ではないだろう。宮崎県庁に来るメールは87%が東の国政進出に反対とのことだが、あの男の方は「今更宮崎のセールスマンなんてやってられるかよ」とばかりに既に宮崎を見限っているようである。*どういうブレーンが付いているのか知らないが、大阪の橋下知事は常に先手を打って自分のやりたいこと、やりたくないことを次々と明らかにして来たから人気が出るのはわかるが、一方の雄・東国原がなんでここまで人気があるのか、私には今ひとつ飲み込めない。しかし今やこの二人がタッグを組めば天下を取れそうな勢いがあるのは確かである。そして裏で彼ら二人のタレント知事が連携していない保証など何一つないのである。 . . . 本文を読む

コンビニ小論。

2009-06-23 18:53:48 | 社会
衆院選への出馬要請にわざわざ宮崎へやって来た古賀選対に対し、そのまんまは①全国知事会の国に対する要望書を一字一句違えることなく自民党の選挙公約に盛り込めるか②自分を9月20日任期満了の自民総裁選の候補者として迎える意思があるのかの2点を逆提案したと言う。②の総裁選候補者(総裁の椅子だとも言う)になるには推薦人を集めなければならないが、絶対不可能ということではないだろう。①の全国知事会の要望書を全部呑めというのは当然の要求と思われるが霞ヶ関と連携している自民相手ではまず実現不可能だ。これら①②の条件提示の狙いは何なのか(単にパフォーマンス狙いでふっかけてみただけなのかどうなのか)まだわからないが、これでまたメディアがやいのやいのと大騒ぎするのは必定である。古賀選対は予期せぬ逆提案で切返されて「俺を誰だと思ってるんだ?!ガキの使いやあらへんで!」とむかついているかも知れないが、そのまんまの方だって「俺を客寄せパンダにする気か?!俺は高くつくぜ!」と言いたいところだろう。まあしかし、いずれにせよそのまんまなんて私には「タケシ軍団の一員で、殴り込みの先頭に立った一芸人」という程度の認識しかなくて、政治の世界を志向して以降今は宮崎のトップセールスマンの地位を得ているわけだが、彼一人の存在だけでも今の自民党を揺るがすには充分過ぎるくらいだということが図らずも露呈して、いよいよこの政党は終わっているなという実感である。時代に付いて行けない古賀もクビにした方が自民党のためにはいいと私は思うけどね。・・ということで今日はコンビニの話を少々。 . . . 本文を読む

任期満了選挙か。

2009-06-22 11:26:10 | 社会
これは別に難しいことではなくて、我々(?)一般大衆が思うのは「小沢をやるなら二階もやれよ!」ということなのである。政権交代を謳う民主党にはなんやかや言いがかりをつけるが、今や「落ち目の三度笠」たる自民党議員らは一切不問に付しお咎めもなしというのは庶民感情(?)が許さないのである。このメディアを総動員しての「故意的サボタージュ=片手落ち」こそが即ち「国策捜査」を疑われる所以そのものであって、検察審査会にNGを出されるなどという大失態も余りにも当然の帰結なのである。こういう恥ずべき行いをして墓穴を掘り自分で自分の首を絞めているのが、今の検察の実態であり漆間の見下げ果てた姿なのであって、いまどき「検察の無謬性・公正性」などを盲信しているのはどこかのおバカなお兄ちゃんだけだろう。この件に関して民主党の野田豚が「(一部民主党は)検察批判に傾き過ぎたきらいがある」などと発言して内部から足を引っ張っているのは、この男の度量の無さ・レベルの低さを表わすもので、幾ら小沢が嫌いだからと言って、例えば前原ちゃんだったら「そんなことには口にチャック」で通すだろう。野田豚が普通でまともでもっとしっかりしていたら、あの永田偽メール事件も防げたんじゃないだろうかと、今になっては思われて来るのである。忠臣蔵人気に顕著なように、我々は多分「片手落ち」や「えこ贔屓」が大嫌いな国民性を有しているのである。郵政の後始末だって仮に「喧嘩両成敗」で西川も切っていたら麻生人気はむしろ上がっていたかも知れない。小泉ポチ一派のごり押しに負けてうだうだ弁明するくらいなら今からでも遅くはないから(?)西川の首を切ったらどうだ?笑。麻生についてもう一つ思うことは今都議選の自民選対へ行って「この面を初めて見た人?」と盛んに自己PRに努めているが、ありゃ何だ!?こいつはアホじゃないかと関連のニュースを見る度に思うのである。だいたいアレって自己PR以外何の意味がある??それに自称「漫画好き」ったって、あーた、出て来るのは「ゴルゴ」と「こち亀」だけだろう?視野が狭過ぎるよ。日本の漫画を舐めているし、時代に付いて行けてないっちゅうの!麻生なんかどうせ暇人なんだから、私に倣って(?)古本屋のワゴン1台に満載の古い漫画でもパラパラめくってみろってんだ。ま、全然ついて行けないだろうけどね。笑。 . . . 本文を読む

いよいよ総選挙モード。

2009-06-20 09:44:59 | 政治
民間に移行しつつある郵政会社の西川の態度というか基本姿勢は「俺のものだからどう使おうと俺の勝手だろ!?」という、国民の資産を不明朗な手口で私するものに他ならず、財界がこの西川を断固支持で固まっているということは、経団連以下の財界・大企業もまた「民間に出来ることは民間に」という耳通りのいいスローガンを掲げて相当いかがわしいことをやっているということにならないのだろうか!?*自民党は民主党の政策には「財源を示せ」の一点張りだが、これを一度も政権の座に就いたことのない共産党が主張するならまだしも、これまで悪政を連発してここまで財政の逼迫を齎した政府与党がそんなことを言えた義理ではない。こういうのを「盗人猛々しい」というのである。その上要らぬ補正で借金を更に増やしておいて偉そうなことを言うんじゃない!*面前で某一回生議員に「大政奉還(←降板のことだ!)」を迫られた麻生は「何の大政を誰に奉還するのかわからない」とそらっとぼけていたが、民主党としては麻生にこのまま居座って貰った方が「按配良い♪」というから、麻生の居直りは即ち「利敵行為」そのものなのである。ただ私としてはここで追求の手を緩めては筋が通らないと思っている。ここは情け容赦なく「水に落ちた犬は打て!」で行くべきだろう。w . . . 本文を読む

自民総裁選前倒し?他。

2009-06-19 04:10:46 | 社会
最近駅売りの『日刊ゲンダイ』をよく買う。目が離せないという感じで(笑)昨日は凛の会関連で自民党の大物議員の名前が取り沙汰されるようになったと書いていた。遺憾ながら実名はなかった。自民議員の名前は出て当然で、敢て職務権限も何も無い民主党議員の名前ばかりをリークする検察の態度は異様で偏向しており卑劣である。自民党は総選挙前にまたしても総裁選の馬鹿騒ぎをやらかすことを考えているそうでポスト麻生に名乗りを上げるのが、石原伸晃、桝添、小池百合子、鳩山弟といったいつもの面々。最有力は石原、麻生はこの際不出馬だと書いてあった。笑。ところでこのように泥舟・麻生政権はいよいよ沈没寸前だから(私は自分ではまだ実践していないが)街角のあちこちにベタベタ貼られた選挙ポスターに注目して或ることを考えているのだ。どういうことかと言うと別に大したことでもないが、さあお立会い、はい、この線まで前に出てねっと・・今度の選挙は史上空前、驚天動地の歴史的結末を齎す可能性があるから、今から各政党・各立候補予定者らの事務所を片っ端から訪問して、ポスターでもチラシでも後援会入会申込書でも何でも構わないから貰いまくって集めまくるのがいいんじゃないかと、私は密かに冴えない頭で沈思黙考しているのである。おのおの方、流石にポスターはくれないかもしれないが(!)何か関連の選挙グッズ?でも何でもいいから(お祭り気分で!)蒐集しておくのである。そうすれば、選挙後数年すればプレミアがついて一挙に大儲け出来るかも知れないのですぞ。ぶひひっ。これが只で出来る『究極の選挙ビジネス』だってか、私ってばあったまいい!はあ?甘いってか?あちゃ。とにかく街に出たらなるべくポスターの写真くらいは撮るように心掛けたいと思っているのである。ぁそ。*「サルは木から落ちてもサルのままだが議員さんは選挙に落ちれば唯の人である。だから厳しい職業だ」などと言うが、あーた、好きでやってることだろうが?!そんなのみんな同じだよ。嫌なら辞めろよ。バイトしながら芝居をやってる若い人たちも大勢いるが、彼らはみんなカスカスの生活をしているけど泣き言なんて言わない。「選挙には金がかかる」んじゃなくて(自民党は)「金のかかる選挙をやっている」んだろう?財界から億単位の金を貰って、お手盛りの政党交付金まで貰って、何が「政治には金がかかる」だ!?アホも大概にしろ! . . . 本文を読む

凛の会・麻生自民党内閣の終焉他。

2009-06-17 18:10:09 | 社会
凛の会(現・白山会)代表倉沢邦夫がかつて一時期石井一民主党参院議員の私設秘書だった関係をツテに厚生労働省の(元)部長への口利きを頼んだというのが検察の描くストーリーの序章である。これに加えて牧義夫民主党衆院議員(こっちは鳩山弟の元秘書)が当時法案成立に有利な質問をした「疑惑」も重ねて検察はリークしている。どちらも露骨な「民主党狙い・鳩山狙い」であるから、これは現政権サイドからの相当悪質で強力な圧力が加わっていると見るのが順当なところである。「女性の星」を逮捕するのは勝手だが、その事案を彼女に指示したという元部長はなぜお咎めなしになるのだろうか。彼女はいまだ容疑事実を否認しているとのことだが、ゲンダイによればそもそも自分の責任で決裁して(欲しい書類を)作成すれば済むところを、なぜわざわざ違法文書を偽造したのか疑問だというのである。この問題はまだまだ裏がありそうだ。*わが国国政選挙の有権者数は1億人を越えているが、一方メディア得意の各社「世論調査」なるものはサンプル数が1,000程でしかも幼稚な「誘導質問」に唯々諾々と従順に回答するのはせいぜいその半数ほどである。思うに「世論調査」からして既にメディアによる「世論誘導」は始まっているのである。調査の名で誘導し、調査を発表して誘導した挙句、さも自分だけが道理を弁えているかのような「解説」までしてくれるのだから、我々一般国民はまるでお馬鹿さん扱いであるが、その各メディアは「公共事業」の名の下に軒並み国有地の有利な払い下げを受けて甘い汁を吸っている(日刊ゲンダイ)というのだから、これはあまりにひどい、およそ民主主義とは程遠いところに我々は置かれているのである。 . . . 本文を読む

政局&定額給付金。

2009-06-17 06:38:00 | 社会
自民党・古賀選対が志士の会とかいう同期議員の会合で「総選挙は都議選と同時でやれ!」と麻生に強硬に主張したとのことだが、そのココロはというと「都議選で負けてからではイメージ悪い」というものだったらしい。笑。一方で麻生側近が「総理は都議選で負けた場合覚悟を決めている」と言ったとかで、他方では自民党の某若手(古川ら)が「総理は退陣せよ」「自民党はこの際《大政奉還》せよ」と麻生本人の目の前でぶち上げたと言うから、なんかもう、闘う前から自民党は見るも無残にぼろぼろになっているのである。「同時選挙」ったって、あーた、マニュフェストも出来てないうちにそんなもの打てる筈もなく、これは自ら欲したポスト=「選対本部長」として出来る限り敗北の幅を少なくしようという「苦肉の策」というよりか、今のうちにとりあえず「公明票なんか要らねえや!」とばかりにどさくさ紛れで「(古賀の言うことを聴かずにもし)都議選で負けたら倒閣に回るぞ」と「責任逃れ+恫喝」を言って置こうということではないのか。麻生はところで(鳩山弟が)「私信の内容を公表したのは礼に反する」などとトンチンカンなことを言って反論しているが、これは問題のすり替えで、もとより政治家の人事や政策についての「私信」などプライバシーもへったくれもなく、郵政資産の野放図な売却は国民的関心事であるからには「公共の利益=知る権利」の方が優先されるのであって、麻生が当初西川の後任を何人も用意していたという「内容(の真偽)」こそが問題なのである。これは「西川を切ったら許さないぞ」などと、ポチ一派に相当脅しつけられてビビッテしまった結果だろうか。*あとETC車載機だがここも政局絡みということか、カーショップへ行っても「入荷待ち」の品切れ状態だというのである。メーカー側としては量産して売りまくりたいのは山々ながら、仮に民主党政権が実現すれば「高速料金完全無料化」になって量産した品はたちまち誰も買わない不良在庫の山になってしまうからそれを見越して生産を躊躇しているというのである。いやはや世間はいよいよ政権交代モードが加速しているのである。・・というわけで、私の方は大阪の活性化の話を少々。w . . . 本文を読む

政界再編と検察の暗躍。

2009-06-14 22:39:49 | 政治
渡辺喜美と江田憲司が組んで第三極を形成してキャスティングボードを握るんだそうである。キャスティングボードなどと言うとかっこいいみたいだが、要は弱小グループが自分らの少ない議席をどこでもいいから高く売りつけたいというだけのことである。他に平沼グループもあるし、今回の鳩山弟のグループも離党含みだから、そんなに第三極ばかり作ってもしょうがない。笑。このような一連の動きは「自公政権はもう『与党』であり続けることが困難だ」と知った連中が内部から「自民分裂」を策動し始めたというだけだ。日本新党細川内閣のときは自民党からの離党者が続出したのはあくまで細川政権成立を受けてのことだったが、今回は麻生・自公内閣がまだ健在?だというのに内部から壊れ始めている。こんなにあちこちでお山の大将が「この指とまれ」と声をかけても「誰が本当の第三極かを決める生き残りレース」みたいなところに今更「俺も混ぜてくれ!」と言い寄って来る奴なんてろくなもんじゃない。自民党に残っても当選出来ないし、と言って現・野党勢力には相手にされないという、優柔不断を絵に描いたコウモリみたいな連中しか残っていないのだ。私が心配なのはこれで自民党が空中分解でもしようものなら「健全な二大政党制」など儚い夢となって雲散霧消してしまうのではないかということなのである。そうなると政界再編は二大政党制ではなく、めまぐるしく組み合わせが変わる「多政党連立制」へと向かって進んで行くことになるのだろうか。いずれにせよ財界の資金力もナベツネの陰謀も、派閥のボスやチーズ・森の指導力(←金だ!)も、その他諸々の隠然たる力も、もはや旧来の力一切合財がコントロール不能の局面へと政情は突入しているように思われるが、これが「選挙で世の中が多少なりとも変えられる時代の到来」を意味するということであるなら、それはそれで結構な話なのである。今日千葉市長選でも負けた麻生は、今度は「桝添幹事長+上げ潮・中川の入閣」を目玉とした「内閣改造」を企んでいるんだと御用メディアは言っている。それでも内閣支持率が上がらなかったらどうするか?・・麻生は総選挙など打つどころか、総裁選前倒しから内閣総辞職へと追い込まれるだけではないのか。そんな時間ないと言っても、麻生にはもとより「やけくそ解散」を打つ度量などないんだから、それじゃあ文字通り「万事休す」になってしまうじゃないか。 . . . 本文を読む

麻生を楽にしてやろう♪

2009-06-12 23:50:15 | 政治
あれは何という落語の枕だったか、江戸っ子の喧嘩に於けるタンカの切り方で激しいものになると「楽にしてやろうか」というのがあるそうで(笑)、我々もそろそろ「麻生を楽にしてやる」べきときを迎えているようである。同時にその際、ああだこうだと蒙昧主義的言辞を弄して結果麻生・自公政権の延命に利するだけのメディアのボンクラどもも一緒に葬ってやった方がいい。今夜の「郵政民営化」に絡めた古館の言及などはいい例で、あのアホはどさくさに紛れて「『郵政資金をハゲタカに差し出した』などとは論外で(←どこが『論外』だ?!)郵政民営化は必要だった」などと何の論拠もなく断定していたのである。世に『言行不一致』という言葉もあるが、とりわけ政治家が表層に掲げる論拠・題目と、実際に行われた政策との間にある厳然たる背離を見ることなしに「民間が出来ることは民間に」などとさもしたり顔で言う連中は詐欺師同然であり、彼らの詐術を無思慮に信用するなど愚の骨頂であること自明である。「郵政民営化」の名の下に、では現実に何が行われたのかを逐一検証していくことこそ重要必須なのであって、自公と野党の主張を「足して2で割る」のが公平中立だと思っているような、メディアに主流の劣悪な輩は世間に害悪を撒き散らすだけである。 . . . 本文を読む

破れ!唐人剣、総長への道、男はつらいよ。

2009-06-11 11:31:56 | 
時間が合わなかったので止むを得ず今回はオールナイト絡みで「男はつらいよ」を見た。朝五時前に閉館になるまで残っていた客は私を含めて30人もいなかった。私が入場したのが九時半過ぎで、閉館までに寅さん一回と座頭市、極道三国志がそれぞれ二回ずつ上映されたが、後半は半分寝ていた。あちゃ。毎晩オールナイト上映する映画館が今全国に幾つあるのか知らないが、私の若い頃は「土曜の夜はオールナイト」というのが、封切館でも名画座でも常道だったように思う。今はどうなんだろうか、私は最近夜出歩くことが殆どなくなったので、夜の繁華街などとはすっかり無縁になってしまった。ぁそ。映画館へ行く途中で気づいたのは、夜間当たり前のように若い女性が一人歩きしていたり、自転車を駆っていたりしたことである。「確かに名古屋では若い女性が面識のない三人組に拉致され、強殺されて金まで奪われる事件があったが、大阪ではタクシー強盗はあっても女性が襲われる事件はあまり聞かないな」などと道中思ったりした。とにかくぶっそうで殺伐とした世の中である。 . . . 本文を読む

天下り法人の自己破産。

2009-06-10 14:20:05 | 政治
「税制」について誤解してはならないのは「初めに徴税ありき」というのがおしなべて全ての国家共通の原理・原則だということである。民主制国家でも全体主義国家でも、或いは封建制でも絶対王制でも構わないが、それが国家である以上、先行してアプリオリに措定されるのは徴税であって、それに先立って共同体構成員相互の合意だとか輿論形成だとかが入念充当に為されているわけではない。これはどこまで遡っても同じことで、縄文時代のような狩猟・採集経済の社会に於いても、一般人民はまず最初に為政者から「強制徴税」されるのであり、それを正当化し権威付ける理屈だの能書きだのはあとからひねくり出され付与されるものなのである。故・松下幸之助がかつて「(住民)税のない社会」を理想として掲げたというのであるが、為政者はまず余剰生産物(←これは貨幣に換算したものを含む)を収奪しておいて、それを財源にああだこうだと使途を思案するのであって、その逆ではない。「国家」という強制力を伴った「制度」がまず先行し、他方収奪を受ける側の一般住民の要請・要望などは二の次三の次に派生する問題なのである。翻って今「為政者」然とした霞ヶ関中央官僚らがしていることは畢竟これであり、本来「公僕」であるべき身分などどこかへ置き忘れ、まるで自らが「統治者」であるかのように錯覚して「天下の公金」を私し、自らの利権と老後のため政府与党の族議員どもと結託して、湯水のように(?)散財しまくった結果が、今日の800兆円に及ぼうという国家財政の壊滅的破綻を招いているのである。この責任は誰も取れないし取らない。「神風」でも吹いてバブル期のような「恒久的右肩上がり」の経済でも再度招聘しない限り、あと残された施策と言えば、自公と霞ヶ関が日程に入れている「歴史的大増税」しかないのであるが、彼らにはこれを危惧する一般国民の悲鳴がまったく聞こえていないかの如くである。 . . . 本文を読む