本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

天王寺公園で縁台将棋♪

2015-10-15 09:56:06 | 囲碁・将棋
 ⇧新装なった天王寺公園でもやはり《縁台将棋》の花が咲いていた。  《縁台将棋》という言い方はしかしどうだろう?  今は長屋の軒先に縁台と椅子を持ち出し、そこで横丁のオッサン達が《ヘボ将棋》を楽しむといった風景はなかなかお目にかかれない。そういう住宅環境は今日本全国で概ね失われつつある時代だから、この《縁台将棋》という言葉は最早殆ど《死語》に近い。  だが大阪はそれでも坂田三吉の . . . 本文を読む

昨日の将棋。

2015-03-02 11:36:24 | 囲碁・将棋
   昨日のNHK将棋トーナメント準決勝第一局、先手深浦九段vs後手森内九段の一戦は122手で後手番の森内俊之九段が勝った。解説の佐藤康光九段をして《名局ですね。》と言わしめた熱戦で、終盤深浦九段の猛攻を後手番森内俊之九段が《打ち歩詰め》という反則局面に追い込んで凌ぎ切った。  《打ち歩詰め》というのは将棋のルールの一つで、最後に持ち駒の歩兵で敵王を詰ますのは反則行為だから、攻める側は手を変えなけ . . . 本文を読む

日曜日のテレビ。

2015-02-18 15:28:52 | 囲碁・将棋
 朝8時から毎日のサンデーモーニングを見る。10時からはNHKで将棋を見る。12時からは一旦ニュースを見てから囲碁を見て、途中からはそこまで言って委員会を見るのが定番か。その後は外出し、夜7時からは鉄腕ダッシュ村で9時からは必殺だ。  日曜日はこうして一応時間割を組めるが、困るのは土曜日だ。1週間で一番困る。私は平日が一番好きだ。  インターネットの問題点だと?  馬鹿を言ってはいけない。じゃあ . . . 本文を読む

将棋ゲーム:「将棋フラッシュ」をやっている。

2014-08-04 12:01:54 | 囲碁・将棋
 最近(と言ってもここ一週間くらいだろうか)将棋のゲームで「将棋フラッシュ」というのをやっている。wブログのネタが尽きたからでもあるが、私は元々将棋や囲碁は「下手の横好き」ということか嫌いな方ではない。ただ歳のせいか勝敗にはあまり拘らない。いや、というか、本当は「たかがコンピューターなどに負けてたまるか!」といった対抗心は少なからず持ち合わせているのだが、しかし最近のコンピューターは本当に強く、自 . . . 本文を読む

将棋ツールを発見したが・・。

2014-04-18 10:58:34 | 囲碁・将棋
何か将棋の盤面や手順を再現する方法がないかとちょっと探して【将棋お役立ちソフト・ツール一覧表】というのを見つけた。いろいろなソフトが紹介されていたが、まだ試していないから、どのソフトをどう使ったら効率良く美しい将棋関連の記事を書けるかわからない。これからゆっくり勉強したい。 . . . 本文を読む

真剣士の話。

2014-04-16 12:29:17 | 囲碁・将棋
今日もまた囲碁・将棋の話であるが、《真剣士》とは「真剣勝負をしている人」という意味で、つまり刃物を持って戦う人ではなく《賭け将棋》で小遣い稼ぎをして食べている人のことを指すのである。囲碁にも真剣士はいる。勝負事であり賭け事だから、いつも勝つとは限らないわけだが、そんなことではなく「これだ!」と睨んだ当面の相手から有り金全部を(?)毟り取ってしまうのが最終目的だから、相手をその気にさせ賭け事にのめり込ませるために、最初はわざと負けたりするのも勝負師の重要なテクニックの一つである。囲碁だと《目碁(めご)》と言って《1モク10円》とか《1目幾ら》で賭け碁をすることが多い。この場合など最初のうちは2~3モクとかの小差でわざと負け(自分が熱くなっていると相手に思わせておいて)どんどん深い高額な勝負に引き込み、最後成功すればその相手から大金をせしめることになるわけである。 . . . 本文を読む

最近の将棋はわからないけど・・・。

2014-04-13 16:02:49 | 囲碁・将棋
ここ数年NHKの将棋番組すら見ていなかったこともあって、最近の将棋界の出来事には付いて行けない感じも少なからずあるのだが、昨日この記事をアップした後、どこかのTV局でやっていた≪プロ五人vsコンピューターソフト五台の計五番勝負≫の経緯を見た。結果は今回もソフト側の圧勝で、プロ棋士で勝てたのは関西若手のホープとされている豊島七段だけだった。コンピューターソフトが強いと言っても、所詮は単なる(?)プログラムの集積でしかなく、天文学的な数字で存在し得る[次の一手]からランダムに選択しているだけなのだそうだ。従って個々のプログラムにはそのソフト固有の[癖][傾向]というものがあって、対戦前のプロ棋士たちは本番前に個々数百局も千局もトレーニングを積んだというのだが、結果は人間側の1勝4敗だった。事前に(ズルをして?)相手を自分だけで一方的に研究していたにも関わらず、ぶっつけ本番だったプログラムソフトに敗れたわけである。  ところで、私はコンピューター側の盤面操作は(当然コンピューターの指令に基づいてだが)ソフトを開発した技術者が行うものだと思い込んでいたのだが、それは遥か昔の話で、今は指し手もロボットアームが行っているのである。こうして、まさにロボットvs人間の戦いで人間が負けてしまったのであった。 . . . 本文を読む

飛田東映平日午前700円也。

2009-11-30 22:01:48 | 囲碁・将棋
土曜日に行ったら飛田はガラガラで、しかもプログラムは在庫が切れたということでくれなかった。前日のサービスデーならまだあったのだろうか。200円も高い金を払ってプログラムも貰えないなんて、こんなことは初めてだった。泣く。で、映画は『王将』『陽炎4』『男はつらいよ(37作)幸福の青い鳥』の3本立てだった。 . . . 本文を読む

将棋脳。

2009-02-20 09:31:51 | 囲碁・将棋
今日は久しぶりに将棋の話などをしてみようかということだが、まず私事、これは歳のせいだろうか、私は例の「ボナンザ」に全然勝てなくなってしまった。あちゃ。一年くらい前に10勝目を上げて以来連敗が続いている。流石にまだ一千敗迄はしていないと思うが(!)通算すれば恐らく十勝数百敗という成績である。「待った」機能があればこんなことはないのだが(はあ?)卑しくも男子たるもの(ええっ?)たかがパソコンソフト風情相手に「待った」なんかしては沽券に関わるのである。てか「ボナンザ」に「待った」機能があるのかないのか、私はいまだに知らないのだ。あっちゃ。こんなことではもう一生勝てないかも知れないと思うと泣くに泣けない。敗因を私なりに分析すると、まずは注意力散漫というか、若い頃だったら絶対ひっかかることのなかった騙しの「嘘手」に簡単にひっかかってしまうようになった。敵は氏素性の悪い下品な性格で(はあ?←つまり勝負事というものは強過ぎるということは下品なことなのである。ぁそ。)で「なんだこりゃ?」と思うような変な手を知らん顔して取り澄ましてやって来るから始末が悪い。私がそれを感覚だけで見咎めて「将棋にない手だ」とか「棋理にない手だ」とかご高説を垂れても実際それにコロッと騙されて一遍に不利に陥ってしまうのだから「負け犬の遠吠え」以上ではない。将棋というのは実に恐ろしいゲームで、敵方のどんな悪手もあり得ない筈の嘘手も、それをこちらが正確に咎めることが出来なければ途端に絶妙の好手・巧手に転じてしまうのだ。かくなる上はもっと弱くて品のいい(はあ?)将棋ソフトも数千円で売っているからそれを買って来た方が精神的なゆとり・老後の安寧のためにはいいかもしんないといっつも思っている私である。とほほ。というわけで、昨日「囲碁・将棋チャンネル」で王将戦第三局の棋譜解説を見ていて感じたことだが、ちょっと後手番羽生王将の負け方がひどいというか、終局図挑戦者・深浦王位の成桂と歩で羽生さんの飛車と角が(無論王様も反対側でだが!)雪隠詰めになっているのである。同じく次の王将戦第四局での勝ちっぷりが完璧だっただけに、この敗戦図は私には印象深かった。将棋界の勢力図も私の知らないうちに大きく様変わりして、あの「強過ぎる」羽生さんも「普通の」強いおじさんになってしまったようで、親しみを感じる一方一抹の寂しさもまた禁じ得ないのだ。 . . . 本文を読む

永世七冠他。

2008-11-16 23:57:43 | 囲碁・将棋
今日のスライドショーはGIFアニメで、これは絵や写真さえあれば『Paint Shop Pro9』(売価は9,000円くらい)の付録の『Jasc Animation Shop』で簡単に作ることが出来る。ただ問題は極力サイズを落とさないとすぐサイズオーバーでblogにアップ出来なくなる怖れがあることで、今回のGIFにしてもこれだけのことで『349KB』もあるから、最近画像1回の容量を『300KB』までと半端に拡大した某jugemのblogの制限を容易く越えてしまっている。動画は大変だってか。あちゃ。容量と言えば、teacupはそもそも総量の設定が低いからこれまでにもざくざく古い画像を削除し続けて来たにも関わらず容量はとっくに満タンになってしまったので、同じteacupのblogに別口を作ったのだがこれもYouTubeやSlide.comから転載するテクニックを使えば実質画像アップは無制限になるとわかったから、予備のblogは無用になって今殆ど使っていないのである。これなんか私にしてはなかなか鋭く狡賢い活用術である。大してでかしていないってか?!ぁそ。それはいいけど、ちょっとあちこちにblogを作り過ぎたと反省しきり。これは関東地方の某畳屋さんの影響によるところ大で、別に対抗心を燃やしたわけではないが、その時々の勢いとノリで後先考えずに作りまくったが、肝心のPWやIDを忘失することはしょっちゅうで、PCを交換する度に自分のblogに入れなくなってしまうアホな事態に何度も陥る。汗。元々アクセス数はあまり気にしていないとは言うものの、記事をアップしてもせいぜい一桁台のipやpvでは存在する価値が殆どないと思われるので、そろそろ無用に多過ぎる我がblogを整理しようとずっと考えてはいるが、優柔不断というか忘れっぽい性格というか握りっぱなしの『六知らず』というか、なかなか実行に移せないのである。というわけで、今日は久しぶりに将棋の話題と、あとはマラソン、バドミントンの話などをしてみようかと思います。ぁそ♪ . . . 本文を読む

日本の囲碁界に喝っ!なんちゃって。w

2008-02-15 21:11:43 | 囲碁・将棋
一般に追われる立場というものは弱いものである。旧弊を打破して浮かび上がって来る新興勢力には何よりも勢いというものがある。先日女流囲碁の公開タイトル戦を見ていたら、解説の小林覚九段が『武宮vsチョ・フニョン』の国際棋戦に触れて、局後の感想で武宮九段が「仮令負けてもここはこう打ちたい」と言った言葉に韓国棋界のトップクラスの打ち手であるチョ九段は「負けたら何にもならないだろう??」とその言葉の真意を測りかねたという逸話を紹介していた。これは日本では広く通用している一種の「美学」であって、石の姿形を「命」として重んじるプロ棋士たちが頻繁に口にする言葉である。「負けても勝ってもここはこの一手。死んでもそんな手は打てない」などと言うわけだが、そんなものは得手勝手な思い込み、硬直した独善的美意識に過ぎないかも知れない。考えるまでもなく囲碁であれ将棋であれ勝敗を争い雌雄を決するゲームである以上負けてはなんにもならない。「結果を出す」のがプロというものの宿命だ。「負けたら駄目だろう?!」とチョ九段が理解不能だったのも頷けるところである。プロである以上勝負に拘って当然だが、日本では将棋界でも「将棋に勝って勝負に負けた」などという言葉があるように途中図までの内容の充実度を殊の外重視する傾向がある。他方以前紹介したように「何で勝っても勝ちは勝ち」と時の木村名人に対して嘯いた棋士の逸話もあるくらいで、やはり勝敗にはとことん拘ってもいるのである。プロなら「勝ってナンボ」である。しかし勝負ごとには勝者もあれば敗者もある。昔戦いに敗れた敗軍の将が「芸は俺の方が上だよな?」と酔って管を巻いたという話は有名である。負け惜しみである。敗れたのは坂田栄寿当時本因坊で、勝ったのは当時新進気鋭の「コンピューター・石田九段」である。 . . . 本文を読む

女流棋士会の分裂。

2007-04-12 18:32:18 | 囲碁・将棋
私は自慢じゃありませんが、中井広恵女流六段の娘時代を知っている。笑。というか、勝手に遠目から「ああ、あれが中井さんだな」と思っただけのことである。彼女はNHKの将棋番組に小学生の頃からしばしば出ていらしたから、お顔はよく存知あげていた。実際にお見掛けしたのは二、三回かな。今から20年くらい前になるが、私は中野駅北口のサンプラザで仲間数人と(←てかお師匠さん一人と弟子二人の置き碁二面打ちで)不定期的に『碁会』を催していたのだ。師匠は自称「定石初段・喧嘩二段」だったが、実力はもっとあったことを私は碁会所で現認している。私が自称五級で、友人は八級くらいだった。何故『中野サンプラザ』かというと、7Fだったか、図書館と上下して席料格安(50円か百円くらいだった)のフリースペースがあったからである。そこでは読書や勉強も出来たが将棋盤・駒も碁盤・碁石も用意されていて、私たちは備え付けのものを利用していたのだけれど、そこへ盤も駒も対局時計も多数持参で来ている若者の集団があったのである。総勢十人もいなかったように思うが、彼らの対局姿勢や手つきを見ただけで、彼らが奨励会の連中であることは一目瞭然だった。奨励会というのはプロになるための登竜門・養成所であって、男子の場合ここの三段リーグで好成績を上げないと四段(即ちプロ)にはなれないのである。彼ら奨励会有志の中で紅一点が中井さんだった。彼女は今六段だけれど、これは女流だけのシステムで六段になったのであって、男子に混じって三段リーグから四段に昇段したわけではない。今日はその中井さんがリーダーとなって、一部の女流棋士らが将棋連盟を飛び出したという話をかいつまんで辿ってみます。w . . . 本文を読む

『大道詰将棋』『月刊棋譜』他。

2007-03-27 23:46:58 | 囲碁・将棋
今もどこかでやっているのだろうか、「大道詰め将棋」というのがあって、私もこれに昔一度ひっかかったことがある。一度だけですよ。昔ギャンブル場の近くでやっていたという「デンスケ賭博」というのは茶碗ものとか又はルーレットみたいなものに賭けるそうでこれはインチキがきくけど、大道詰将棋はきちんと正解が用意されているのだから詐欺ではない。笑。私の場合、場所は新宿駅南口から横断橋を東へ降りて行く途上、道端に大きな将棋板がセットされてあって、そこに駒で出題図が並べられていた。手前の隅には景品のタバコも堆く積まれていて『一手百円』などと大書してあり、人だかりに釣られて覗き込むと周りのサクラが避けてくれるのか、すぐに一番前に割り込めた。暫く見ながら詰みを読んでいると不意に駒を渡されて、それでついうっかり挑戦してしまったわけだ。一見簡単に詰みそうな問題だが、玉方に奇手妙手がふんだんに用意されていて、これは生半可な棋力では到底正解は発見出来ないのである。おまけに『一手百円』というのは私が王手を一回かければこれが一手で百円、大道香具師が一回逃げればまた百円という計算方法をとるので、深追いすればする程料金が嵩む仕掛けになっている。仮令正解を発見しても景品は当時70円か80円だったハイライト一箱である。私は途中で詰まないことがわかったので止めたが、それでも確か700円程請求され泣く泣く支払った。しかし700円ということは私が四回目の王手をかけて終わった計算になるから、おそらくはその時点で逆王手がかかっていたのだろう。「双玉問題」と言って攻め方の王様も盤上に配置してあるジャンルがあってそれだったようだ。いずれにせよ(とほほ)喫茶店のコーヒーが180-200円。300円も出せばランチが食べられた時代だったから、当時の700円と言えば大金だった。「大道詰将棋」というパフォーマンスは、関東大震災で東京が焼け野原になった後、最初は将棋雑誌の街頭販売から出発したらしい。昔はそういった一種いかがわしい商売にも充分に市民権が与えられていたわけで今となっては懐かしい時代だったのである。w . . . 本文を読む

最強将棋ソフトvs最強将棋棋士♪

2007-03-22 21:50:32 | 囲碁・将棋
行きがかりで、久しぶりの将棋ネタです♪今将棋界を席捲しているのはかつて『チャイルドブランド』と呼ばれた現羽生三冠以下の諸兄であり、それを追う若い世代の先頭を走っているのが今回話題になった渡辺竜王という将棋棋士である。羽生さんの世代は将棋から『神秘』のヴェールを剥ぎ取り、意地や怨念・棋士間の確執やはったりといった将棋に纏わる数々の「人間臭ふんぷんたるドラマ」を後景へと押しやり、代わって純粋に(かどうか、数学的に?)指し手の可能性を読み合い、その「読み」の深さを競い合う「知能の戦い」へと純化していったとされるのであるが、例えば羽生三冠の同世代のライバルの一人=佐藤康光現棋聖などは対局中相手が明白な悪手を指すと「顔を歪めて露骨に嫌な顔をする」とさえ言われたものである。その瞬間「双方最善手の応酬」に読み耽るといった高度な知的快感から否応もなく引き離されてしまうからである。さて、将棋ソフトには本来、勝負に感情を持ち込む意図は備わっていない筈だから、「純粋に将棋という知の戦いを楽しむ」ための好敵手たり得る素地は最初からあるわけである。w . . . 本文を読む