本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

B級グルメというクラス分け。

2015-10-09 10:53:58 | 
 《B級グルメというクラス分け》はいつ誰が始めたものか私は知らない。何処か欧米等外国で発祥してそれが欧米志向の強い日本にも輸入された語彙なのか、或いは日本独自で《発明》され繁殖したガラパゴス的言葉なのか、それともメディアが競合して造り挙げてしまった言葉なのかも、無知・無学・無教養な一介の老人に過ぎない私は知らない。  《B級グルメ》があるのなら《A級グルメ》もあって当然だがそんな言葉は聞かない。 . . . 本文を読む

鶏飛蛋打。

2015-05-15 14:03:32 | 
 《二兎を追う者は一兎をも得ず》の語源を検索しようとしたらそんなものは一行も出て来ないで矢鱈多かったのが英訳だった。今世界に支配的な言語は英語である。ヤフーもマイクロソフトもグーグルも、ネット社会の言語は全てこの一極集中と一極化社会に大貢献している。今は削除されたようだが、それも《二兎》を《nits》などと訳しているのだから「お前ら阿呆か!」と言いたくなる。英訳、中文訳、同意語、反意語は出て来るが . . . 本文を読む

亡者になあられた♪

2015-05-14 15:04:49 | 
 あれは何という落語の下げだったろうか?  まず(途中からだが)掛け合いがある。⇩⇩  なった、なったあ、ジャになった  当家の婿殿、ジャになった  何ジャになあられた?  ここで「長者になあられた♪」と締めて「目出度し、目出度し♪」と成るべきところを、弁者が言い淀んで、  も、も、「亡者になあられた」と締め括って婚礼の宴席を台無しにしてしまうのである。  ここは . . . 本文を読む

ルーターというのがわからなかった。

2015-02-16 15:43:02 | 
 去年末は私はPCをまた部屋に導入する気に半分なっていたが、私が《部屋に入られてああだこうだされるのはどうもーー》と言っていたら外野が五月蝿くて、《だったらスマホかタブレットにすれば?ルーターがあるよ♬》というので、難波へ行ってドコモショップその他で下調べした結果殆どそのまま契約してしまいそうだったが、そこはなんとか堪えて今回の契約に至った。確かに配線など何などの心配が無用というのはあ . . . 本文を読む

ピコで語学学習ってか♪

2010-10-06 11:55:13 | 
ピグ(アメーバの仮想空間)には『ピグとも』という機能があって、ともだちになれば相手がオンラインかどうか、オンラインだったら「今どこにいるのか」等がすぐわかって便利である。私のところでは要請があれば断ることはまずないが、それでもピグともは数人しかいない。これを数百人も集めている『コレクター』のような人も参加者の中にはいるのである。実生活でそんなに大勢の親友がいたら、忙しくて身が保たないだろうが、ピグの世界はあくまで「仮想空間」なので、そこでは『放置』や『無視・黙殺』・『しかと』が幾らでも出来てそういう「首狩り族」的交友もまた十分可能なのである。それで私が最近ともだちになった某中国人のことだが、彼女は日本語勉強中でまだ日本語も英語もよくわからない人なのである。ブログはまだ開設していないというし、「この日本語の能力でよくピグに参入出来たものだ!」と半ば感心し呆れ返って(!)私はピコ(pico)というピグの海外バージョンを「こういうのもあるよ♪」と彼女に紹介したのだが、そしたら頑張り屋の彼女はなんと一晩徹夜して登録から部屋作りまで一気に完了してしまったのである。まるで『秀吉の一夜城』みたいだ。ちょっと違うってか!?ぁそ。 . . . 本文を読む

菅家さん・ボルト・のりピー・インフルエンザ・ドラクエ&foresight.

2009-08-20 12:35:34 | 
今日は最初は菅家さんが選挙に行けないという話で、次に深夜お騒がせの世界陸上だが、男子100mなんてあーた、昔は「10秒を切れるかどうか」というレベルだったのに今は脅威のボルト様ざます。16歳だったか世界にデヴューした頃は華奢な体つきだったが今は筋肉の塊である。でもドーピングは大丈夫、全て陰性である。クスリと言えばのりピーだが、押収証拠品の乏しい警察はのりピーの全面自供頼りだがこれが思うに任せず、代わって今度は継母の関係する某建築・解体会社会長や「元」弁護士ら五兄弟がのりピーを庇ったとの情報をしきりに流して「戦線拡大」を図っているが、これも基本は「用済み芸能人は斬って最後のご奉公をさせろ」という相変わらずのバッシング報道と見事に連携しているのである。ボルトの話に戻ると彼は大のゲーム好きだそうで、遠征のときは必ずゲーム機を持ち歩いているというからニンテンドーDSもやっているのだろうか?DSと言えばDQ9である。ドラクエが出たのは23年前ということで、私はⅢからやっていることは以前書いた。ⅠもⅡも後からやってはみたがセーブの呪文を覚えるのが大変で途中で放り投げた。PS2に代わってからはやっていないがDSならやってみたい気もするのだが、目が疲れそうだし視力も歳を追う毎に劣化しているからちょっと無理かな?私にドラクエを教えた若い友人は当時のりピーの大ファンで、周囲からは「のりピー・下痢ピー」とからかわれていたことも思い出した。あとは真夏に大流行のインフルエンザの話題である。ウイルスは神出鬼没・変幻自在なのでインフルエンザも「結局みんな罹るんだ」と気楽に考えていた方がいいのではないか。つまり人混みは危ない、病院も危ない、罹ってしまった人のマスクに触ってもいけない、ワクチンを打って貰える優先順位が不安な上(人に拠っては稀に)ワクチンの副作用が心配・・ということであるから、そうなって来るとむしろ「軽く罹って当座の免疫を得ておく」のが逆に一番「安全」かなとも思われて来るのである。一般にはいわゆる「弱毒性」(←これは毒性が弱いという意味ではなく感染力が弱いという意味)ということだからあんまり大騒ぎなどせず、せいぜい「嗽」と「手洗い」を励行して、あとは神頼み・運否天賦というか、人間はとてもじゃないけど「全能」なんかではないのだからってか、ぁそ。 . . . 本文を読む

削除する前に。

2009-04-07 10:11:25 | 
私のところへも変な英文のTBや、一人よがりで傲慢な匿名のコメントもたまにあるが、私は自分が意味不明だったり気に食わなかったりした場合は即削除が原則である。今日は適切なネタが思いつかないので(!)、例外的に「或る気に食わないコメント」を紹介し、合わせて私がなぜそれを削除するかの理由も述べたい。w . . . 本文を読む

百年目。

2009-03-28 16:41:59 | 
ちょっと考えればわかることだが、今連日メディアで気安く使われている流行りのフレーズ=「百年に一度の経済危機」という言葉は、単に「稀なる事態」を強調する比喩としては不正確で無批判であてずっぽうでとんちんかんな述語である。こんなところからもメディアのいい加減なアバウトさが浮彫りになって来る。今から「百年前」と言ったら第一次世界大戦前夜の二十世紀初頭であるから、世界の30ヶ国が参加した「Great War」(←第二次大戦が勃発する以前はこう呼ばれた)の前段階として当然世界的経済危機はあったろうが、では間に挟まれた第二次世界大戦の前後には何の危機も混乱もなかったのかと言えば、まったくそんなことはあり得ないわけで、今回の世界的不況を形容するにはむしろ「前代未聞の」とか「未曾有の」とか「人類史上初めての」とかいった言葉の方が遥かに理に適っているのである。それで「百年に一度」と言うからにはもう百年遡った1800年頃はどうだったかと言えば、日本では江戸時代中後期、ヨーロッパでは「大航海時代」(14c-17c)の後を受けたイギリス「産業革命」の真っ只中にあたり、これは「経済危機」どころか逆に「経済大膨張」の端緒の時代である。「どこが百年に一度か?」というわけである。こういう「蒙昧主義」そのもののいい加減な「述語」を使って、いったいどんなまともな議論が出来るか私には甚だ疑問である。・・というわけで、今日はその辺を少し考えてみる。ぁそ。 . . . 本文を読む

米原発大垣行。

2008-09-13 18:55:17 | 
悪徳商人三笠屋は、国から㌔3~12円で買った非食用の汚染米を食用として㌔50-80円で転売して利鞘を稼いだが、農水省は5年間で96回検査に入ってこれを問題なしとしていた。癒着が疑われて当然である。太田の「じたばたしない」発言は三笠屋の「混ぜちゃえばわからない」発言とぴったり呼応している。農水族と官僚と悪徳企業の見事な連携プレーである。転売の連鎖の結果汚染米の価格は当初の10倍に撥ね上がる。高い金払って汚染米食わされてりゃ、世話ぁないぜよ、ご同輩! うちら消費者はいい面の皮だ。我々はどこまでお人好しなんだ?! こうなりゃ汚染米はこの際全部集めて農水族と官僚と悪徳企業家らに一粒残らず食わせてしまえ! 福田も太田も食うんだぞ! . . . 本文を読む

京都~米原の二。

2008-09-12 21:57:26 | 
自由律の俳句というのがあって、別に五七五の韻を踏まないでもいいから便利だってか、はあ? 英語の俳句だって音韻なんて踏んでないもんね。単なるメモみたいな語句だって、本人が俳句と言えば俳句なのである。但しその自称俳句のゲージュツ性を他人が認めてくれるかどうかは別問題で作った側にはわからない。というわけで私も今回は俄然断然俄か俳人(←廃人やないで!)になって幾つか詠んだのである。例えばこんなふうに・・そう言えば九時前までは通勤通学電車/小さい白いトリ田んぼに/いい駅いいホーム能登川/近江米は旨くないなどとは言えない田園地帯/みんな降りる晴れ間格安チケット南彦根/そりゃあ不幸な出会いもあるだろう彦根/・・と自由律は幾らでも出来る。「フリージャズ」と似てるかもってか、ぐふふ。「次は米原結局ずっと混んでいた」字余り。 . . . 本文を読む

京都~米原の一。

2008-09-12 12:52:44 | 
さて汚染米であるが、また関西かよ。笑。よもぎ餅にも入ったって、私も格安の大福餅なら何度も買ったことがあるぞってか、やべえ! それで民主党の事情聴取に応じた農水省白須事務次官の弁明がまず異常極まりないのである。曰く「調査が不十分であったという議論はあるが、我々に責任はない」とはいったいどういう日本語か?!こういうアホしかトップになれない農水省とはいったいどういう役所なんだ?!しかもあのアホの太田がこの所轄の大臣だとは話が出来過ぎている。ウルグアイラウンドで購入を義務づけられているのはあくまで食糧としての米であり農薬やカビ毒入りの米ではないのだが、国はこれをそのまま受取って只同然の破格の安さで計16社の商社らへ売り払った。うち糊等工業製品だけを作る会社は3社しかない。あとは食品も扱う会社ばかりだから、故意ならずとも事故で汚染米が食用に転用されてしまう可能性もあり、例えば8,000人いる食品Gメンをフル稼働させて汚染米の流通経路を確認しておくことだって出来た。が、三笠へは96回全て事前通告して大雑把な総量チェックしただけで食用への転用の有無など調べなかったというのである。「明日行くから、三笠屋、例のものをな、ぐふふ」みたいな話ではないか。まして三笠の不正は過失事故ではなく故意の犯罪である。「土地ころがし」ならぬ「米ころがし」で転売を重ね、食べてはいけない曰く付きの米を食用に転じて膨大な利益を得ようというものだった。金になることなら何でもするかかる不心得な企業を数多く輩出したのも「小泉ポチ」の自称「構造改革」による規制緩和だったのである。ポチは浮かれている場合ではない。少しは恥を知れ!*自民党は最近になって名ばかりの「無駄遣い撲滅委員会」なるものを走らせたが、その無駄に乗っかかっている自民党の族議員どもこそを根こそぎ撲滅しなければ役人どもの浪費も怠惰もなくならないことはわかり切っている。今回五人の候補者など、小沢さんの言うように小泉ポチ以来安倍ポン・福田政権の中枢にいた共犯者揃いで、彼らに「新しい政治」など期待する方がおかしい。この期に及んでまだ自民党に投票したがる人たちというのは、いったい何回騙されたら気が済むのか。自分たちのしでかしたことの尻拭いも出来ずに能書きだけはイッチョウマイの奴らは金輪際信用してはならない。これが常識というものである。 . . . 本文を読む

出発。

2008-09-11 14:17:13 | 
福田は投げ出す際「道筋を付けた」などと自画自賛したが、例えば企業とズボズボの蜜月を送る役人らの抵抗が強い「消費者庁」の設置などは立ち消えになったのか、こんどの総裁候補者らは口裏を合わせて、顔見世興行では一言も発言していない。まったくひどい奴らだ。『感動を与える政治』などと臆面もなく言って憚らない石破の嘘吐き度も相当なものだ。『きれいごとを言っていてはいけない』ってか、ばかやろう、それはおめえじゃねえか!(笑)盗人猛々しいというか、開き直りもここまで来ると呆れるしかない。上等だ。石破はあの噛んで含めるようなもったいをつけた偉そうな喋り方でまた鳥取の爺さん婆さんを騙くらかすつもりだろうが、ボケが、お年寄りを舐めるんじゃねえ!お前は鳥取で落ちる!それがお前の「選挙区事情」だ!この偽善者に顕著なように、自民党の政治ゴロたちは自分が一番言われたくないことをまず率先して自分から言い出す傾向がある。やれ「自分の選挙区事情で政治を考えてはいけない」だとか「ばら撒き政治はいけない」だとかチャンチャラおかしい。全部てめえらのことじゃねえか。お前らの能書きはつくづく聞き飽きたってんだ。てめえらが政・財・官三位一体で築き上げた800兆円の財政赤字を全額チャラにしてから偉そうなことは言え。11日東京を皮切りに5候補お揃いのお祭騒ぎで全国行脚というが、選挙権もない我々一般人がなぜこんな愚劣極まる猿芝居を延々と11日間も見せつけられなければならないのか、私は全然納得出来ないぜ。・・さればでござる、おのおの方。この恨みつらみは本番のセンキョで晴らそうねっとんとん♪・・というわけで、私は18切符の期限切れを控え、切らしてしまったのではもったいないないから今回意を決して小旅行の挙に出たのです。ぁそ。 . . . 本文を読む

胡蝶の夢。

2008-03-24 07:50:56 | 
「現実のweb化かwebの現実化か」といったバーチャルリアリティの問題をぽけっとした冴えない頭で考えていたら、例の「夢でチョウチョかチョウチョの夢か」という故事を思い出したりして、しかし昔高橋和巳という博学な作家がいて、彼は現実世界を読み解く方法の一つとしてしばしば中国の古典を絶妙に引用していたわけだけど、いったい今そういう人っているのだろうか。なんか今の時代って安っぽくて薄っぺらで軽いんだよね、私の単なる印象批評に過ぎないけど。ぁそ。今の世の中のどこに我々は(てかこれからの時代を担う若者たちは)希望を見出せるのか、これは難問だね。 . . . 本文を読む

落語『鼠穴』は夢に逃げるのだが・・。

2008-03-10 04:06:21 | 
『鼠穴』というのは人情ものの江戸落語である。古典落語と言えば上方落語の翻案ものが多い中この噺は出色で、昔は暮れも押迫った頃によくかけられた演目である。私は故六代目円生で聞いてこれが一番と思っているが、他に円楽一門や立川談志・柳家小三次等今も演(や)る人が結構多いらしい。この噺は人情ものとは言っても全編が実に暗いトーンで覆われていて、主人公は仕舞には「この世には神も仏もないものか」という絶望感に襲われ首を吊るのである。が、首を吊ったところで実はそれまでの展開が夢だったというオチがついて聴衆はほっと安堵し場内は一斉に拍手が巻き起こる。そこで拍手がなければ演者は失敗なのである。この「実は悪い夢だった」というトリックは映画でもしばしば使われる常套手段だが、ひとたび我が国内事情に目をやると、あっちでもこっちでも、凡そ常軌を逸した不祥事や陰惨な事件が毎日これでもかこれでもかと惹起こされていて、しかもこれは「悪夢」などではなく正に我々の現実そのものだから、各々方、くれぐれもお気を確かにしてくだされ。*数日前『なんばラビ』へ行って、ニコンの『クールピクスS10』を買ってしまった。衝動買いである。価格表示は21,800円X→19,800円X→16,800円(3/1-7限り)と三段階になっていたが、前の客(お婆さん)が『上司と相談して』14,800円まで下がったのを見て、私もそうして貰った。2006年のバージョンだから最早可及的速やかに「換金」されるべき宿命の過剰在庫の一つなのだろう。610万画素だから私の410 万画素の昔のクールピクスと大して変らない。ただ目玉がとても大きくて今の流行ではなく、このレンズは回転するから自画像は簡単に撮れて液晶画面も大きい。操作性は似たようなものだろうが、まだ私は慣れていないから扱いにくい。試しに自画像を撮ってPCにアップしたらめちゃ早かった。古いニコンは 19,800円だったからそれより5,000円安く買ったわけである。ムービーの際AFにしておくと動作音が入ってしまうという欠陥は続いている。音声のみの録音も出来る。あと大きな違いはバッテリーが充電式になったことで、私は単三を沢山買って後悔している。一眼レフもビデオカメラも高級機種が多数出ているが、私の使い道と言えばせいぜいblog等に写真やムービーをアップするだけなので、1万円台のデジカメで充分だ。 . . . 本文を読む

『愚劣そのものの時代=近代』を笑え。

2008-02-24 12:42:26 | 
昨日は大阪も強風で東京同様「春一番」ということだったのか、東京情報しか聞いていないからわからない。あちゃ。去年より九日遅い春一番だったらしい。さて昨日ここと同じ記事をヤフーのブログに回しアップしたら早速「漁船の側に回避義務がある」と国際航路か何かを引き合いに出して海自を全面擁護する投稿があったので、残して置こうかどうしようか一瞬迷ったが、やっぱり削除した。笑。なんでも「報道が初歩ミスを犯した」などと言うのだが「初めに結論ありき」で論旨は支離滅裂、何より私が重視する「説得力」というものが致命的に欠如していたから、残して置く程の価値はないと知ったのである。軍の「そこ退け」主義を全面肯定する手合いだから単なるアホかファシストか軍艦マニアかだろう。w*「近代社会」は軍隊組織の敷衍化・普遍化と共に歩んでいるわけだが、そもそも軍隊というものは「敵」を殲滅するための組織であり、「敵とは何か」という議論はさておいて、そのためには我と我が身を徹底防禦し、その障害となる者はこれも徹底的に排除するのが大原則の、上意下達のピラミッド型組織である。そのため場合によっては味方の筈の民間人らも「足手纏い」として排除の対象とされることは先の大戦下の沖縄を見ればわかるだろう。「奴は敵だ。敵は殺せ。敵を利する者は敵である」と、これが軍というものの基本論理であり、「間接侵略」論なども全てこれだ。近代というものは常にこの軍隊という名の「組織暴力」=「組織された凶器(狂気?)」を嬉々として携え歩んでいるのであって、更に言うならば、一旦作動し始めた軍には文民統制も理性も人道主義もへったくれも何もなく、敵か我が方かのどちらかが機能不全に陥るまでただひたすら破壊と殺戮を継続する可能性は常にあるとしたものである。「ソンミの大虐殺」を見よ。フツーの人間がフツーでなくなるのが戦争であり、軍隊である。・・そういうわけだから、今回のイージスの問題にしても「制服組が、内局が、背広組が、政治家が・・」となんたらかんたら騒がしいことだが、所詮は軍隊が何をする組織であり、日頃何を想定し、何のための訓練をしているのかという一点は我々は押さえておく必要がある。軍隊が守るのは国家というシステムであり、我々個々の人命などではさらさらないのだ。以上、サンプロの高野さんのコメントに触発されて予定とは違うことを書きました。で、今日は笑いの話。 . . . 本文を読む