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本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

今、人の噂は7.5日しか続かない。

2008-01-30 16:29:53 | 社会
 つなぎ法案 衆院委可決 午後衆院通 過野党、徹底抗戦へ
2008年1月30日 『東京新聞』夕刊

 ガソリン税(揮発油税など)の暫定税率を五月末まで二カ月延長する「つなぎ(ブリッジ)法案」は三十日昼すぎ、衆院の財務金融、総務両委員会で与党が採決を強行し、賛成多数で可決された。野党は出席して抗議した。与党は暫定税率の十年間維持を含む租税特別措置法改正案の年度内採決を民主党が確約しない限り、三十日午後の衆院本会議でつなぎ法案を可決・通過させる構え。野党は全面的な審議拒否も視野に、徹底的に抵抗する方針だ。 

 両委での審議に先立ち、与野党の幹事長・書記局長は国会内で会談し、つなぎ法案の扱いを協議した。野党が法案撤回を求めたのに対し、与党は年度内採決の確約が得られないことを理由に拒否。野党は「期限内に一定の結論を出すよう努力する」との妥協案を提示したが、与党は受け入れず平行線に終わった。

 野党四党の幹事長・書記局長はこの後、河野洋平衆院議長に会い、野党の妥協案に沿って事態打開を図るようあっせんを要請した。

 河野議長は与党の幹事長を呼び、与野党協議を続けるよう求めたため、午後一時の本会議開会はずれ込んだ。

 自民党の伊吹文明幹事長は幹事長・書記局長会談に先立ち、首相公邸で福田康夫首相に一連の経緯を報告。首相は「よく話し合って、国民の目線で良い結論が出るようにしてほしい」と指示した。

 民主党の小沢一郎代表は両院議員総会で「自公政権の暴挙をどう阻止するか。われわれの主張を貫き、国民の期待に応えたい」と徹底抗戦する姿勢を強調した。

 つなぎ法案が一月中に衆院を通過すれば、野党が参院採決を引き延ばしても、憲法の「みなし否決」規定を適用し、暫定税率の期限が切れる三月末までに衆院再可決・成立が可能になる。

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 *全国の首長たちはこぞって「うちは道路が必要だ」と言うのだが一方自民党の道路族たちまでもが抜け抜けと「不要な道路は作らない」などとのたまうのである。
 「ではどの県のどの道路は不必要なのか実名を上げて言ってみろ」というわけだが、彼らには口が裂けてもそんなことなど言えはしないのである。地元に帰れば「道路は絶対作らせるから信じて欲しい」と皆一律一様に安請け合いしているからである。田中角栄以来の土建屋政治が自民党の基本戦略であり、「箱物と道路」で地元に利権を齎し見返りに票へ結びつけるというのが自民党だからである。その結果が現今の800兆円に及ぶ国公債である。どれだけ使いもしない無駄な箱物や道路を作り続けたらこんな数字に至るのか、想像するのが空恐ろしいくらいの額である。
「バスに乗り遅れるな!」とばかりに不埒千万にも「道路だ、道路だ」と喚き散らしている全国津々浦々の首長たちに問いたいが、あんたらはそれじゃあ保育所も町医者も老人ホームも学校も商店街も要らないのか?!
 あんなに立派な橋を何本も作った四国はどうなったか。地元の人間はみんな地元はスルーして、便利になった交通を利用して広島・岡山から京阪神へ買い物に出掛けてしまったではないか。立派なバイパスを作って郊外に大型店舗を誘致すれば地元の従来の商店街は軒並みシャッターが降りる。道を作って隣町へ行ってもそこにお医者さん、産婦人科がいなかったらどうする?!
 なんであんた方は口を揃えて「道路、道路」なんだ?!
 それも生活道路ならまだしも、霞ヶ関はそんなものは要求しない。
 そう、ここに国交省がここにしゃしゃり出て来るのである。
 紐付き道路、紐付き箱物が奴らの願ってもない権益を発生させる。これに道路族らが絡んで来る。(冬柴、お前もだぞ!)
 政・財・官の三位一体の支配構造がこの国を滅ぼしつつある。「それでいいのか」というのが私のいつも言っていることなのである。

 民主党も「道路検証の全国キャラバン隊(?)」や「ガソリン値下げ隊」を組織して拳を振り上げるのは結構だが、卑しくも天下の公党であるからには先の見通しや落としどころは用意しているのだろうかというとこれは甚だ心もとないという問題もある。私らのようなど素人がやいのやいのと気勢を上げるのと同等の感覚でいられたら困るのである。
 全国各地の道路特定財源死守派と膝詰め談判して、あなた方の欲しいのは本当に道路だけなのか、霞ヶ関の認めるような金食い道路さえ作れば万事がうまく行くのか、これまではどうだったのか、今後の見通しは立つのか・・と突き詰めた話をしなければ何ともならないだろう。

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