本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

常識が常識として通用しないということ。

2010-07-29 05:54:54 | web・メディア
参院選から早二十日近く経過したが、あの選挙で『日刊ゲンダイ』が公職選挙法違反の民主党支持の記事を連載したのではないかという疑惑を、一部のアホたちが騒ぎ立てていた。私の別口のブログにも早速(『日刊ゲンダイ』という言葉を使っているからというだけの理由で!)トラックバック(TB)が来たが、そこへ行ってみると《霞ヶ関の暇人》の見本みたいな奴が(?)関連記事を収集しまくっていたので即刻TBを削除しついでに出入り禁止にしてやった。笑。私はあの選挙では爪の先程も民主党なんか支持していなかったわけだが、しかし『日刊ゲンダイ』の編集方針には何ら違法性を認めていなかったのである。大メディアの喧伝する嘘八百の《公平中立》性などをいまどき信奉しているお目出度い連中など私には有害無益で何ら肯定的な意味など持たない。しかもTBの対象が、私が大相撲関係で『日刊ゲンダイ』を引用していた記事だったのだから話にならないではないか。TBがblogの有効な武器の一つであることは当然私も認めているが、だからと言って「他人がこう言っているから」と、それを金科玉条の如く讃え祀り上げて自論の正当化・根拠付けに使おうなどというさもしい根性は私にはない。あくまで他人様は他人様であって、各人各様人それぞれである。記事を書くに至った事情は皆異なるのである。そんなことは常識だろう。と言って、その常識が今やなかなか通用しないご時世ではある。お先真っ暗か? . . . 本文を読む

梅田路上♪

2010-07-24 09:28:27 | 
暑中お見舞い申し上げますってか、最近は特に取り上げたい話題もないので、今日は一週間前の7月17日土曜日夕方にJR大阪駅前梅田大陸橋で行われていた路上ライヴのミニ録画3本を、先程アップしたばかりのYouTubeから紹介してみます。ぁそ。あそこ(つまりJR大阪駅御堂筋口周辺)が今(警察の規制は当然あるのでしょうが)大阪では一番路上演奏が盛んな場所のように思われます。一週間前、私が疲れ切って京都から帰って来ると、いつもソロが行われる階段の駅側上り口中央には、若い男性数人がたむろしていました。どういうことかと見ていたら、そのうちいつもの女性シンガーら3人が自分の機材等を持ってやって来て定位置に着き、すぐに路上活動の準備を始めました。この場所はホットコーナーなので男性らは【場所取り】をしていたのです。で、私は階段を少し登った位置に腰を下ろして彼女らのパフォーマンスを聴くとはなしに聞いていて、通行人や聴衆中心の写真も後ろから何枚か撮りましたが、といって彼らの音楽を録画(録音?)する気は全然起きませんでした。そのうちの一人(ViOとかいう人)は私が行く日は毎晩同じ歌を歌っていて、曲も歌もそこそこで下手ではないけれど(!)今ひとつ【迫って来るもの】(←つまり衝迫力・訴求力というもの)がなく、語りもいつも同じで工夫がないという感じだったのですが、CDは何枚か売れていました。端で売っていたホームレス自活目的の雑誌『ビッグイシュー』が全然売れる気配がないのとは好対照でした。ぁそ。それで陸橋の上からは時折ガンガンとドラムスやギターの音が響いて来るので行って見たら、上では3組のバンドが競演していて、そのうちの両端の2組が今日アップするバンドです。両方とも私好みのバンドで、どちらもメンバーに女性が一人入っていました。これが今の流行でしょうか。それにしても彼らの音楽が『売れる』かどうかは正味『実力』によるものなのか、それとも単なる偶然や成り行きによるものなのか・・まあいろいろな要素が複合的に絡み合った結果なのでしょうが、今は全てこれ『素人の時代』(吉本隆明)であって、プロだからうまいとか、逆にアマだから下手だとかは単純に決め付けられないようです。w . . . 本文を読む

今年の京都祇園祭♪

2010-07-19 17:16:43 | 
「政治より生活の幅の方が広い」と言ったのは吉本だが、どうもその辺の政治家(政治屋?)連中ーー例えばイラカンを筆頭とした民主党のお子様ランチ的連中にはこの当然の摂理というものが全然わかっていない。だから小沢のスローガン「国民の生活が第一」という言葉の含意もまったく理解出来ていないのである。というわけで選挙のあった日、私は例によって朝から「スルッと関西2デイ切符」で当てもなく私鉄電車に乗っていて、夜になってからは、ふと思いついて神戸三宮阪神から直通で近鉄奈良まで行ってみたのである。以前だとこれはどうしてもどこかで乗換えないといけなかったのだが、すわったまんまで行けるのだから便利な世の中になったものである。ところが、日曜の夜九時頃になって近鉄奈良に着いてみると、駅前の「ひがしむき商店街」というところは人通りも少なく寂しい限りで、県庁所在地でありながら地方都市の夜なんてこんなものなのだろうかと、私は改めて驚かされた。考えてみれば今の若い人たちというのはあの「バブル景気」も知らず、生まれてからずっと不況の時代に生きて来たのであるから、いいも悪いもないけれど、人の生涯なんてさまざまなのであるってか、小泉ポチじゃないけど「人生いろいろ♪」なのである。それでさて、京都祇園祭であるが、今年は宵山の二日目と四日目、及び翌土曜日の山鉾巡行に行ってみたのである。以前は「宵々々山」「宵々山」「宵山」という呼び方があったが、今は13日から16日まで四日間の前夜祭を通して「宵山」と総称されている。宵山最終日は烏丸~四条の歩行者天国が深夜まで賑わうということなので、これは一応私としては遅くまで居残って写真を撮った。夕方には八坂神社への舞の奉納(?)があるということだが、私はこれはまだ見たことがない。問題は宵山が深夜まで賑わい翌日の山鉾巡行の出発は朝9時台と早いことである。例えば四条の「クジ改め」とか四条河原町の「辻回し」を最前列の特等席で見ようと思ったら朝5時には現場に着いていないといけないようである。これでは仮に京都に宿をとっていたとしてもおちおち寝ていられない。見物にもそれ相応の努力が要請されて大変なのである。あちゃ。 . . . 本文を読む

トビタシネマ上映中他♪

2010-07-13 21:49:23 | 
先日例によって電車に当てもなく乗っていたら、神戸方面で『漫画ゴラク』という週刊誌(7/2号)を拾った。というか、椅子席の端に置き去りにされていたので何とはなしに手にとって見たら、これがその名も私には懐かしい『永井豪とダイナミックプロ』の作品が掲載されていたりして結構面白かったのである。二十代の頃、私は『ヤングコミック』と『ビッグコミック』の2誌を毎週のように買っていた時期があったが、今は流石に漫画雑誌からは疎遠になっている。それで私に興味深かったのは、この雑誌には二宮清純の『スポーツ激論』という記事が連載されていて、今回は大相撲の野球賭博事件が取り上げられていたのである。彼の主張が過激であるためか、メディアは元NHKの杉山某だとか竜虎だとか自己弁護ばかりしている醜き「協会の走狗」どもを重用していて、彼はなかなか各局に呼ばれることがないのでどうしているかと思いきや、なかなかどうして、彼はサブ的メディアで(?)健筆を振るっていたのである。がんばれ!ってか、OKだ。笑。  . . . 本文を読む

少しだけ参院選の結果を読む♪

2010-07-12 18:37:25 | 社会
さて、発足10ヶ月の民主政権への国民の中間総括だそうだが、端的に言って、メディアの大方の予想を覆しここまで自民党を押し上げてしまったのは管直人本人である。彼はかつて「官僚なんて大馬鹿ですよ!」とカメラの前でぶち上げたが、自分はそれに輪をかけた救いようのない超大馬鹿であることを今回図らずも露呈してしまったのである。私も管がここまでアホだとは正直思っていなかった。あれはもう老人ぼけが始まっているのではないか。ところでメディアが自分たちでこれまで幾度となく喧伝しておきながらなぜかこの間すっぽり欠落させてしまった重要な「世論動向」が一つある。それは十ヶ月前自民党の支持者たちは口々に「今回だけは自民党には入れない」「今回は自民党にお灸をすえる」と言っていたことである。つまり「次回も引き続き自民には投票しない」「これからは民主にする」などとは、彼ら保守層は一言も言っていなかったのである。枡添ら自民離党組はここを決定的に読み違え「自民にはもはや再生能力なし」と即断したが、それはメディアの表層的でおざなりな情勢分析を鵜呑みにしたからであって彼らは不明を恥じるしかない。彼らの連続離脱を受けてもなお自民は驚異的な回復力を示し、現有38から51へと大躍進を果たしてしまった。自民に唯一残ったスター「新次郎」が応援に入った選挙区では14勝3敗、逆に現首相・管が応援に入った選挙区では民主党候補は1勝14敗という結果である。管の一連の言行はこの「一時離反・緊急避難の保守層」を強烈に後押しして「自民回帰」へ向かわせてしまったのである。まさに「ばっかじゃなかろか」である。7月1日付の『週刊新潮』はなぜ管はここまで官僚に骨抜きにされてしまったのかを端的に暴露している。ある日国会答弁で簡単な経済用語を理解出来ず立ち往生した管に、大馬鹿呼ばわりされた官僚たちは一律サボタージュを決め込み、なんと一人も助け舟を出さなかったのである。これに懲りた彼は180度宗旨換えし、以後官僚らから日々経済学の初歩について今更ながら付け焼刃のレクチャーを受ける羽目に陥ったのであった。管の全面屈服である。財務官僚らからしてみれば、自分たちが改めて「尊敬」され国政に於ける「優位」が確保されるなら相手は自民でも民主でも構わないのである。「小鳩」を前線から放逐して以降の「民主党旧体制復古」はかくまでにもろく底の浅い体制なのであった。 . . . 本文を読む

飛田東映3本立上映中。

2010-07-10 23:06:31 | 
先日の私の「たけし論」はまだ終わっていないが、他の新聞記事を引用したため字数制限が臨界に近くなっているのでここに少しだけ続きを書いておくと、スタジオで(リハ中か本番中か忘れたが)いきなりパンツを脱いで下半身を露出する(←これは犯罪行為である。w)などの奇行を繰り返していた頃の彼は決して今のような「マスコミの寵児」などではなかった。それどころか、彼はバイクで暴走して転倒し瀕死の重傷を負うなど、彼流のやり方でメディアに抵抗していたのである。それがいつの頃からかメディアは一斉に彼を下へも置かぬ持ち上げぶりに転じ、おフランスあたりではたけし監督の映画が何故か大絶賛されて政府公認の「司令官」の称号まで与える事態に至っている。人の一生などわからないもので、彼の「渾身の抵抗」など易々とわが「体制」に絡め取られてしまったのである。私は彼のコメディアン(漫才師)としての才能は認めているが、映画はどうだろうか。テレビで以前一二度見ただけだが、私には全然よくなかった。*字数制限で思い出したが、楽天ブログは制限が半角で一万字までなので、日本語では実質5,000字以下になってしまう。画像容量も今どき他所では見られない50MBという低さなので私には合わない。あそこはアフィリエイトをやりたい人が行けばいいところだ。私は楽天に二つブログがあってずっと放置していたが、でも返信すれば日記が書けるというメールがしつこく来るので最近余興でまた少しだけ返信しているのである。w . . . 本文を読む

たけし激白他。

2010-07-04 18:45:57 | 社会
今日は7/3付『夕刊フジ』の「たけし激白」という記事をテキストに、ちょっとばかし世間話でもしてみようかという趣向です。*私は最近ピコpico(アメーバのアバターpigg の海外バージョン)に嵌っていて「彼ら」がチャットで繰り出す生きた英語には毎日驚かされている。英語の略語というと「夜night」をネオンの看板とかで「nite」と書くことくらいしかこれまで知らなかったが(YouTubeでもそうだったが)「you」は単に「u」と書くから「Are you・・・?」は「r u・・・?」になってしまうし、「me too」は「m2」、「please」は「pls」、「thanks」は「thnx」なのであるから驚くというよりも笑ってしまう。アルファベットは考えるまでもなく「単なる表音文字」に過ぎないのであるから、「漢字」という何千何万とある一種「神秘的な表意文字」を操る我々とは大きく事情を異にしていて、彼らは「26文字」の識字能力さえあれば、あとは音(オン)が通じればそれで用は足りてしまうのである。ただし大前提としては「互いに(英語なら英語が)話せる=発音出来て聞き取れる」ということがある。しかしながらピコに参加しているのは英語圏の人間ばかりではないので、それで話は俄然ややこしくなって来るのである。私がよく使う「ヤフー自動翻訳」は短文や単語には便利だが、これがカバーしているのは日、韓、中と英語だけである。使用人口の多いスペイン語も、ブラジル人が使うポルトガル語も、あるいはタガログ語もアラビア語も、対応していない。 . . . 本文を読む

トビタシネマ上映中。

2010-07-03 08:09:57 | 
ブラジルがオランダに負けてしまった。元々が個人技のチームでみんなディフェンダーはやりたがらない国民性だそうだから(笑)当然穴も沢山あるのだろうが、それでも私は優勝して欲しかったし、みんな薄々はブラジルが勝つと思っていたのではないか。かくなる上はオランダを応援するっきゃないってか。あちゃ。・・というわけで、こちらは例によってトビタシネマの洋画3本立の話である。*と思ったら、今度はアルゼンチンがドイツ相手に『0vs4』の惨敗である。ヨーロッパってやっぱり強いの?汗。あっちゃ。梅雨明けは今月下旬にずれ込む地方もあるそうだが、7月は夏祭りの月である。京都祇園祭は14、15、16日が宵山で17日が山鉾巡行、大阪はその一週間後が天神祭で23日にプレイベントのギャル御輿がある。それらどちらも行きたいがなにせ暑いからね、どうなることやら・・。「宵々々山」「宵々山」「宵山」という呼称は今はとらないで、三日間通して宵山と呼ぶのである。ギャル御輿の人選は今日(3日に)決まったそうである。祭りの写真というのは毎年同じように撮っていても自ずから違いが出る。人の世は移ろいやすいものなのである。ぁそ。 . . . 本文を読む