本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

PCがまた壊れた。

2008-10-25 16:34:34 | 
PCがまた壊れて、今度は液晶が黄昏てしまって、以前から立ち上がりに真っ赤になったりしていたんだけど、気にしないで使っていたら、結局10/14だったか、チラチラしていたと思ったら突然真っ暗になってしまった。あちゃ。他のデータは大丈夫みたいだけど、液晶の寿命ということだろうか(←後註:バックライトが切れただけらしい。ほっ。)道理で6月に買ったとき保証期間が一ヶ月しかなかったわけだ。データはHDDに移してあるからいいんだけどまた新しいPCにプログラムとかXPだとかを導入するのが面倒だもんね。てか、もう中古はいい加減懲りてる筈だけど、新しいPCを買うお金がない。汗。聞くところに拠るとDELは5万円台のノートPCを出しているらしいから今度見に行こうと思っている。勿論デスクトップでもいいんだけど、それを置くスペースのことを考えると・・・なのである。ぁそ。それで前回のこのblogは「(記事が)後は投稿するだけ」となっていたため、某ネット喫茶からアップしたのですな。ぁそ。パソコン壊れちゃうとほんとやることないから困っちゃう。ボケちゃうよ。笑。写真やムービー撮って来てもアップ出来ないと思うと取材に行く気がすっかり消え失せてしまって結局時代祭にも鞍馬の火祭にも行かなかった。泣。というわけで、時事問題もいろいろメモは取ってあるけどまとめるのが大変なので、昨日は『飛田東映』の500円デーへ行ったので、その話を少々。 . . . 本文を読む

時代を闊歩する。

2008-10-15 14:50:38 | 社会
12日13日は運動会日和。大阪御堂筋では従来の御堂筋パレードのマイナーバージョン第一回「御堂筋KAPPO」が挙行されたとかで、コースを縮め歩行者天国にして全国各地の物産展を開くなどして、予算は従前の三分の一で済んだそうである。私は迂闊にもこれを知らなかったのだが、売り物が橋下とそのまんまのトークだったというから、知っていたとしても行ったかどうかは五分五分だ。代わりに私が行ったのは毎年世界各地で行われているという『パイプフェスト2008』が今年は日本の関西で開かれ、そのオープニングセレモニーがなんと釜ヶ崎で挙行されるというので行ったわけである。で、この情報を私は先日三角公園に立寄った際公園中央に貼られた2枚背中合わせの板貼りポスターで知ったため、パレードは当然三角公園内にも入って来るものという先入観を抱いてしまって、下手に先回りするなど浅知恵を働かせた結果、バグパイプバンドが釜ヶ崎を巡回する様子は遺憾ながら殆どムービーに収められなかったのである。バンドは確かに小一時間かけて釜ヶ崎を一周したが、三角公園の外縁を周回しシェルターとふるさとの家と西成警察署の前を通って行っただけで、なんでこんな半端なことをするのかというと、以前にも述べたが釜ヶ崎の支援運動主体が四分五裂していて、互いに反目し合っているからである。こんな狭い区域で『運動方針の相違』もへちまもあったものではないというのが我々門外漢が真っ先に抱く感想だが、現実は相互の関係は相当に冷え切っていて、三角公園を拠点とする側はこの連休中に別に小さな祭典を構え恒例の炊き出しの準備をしていた。一方主催RamsayPipeBand後援大阪府というイベントへの『協力』として名を連ねている『NPO釜ヶ崎』(←山田代表は先日大谷記者と対談し『テレ朝・Sモーニング』がこれを放映し私のblogでも取り上げたが、今回取材に来たのはTBS系毎日放送だけで、朝日も読売もパスした)の方は例によって『成果(?)』を一人占めし誇示していた。パレードでは青緑色のジャンパーを着たNPOのメンバーらが何をするでもなく矢鱈威張り散らしていて、一番目立っていた。例えば主催者側のオフィシャルカメラマンがビデオをセットしていても何の用もない癖に平気でその前に立つという無神経ぶりだったから始末が悪い。彼らが他の支援団体から毛嫌いされるのも当然と、私は改めて確認した。 . . . 本文を読む

近代史を軽くおさらいすると・・。

2008-10-12 05:20:42 | 世界
*更生特例法適用を申請して経営破綻(はたん)した大和生命保険は11日、東京・新宿で契約者ら約300人を集めて債権者説明会を開いた。中園武雄社長は冒頭「支援協力いただいた関係者に心よりおわびしたい」と謝罪したが、参加者からは社長らの経営責任を問う質問や不安の声が相次いだ。*最初に質問した契約者の男性は「我々が払い込んだ保険料を使ってばくちをやって負けたということじゃないか」と怒りをあらわにした。「社長はこれまでの全報酬を返上すべきだ」と経営陣の責任を問う声も相次いだ。*保護される保険金額などの質問も多かった。契約者の保険料などを原資に会社内に積み立てた責任準備金の9割が保護される仕組みだが、契約者側から見ると、払い込んだ保険料との関係が見えない。このため「実際にいくら受け取れるのか」という契約者側の質問に会社側が答えられず、「何を言っているのか、さっぱり分からない」などとヤジがとぶ状況が続いた。*大和生命は15日までに、大阪や名古屋、仙台、福岡、広島で同様の説明会を開く。詳細は同社コールセンター(0120・846・810)へ。(asahi.com)・・お怒りごもっともだけどね、一般に広く金を集め、集めたその金を運用して利益を上げるというこのやり方は別段珍しくもないのが我々の社会である。言ってしまえば元々金融資本などというものは本来的に他人の褌で相撲を取ることを生業としているものなのであって資本主義が金融資本として展開を始めた19世紀半ばには「もう資本主義は金融資本主義に変質してしまったんだ」という議論が華々しく論じられ、これを亡命先のスイスの図書館で研究中のレーニンが「いや、資本主義は帝国主義の段階に突入したのでアル」と論断したわけですな。ぁそ。資本は自己増殖運動を自律的に繰返しつつその身の投下先を追求し、植民地の候補が世界各地にあるうちは先を争って植民地争奪戦を繰返すという「弱肉強食の時代」が第一次・第二次の世界大戦までの話で、我が国も食われる側にではなく近隣の他国を食う側に立って最後は破滅したのである。大戦も終わってテイコクシュギも植民地主義も止揚されたかと思えば、これがあにはからんや「米ソ冷戦の時代」とかあってアメリカという巨大帝国が「世界の憲兵」として君臨し続け、「形を変えた植民地」もしっかり公然と残されこれを「新植民地主義」と呼ぶ人たちもいるわけである。 . . . 本文を読む

予算は取り合えず百円。

2008-10-10 17:05:04 | 社会
NHKは『参院不要論』だとでも言うのか、10/09日の国会は午前も午後もテレビ中継しないようである。この国営放送は、中継をするしないの取捨がいつも恣意的で、ばかやろう、こっちは逆に「今のご時勢に国会中継を理由なくサボタージュするNHKなど全く無用不要な存在であって、国会や相撲や高校野球の実況中継以外他に何か民放を凌ぐ取柄があるか?!」と言いたいところなのだ。・・というわけで、昨日は夜10時過ぎになって西成の映画館から帰って来た。つまり街に出たら『飛田東映』『トビタシネマ』に最近ご無沙汰していたことに不意に気づき、それではと、もののついでに番組を見にちょっと寄ってみたらこれが大変、今飛田は洋画邦画共に三日連続で年に一度の『映画の日』の真っ最中で、しかも料金がなんと100円ポッキリだったのである。看板を見ながら一言「高い・・」と呟く変な爺さんを尻目に、前回勘違いから不覚にも寅さんシリーズを一つ見逃してしまった私はいいも悪いもなく直ちに邦画に入った。そのラインアップは『硫黄島からの手紙』『山口組三代目』『男はつらいよ』寅次郎と殿様・・の三本立てだった。 . . . 本文を読む

クォーク。

2008-10-08 21:30:12 | 
『青雲の志』とでも言おうか、30年も40年も前の論文が今になってノーベル財団によって評価され、日本人の基礎物理学者三名が一挙にノーベル賞を独占受賞したが、うち故湯川博士に触発されてこの学問に身を投じた南部先生はいわゆる『頭脳流出』の先駆で、1958年には既にシカゴ大名誉教授に招かれている。物質の根源から宇宙開闢の謎に迫るこの基礎物理学の分野は、60年~70年代を通して盛んに研究されたが、そもそも古代ギリシア以来物質の根源とされ、これ以上は分割不可能という意味で「原子即ちアトム」と命名された究極の物質単位が実は内に構造を持ち、更なる分解可能な要素を内在することが判明して以降は、このいわゆる『素粒子』学の分野はますますもって深化の一途を辿っている。私も昔は物理学など皆目わからないまま宇宙開闢の歴史には興味を抱いて、例えば『素粒子』(1961年。湯川秀樹他共著。岩波新書)とかその他素人向けガイドブックにはあちこち手出ししたものである。『宇宙開闢~ビッグバン』などという、この宇宙にも始まりがあって終わりもあるという議論など当時の一部若者たちには極めて刺激的・挑発的であって「では宇宙が始まる前世界はどうだったのか?」とか「宇宙の果ての更に外側はどうなっているのか?」など、考え始めると頭がおかしくなってしまうしかないテーマだった。今も覚えている仮説で一つ例を挙げると、これも湯川博士の提唱したものだったか『非局所場の理論』(ノン・ローカル・セオリー)というのがあって、これは量子力学の分野の議論と思うが原子を構成する電子というものは言わば『雲』のような存在で「そこにある」ことは確実だが「ではどこにあるのか?」とその居場所を特定しようとすると途端にするりと逃げられてしまうというもので、このネーミングが実に御洒落だった。(←このあたりは学問的に正確な記述であるという自信はない。汗)さて、ここに『ノーベル財団のポリシー』というか、「なぜ今?」といぶかしく思われる方もいるだろうが、南部理論を継承した小林・益川のお二人が理論上予測し存在を予言した「六つ目のクォーク」が発見されたのは1995年になってからだったのである。物理学の世界は吉本大先生の嫌いな「実証主義」が幅を利かせている世界であって、クォーク=物質の究極の構成単位は高エネルギー加速機を作動させて初めて我々の前に瞬時姿を現すのである。 . . . 本文を読む

200円の宿。

2008-10-07 11:08:02 | 社会
私の住む地区にはシャッターの下りた貸し店舗が少なからず点在するが、今朝のニュースを見ていると、NYウォール街にも空きオフィスがバタバタ出ているというのである。金融資本相互の信用失墜~信用収縮が昂じて、今や彼の地の稼ぎ頭・稼ぎどころたる『クリスマス商戦』の冷え込み~低迷は必至ということであって『天下のトヨタ』を筆頭とした輸出至上主義ではもはや我が国経済は立ち行かなくなっていること明白である。某経済アナリストは不況を乗り切る策として①買うなら輸入品を買え②投資は控えろ③現金で持っていろ・・の三点を挙げていたが、成る程今や我々は『がめつい奴』のおしか婆さんのように、或いは金に汚い脱税常習者たちのように、梅干の壺にありったけの現金を詰めて床の下に隠して置くしか自己防衛の手段がなくなっているのかも知れないのである。これを『世も末』と思うかどうかは個人個人で違うだろうし、私も室井佑月のように「投資家なんて勝ち組だから株価下落で大損していい気味だ。るんるん♪」という気分がしないでもないが(はあ?)「世界恐慌になって真っ先に困窮するのは我々下々の者だ」なんて断定されちゃうとそれはやっぱり困るのである。せいぜい安い輸入食品・輸入雑貨でも買い漁ってやろうか。それにしても、同じ成金でも一方にはホリエモンや村上ファンドの村上やポチとタッグを組んだ竹中のように、自分だけはちゃっかり蓄財してトンづらを決め込む奴がいて、他方元も子もなくして債権者から吊るし上げを食う駅前留学のNOVAだとか留学斡旋のゲートウェイ21もいるわけであり、小泉ポチならずとも「人生いろいろ」と嘯きたくなる昨今でありますな。汗。 . . . 本文を読む

霞ヶ関の得た情報は自民党の私物ではない。

2008-10-06 11:11:58 | 政治
珠ちゃんのいない朝のテレビで大相撲の八百長裁判を伝えていたが、元々大相撲の八百長はあって当然と私は思っているから、例によって協会の回し者=竜虎がしゃかりきになって全面否定してみせたりすると「ああやっぱりあるんだな」と、天邪鬼な私は逆に納得してしまうのである。竜虎にしても「地方巡業でご当地力士に華を持たせるのは当然」(!)などと断言するものだから「お前はアホか」と言うしかない。笑。大相撲トーナメントなんか見ていても、みんな怪我しないように適当に流していることは素人目にも明らかで、だいたいが一年六場所制で空いた月には巡業だのなんだのと、これも「金儲け第一主義」の故か、「超」の付く程の現行の過密スケジュールの下では真面目にやっていたのでは体が保たないだろうと、私は力士たちにはどちらかと言えば同情的である。そんなに毎度毎度全ての取組みを本気でやっていた日にはいずれ大怪我するに違いないだろうし、実際殆どの力士が体になんらかの持病を抱えながら毎場所「闘って」いるのである。「星の貸し借り」やら「こんちわ相撲」(←「こんちわ♪」と挨拶に行って個人八百長を持ちかける)やら「トイレの密談」やらは、相撲界が独特の閉鎖社会であるからにはない方がむしろ不自然である。がしかし、これが八百長の有無を法廷で争うという段になると、我が国の法廷は一に証拠第一主義に立脚するものであるから、これを実証するには相当な困難が伴う。協会が名誉毀損の損害賠償で出版社らを相手取って訴えたのは「八百長など一切ない」としている協会としては書かれっぱなしでは立場がないからだが、被告側は記事が根も葉もない絵空事ではないという、記事が書かれるに至る蓋然性を示せばいいということなので、大山鳴動鼠一匹、判決は灰色決着となるのが今から想定されるというのである。まあ八百長事件に名の挙がった当事者らが「はい自分はやりました」と言うわけもないので、白黒は付かないだろう。が、常識の問題として言えば八百長はあって当然だし、私は大相撲は力士レスラーたちの格闘ショーであって悪いとは思っていないのだ。wさて、午前中の衆議院予算委員会は自民党同士の質疑なのでこれを八百長と見るかどうかは別にして、麻生内閣の支持率は急降下していることでもあり、午後からの民主党・ミスター年金=長妻昭議員の質疑がどういう展開を見せるかこそが『焦眉の急』なのである。笑。 . . . 本文を読む

行楽の秋は京都へ行こう♪

2008-10-05 01:40:52 | 社会
さて行楽の秋たけなわである。10月は忙しいのである。ぁそ。まず10/14は鉄道記念日で、青春18切符の秋期版とも言うべき切符が既に発売になっているらしい。去年はこの切符で赤穂~岡山経由で鳥取砂丘まで行った♪あっそ。今年はどこ?広島?金沢?でへへ。あと10日くらいしかないな。ああ忙しい。汗。しかし去年は切符を一枚しか使っていないのだがあとはどうしたのだろうか、誰かにあげた?一枚きりの半端を金券ショップで買った記憶はない。最近物忘れがひどいから経緯をすっかり忘れてしまったってか。ぁそ。でもなんか3枚セットとかいうことになると、そんなに使い切れないように思う。第一そんなに時間がない。ぁそ。お金もない。ぁそ。体力だってない。ぁそ。『ぁそ』が多過ぎってか、あっそ。でもこの『ぁそ』もしくは『あっそ』はやり出すと病みつきになる。誰も遊んでくれないから自分で自分に相槌を打っているのだ。一人遊びかな? とにかく3枚だったら多過ぎだから中止かな? それはともかく「鉄道の日」が終わると今度は京都だ。時代祭と鞍馬の火祭が10/22に同時にやって来るのである。あちゃ。時代祭は滅茶苦茶混雑することはないから比較的楽に観覧出来るのだが、問題は鞍馬の奇祭の方である。こっちは相当混み合うから、時代祭を見終わった後おけいはんに乗ろうとすると大混雑が予想されて大変だ。ああ忙しい。時代祭の方は適当に流して鞍馬へ先回りした方が賢いかも知れない。そういうわけで少しでも楽に観覧出来る方法を今から考えておかないといけないのだってか、あっそ。汗。 . . . 本文を読む

なんばの現場を見に行った。

2008-10-03 10:37:09 | 社会
2008年10月02日『日刊ゲンダイ』掲載:自民・大惨敗。当確「160議席」自民党が先週末行った全300選挙区の調査結果に当の麻生自民は真っ青だ。確実に取れるのは小選挙区と比例合わせて160。接戦の選挙区が60もあり、小選挙区では半分を大きく割り込みそう。これでは接戦区で5割押さえても、自民の議席は190止まり。公明党の30を足しても、過半数241を大きく下回る。解散を先送りしたがるのも無理からぬ話。・・官房長官の事務所費疑惑に続いて中曽根二世も悪徳企業から献金を受けていたことが発覚と、麻生内閣は何もしないうちからボロボロである。米国経済の失速を口実に今度は本来やりたくなかった筈の国会審議を優先させるとして総選挙先送りまでも言い出している麻生自公政権だが、だったら民主党攻撃に終始した総裁選のあのバカ騒ぎはいったい何だったのか。やること為すこと場当たり的でしっちゃかめっちゃかだから救いようがない見下げ果てた連中である。こんな壊れた集団を放置していていい筈がない。水に落ちた犬は撃て。死に損ないの自公政権はこの際情け容赦なくぶったたいて早いとこ楽にしてやろう。それが人情というものである。 . . . 本文を読む

こうして小泉ポチは逃げ出した。

2008-10-01 20:02:48 | 社会
「小泉ポチはメディアと森派が結託して絵を描き、自民・公明が総力で作り上げた憲政史上最低最悪のピエロである。」後世の歴史学者はこう書き記すだろうが、現在を生きている我々にとってはそれでは遅過ぎるのである。我々にとって小泉ポチは何であったか。彼はメフィストであったか。悪魔の使徒であったか。ヒットラーの再来であったか。単なるブッシュの飼い犬であったか。あるいは軽佻浮薄の単なるお調子者だったか。銀座の酒乱だったのか。プレスリー狂いの道化者か。三代目の虚け者か。ポチの引退報道を見ていると、三大新聞を筆頭にメディアは未だ嬉々としてポチの掛けた催眠術の最中にあるのがわかる。これまで我々はかかる事態には遭遇したことがない。戦後メディアがここまで堕落したことはない。*元々ポチには『政策』などといったまともなものは何一つなかった。森派(元福田派、現町村派)の番頭・切り込み隊長で大蔵族、身上としては『郵政民営化』だけをバカの一つ覚えで称えていさえすれば極楽往生が叶い、旧来の敵・田中派を追い詰めることが出来るというものだった。前世紀末、数度に亘る挑戦の末大逆転で橋龍を破り総理・総裁になる前のポチは、YKK(山崎・加藤・小泉)と呼ばれる若手の一人として多少目立っていたに過ぎない。これが街頭戦術で大化けした。ポチも今回麻生もそうだが、若き小沢さんが故・金丸信に気に入られて自民党内中枢でぶいぶい言わせていた頃、彼らはほんの駆け出しだったのではないか。今日の代表質問を聞いていて、一種風格の違いのようなものを感じたのは私だけだろうか。小沢さんもおとなしくしていればとっくに総理くらいにはなれていたわけで、思えば随分大回りしたものである。ギャンギャン他党を攻撃する役目はあの賢兄愚弟の鳩山さんが担っていた。民主党も今回は逆マドンナを繰り出すなど、結構面白い試みを仕掛けている。笑。自民党の内部調査はNHK以下のメディアなどより遥かに正確な情勢を弾き出すそうだが、今回その数字は選対本部長の古賀までがアブナイなどと、自民党にとって相当厳しい結果を示したそうである。麻生を見ていると、もはや諦めの境地で「死んだ振り」をしているのではないかとさえ思われて来るが、小泉ポチが伸ばしに伸ばした自民党延命効果もここいら辺りが限度なのだろうか。昔「巨人が強い年は自民党も強い」というジンクスがあったが、さて今年はどうなるか? . . . 本文を読む