本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

十日戎。

2008-01-08 12:33:58 | 絵本字本
世論調査というものは一種誘導尋問のようなものではないか。流行(モード)と言ってもいい。これをどこまで信用したらいいか一概には言えないが、ヒラリーさんの地滑り的後退などを見ると世論調査の威力を感じる。森派・清和会がしきりとアドバルンを上げる。観測気球は情勢を探りながらあわよくば局面をリードしようとの目論見で常套手段として使われる。ナベツネ然りで、彼らには一片の見識も節度もなく、どこまで計算しているのか、とりあえず「自民政権延命」を金科玉条としてあれこれ言ってみるだけである。風見鶏=老骨・中曽根も負けじと風向・風力表示を怠らない。財界人が集まれば口を揃えて「(今年の景気は)前半下降乃至横ばい、後半上昇」などと言うが、後半上昇する根拠などないのである。第一彼らには国民全体の生活を慮る発言など皆無で、自分の企業収益しか念頭にないかの如くである。こうして誰も彼も「体制護持」に必死である。奴らにいいようにひっかき回され「誘導」されて世論は時々刻々変化~流動する。そんなものをその都度一生懸命分析してああだこうだと一喜一憂してどうなると言うのか。そんなことは暇人に任せておけばいい。我々は唯一『政権交代』だけをお題目のように称えているだけでいいのである。「何はともあれ政権交代」「何はなくとも政権交代」と、これが簡明でいい。難しい理屈は要らない。ここまでこの国を駄目にした政党には即刻下野して貰う。それがコモンセンスというものである。国際情勢はどうか。金利変動。通貨価値の変動。日本は総体としてはますます置いて行かれつつあり、中国・インド等勃興する新興勢力の中産階級からの投資頼みだなどと言っている。国内では参院逆転で二院制に支障が生じたなどと言い「こんなはずではなかった。こんなつもりではなかった。想定外だ」の大合唱である。・・というわけで、突如として映画は『エンパイア・オブ・ザ・ウルフ』が良かった。ジャン・レノだ。「ジャン」は鼻に抜くのがおフランス的発音である。他にも1月のGYAO=ハリウッド映画は7本全部ではないが、かなり見た。Yahoo無料動画より遥かに内容がいいと思った。 . . . 本文を読む