本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

安部ポンを撃ち、自らを撃て!

2007-06-30 04:43:09 | 政治
先日「ムーヴ!」に準レギュラーで出ている穏健保守のコメンテーター・宮崎さんが、「教育再生会議」の室長(?)の座を突然かなぐり捨てて参院選自民党公認候補として出馬を決めた何タラ先生を、「俺はタレント候補を見ると頭に来るんだよねえ!」と(まるで「こんなに優秀な俺が出馬しないのに」とでも言いたげに)彼には珍しく激烈な調子で詰っていた。就任の際には「教育の再生に命を賭ける!」と大見得を切っておきながら、同僚委員らには事前に何の断わりもなく独断で(それも他の委員が固辞するのを横目で見ながら「いよっ、アーさん待ってました。よいしょっ♪」とばかりに)阿部ポンの甘言に乗ったこと、無論宮崎さんにも一切相談はなかったことが腹に据えかねたということらしい。*丸川「大したタマヨ」は街頭に立って「私も被害者。社保庁を許せません」と訴え、丸山に至ってはさくらパパに声をかけて「当選したら二人で新党を作ろう」などとのたまっているのだが、こういう一片の道理もないパフォーマンスは流石にメディアの顰蹙を買っているようで、殆ど取り上げられていないのである。今このタイミングで阿部ポンに組する人間など、状況判断がまるでできない最低最悪の道化師であることを本人たちも知っておくべきだろう。同時に、先の衆院選で小泉ポチ圧勝の原動力となったのは一にも二にもテレビなど狂乱したマスコミ各社だったのだから、関係者らには少しは反省して貰う必要があるのは言うまでもないことだ。小泉番の記者たちの醜態ぶりなどは二度と繰り返してはならない。ただ、彼らいわゆる「タレント候補」たちはあくまで道化師、太鼓持ち、客寄せパンダ・・etc.なのであって、彼らを非難する前に、形振り構わず彼らをその場限りの集票マシンとして扱って恥じることのない狂乱=安部ポンとその一味を攻撃すべきだし、その術策にまんまと引っかかって投票してしまう我々一般国民の愚かさをこそ批判すべきなのである。ただメディアにとって「視聴者=お客様は神様である」から、テレビやラジオの向こう側から彼らが我々を批判することなど未来永劫あり得ないだろう。しかし、メディアが何を言おうが隠そうが「この国民にしてこの政権あり」であることに変わりはないのである。民主主義の何たるかを考えようともしない我々未熟な田舎者たちには、それに見合った政治しか用意出来ないのだ。 . . . 本文を読む

MS発狂?&吉田松陰。

2007-06-28 20:47:52 | web・メディア
ビルゲイツなんか昔から大嫌いだった。笑。選りによって産経新聞との提携か?十月一日からだと言うから、それまでには他のOS、他のブラウザに是非是非絶対に切り替えようと思った。あんな靖国神社の御用新聞なんか犬に食わせろ!MSもだ!何考えてるんだ?!これからは靖国派の時代か?ウインドウズなんかスパイウエアやウイルスの巣窟だとみんな言ってるぞっ!こんな魔の巣窟から自力で抜け出せない自分が情けない。(ト書き:ここでくくくっと泣く。)・・というわけで、ここは情報量が(というよりも単に文字が)多過ぎるのか、更新しない方がアクセスが伸びるのだ。笑。うちらがやってる他のblogと大違いだ。よそは更新しないと一桁だよ。で、今日はなぜか吉田松陰をちょっとだけ考える。彼は30(29?)歳で『安政の大獄』で処刑台の露と消えるわけだけど、それまで何回も外国への密航を企ててみんな失敗した。彼が松下村塾で教えた面々は別に全国からの選りすぐりということでもないご近所の30人程度の普通の青年たちだったが、それがみんな(かどうか?)明治の元勲になってしまった。だから明治政府の天皇制中央集権を準備したのは松陰だったと言ってもいいのだ。しかし幕藩体制への批判はいいとして、それがなぜ天皇制立憲君主制へと直行するのだろうか?松陰に教えた佐久間象山が悪いのか?(えっ?)ドイツや英国を模範としたからか?他に選択の余地はなかったのだろうか?要するに極東離れ小島の田舎者だったのか?大清国という大きなビフテキがあったから欧米列強に捕って食われる惨禍を免れ得たのか?薩長に付いた英国が賢かったのか?松陰も凄かったけど、やっぱり薩長連合を実現した竜馬が天才だったのか?あちらさんはかつては日の沈むことのない世界帝国だったから、植民地経営の手練手管に長けていたんだな。幕府軍に付いたフランスって何かアホやな。w・・と、私は格別日本近代史を勉強したわけじゃないから通り一遍のことしか思い浮かばないけど、維新前後って面白いね。ぷっ。将軍様のお膝元の江戸庶民たちはミカドだとか天子様だとか言われても全然ピンと来なかったらしいが、富国強兵の嵐の中で、ほんの数十年の間に国中の若者が「天皇陛下万歳!」と叫びつつ死ぬことを厭わなくなってしまった(←表面上は)のだから、政治の力、教育の力を舐めてはいけないね。いや私は舐めてるかも知れないけど。 . . . 本文を読む

自民の反撃と参院9年周期説。

2007-06-26 18:52:14 | 政治
ここへ来て、自民党の戦略もそれなりになかなか巧妙であると私は感ずる。流石永年、官僚・財界・御用学者・野太鼓評論家丸抱えで抜け抜けと「政権の座」に就いているだけのことはある。社保庁の実態が露見した直後、国民の怒りが沸騰している間は何を言っても取り合って貰えないから、大村のような前座を走らせておいて当座を凌ぎ、怒号の中、国会を延長して時間を稼いだ。彼らがまず欲しかったのは時間である。重要法案云々はあくまで方便だ。悪法揃いだがなにせ自公は圧倒的多数派だからごり押しすれば何でも出来る。更に言うならばこの稼いだ一週間という時間で出来ることは意外にも多いのである。1.平謝りに謝る。とにかく自分たちの拭いようのない落ち度なのだから謝罪するしかない。2.電話相談・土日出勤等の応急対策を大乱発して徐々にガス抜きを図る。3.自分たちの給与・ボーナスを削るなどパフォーマンスも欠かさない。4.改革・改革と毎日お題目を百遍も二百篇も唱えていればやがて『嘘も真実になる』というゲッペルスの古典的手法も取る。5.「参院は中間選挙で本選挙ではないから負けたってわしらは退陣などしない。参院センキョなんかじゃ世の中変わらないんだ」と印象づけ、まずは堂々と開き直ってみせる。6.逆に「与党が負ければ政治は混乱し景気は落ち込むが、それでもいいのか?」と恫喝する。7.「社保庁官僚たちを絶対に許さないのが安部ポン内閣だ」と渡辺担当相に叫ばせるに至っては彼らは既に反転攻勢に入っている。8.(追加)「鬼より怖い長妻議員に発言の機会を与えないために(!)」ついには衆議院はパスして参院だけで強行採決という超ファッショ的な前代未聞の暴挙に出た。 *こういう自民党の必死で狡猾で形振り構わぬ姿を見るにつけ、野党各党は如何にも闘い方が稚拙でお上品そのものである。昨6/25の『日刊スポーツ』の民主党全面広告は菅さんとテリー伊藤との対談で、わたしはこれをある大衆食堂で偶然見掛けたのだが、なかなか面白かったからとうとう全部読んでしまった。民主党はミュージカルもやるというからこれには内心期待している。野党は意気込みだけでは駄目だ。真面目腐っていても駄目だ。注視を浴びよ。有権者らを哄笑させろ!無い知恵を絞り(はあ?)、ありとあらゆる可能性を追求して決戦に臨め。負けて元々じゃないかってか、失うものは何もない。せいぜい楽しみなさいってね。w . . . 本文を読む

軍人勅諭から。

2007-06-25 07:21:35 | 政治
下級のものは上官の命を承(うけたまわは)ること実は直(ただち)に朕か命を承る義なりと心得よ。これはいわゆる明治天皇の軍人勅諭の一部分である。『上官の命令は朕の命令と思ふへし。事の如何を問わず直ちに服従すへし』という奴である。かつて天皇の写真を『御真影』と呼び、その前に立てば直立不動を強制された時代があった。そんなに昔の話でもない。少なくなったとは言え、まだ充分に『時代の生き証人』の皆さんがご存命である。集会等で演者が一言『天皇』という言葉を発すれば参加者全員が一斉に直立不動の姿勢を取った時代である。今のどこかの国とそっくりではないか。というよりも、以前も指摘したがこれも『歴史の皮肉』というべきか、戦前戦中のわが国の挙国一致の臨戦体制から最も良く学んだのが他あろう、北朝鮮なのである。 *拉致被害者家族会が雨中東京でビラを撒いて拉致問題への関心を高めるよう国民に訴えたと言う。私はふと思ったのだが『果たして彼らは北の非道だけを連呼していさえすればいいのだろうか』『いったい自分達はどういう立場にいるのか大所高所から考えてみることはないのか』或いは『彼らは中山事務官までをもセンキョに担ぎ出すファシスト=安倍ポンの単なる《広告塔》であっていいのか』と。 *彼らはもっと広くスタンスを取って、この地上に今ある全ての人権迫害と戦う《べき》なのではないか。まっとうな《運動》を志す全ての組織・団体が超える《べき》ハードルがここにあるのである。と言って、別段格別な《運動》を展開する必要はない。世界で今展開されている《人権擁護》の運動に《紙切れ1枚》で連帯を表明すればいいだけの話であって、例えば、彼らは今《戦史圧殺》に抗議している大多数の沖縄県民に対して、なぜ一片の共感すら表明しない(出来ない)のか?《拉致問題》は何も安倍ポンの《専売特許》ではないということに、そろそろ彼らも気づいていい時期である。それに気づけば黙っていても拉致問題への国民の関心は高まるだろう。音頭を取っている人間が、つまりは安倍ポンこそが最大のネックなのである。・・といったところで、今日は少しだけ旧日本軍の研究をしてみましょうか。w . . . 本文を読む

今や政・官共に狐狸同然である。

2007-06-24 19:01:38 | 社会
『証拠がない』『記録がない』これが安倍ポンご指名の御用学者どもの常套句であり、安倍ポンの言う「学術的」の意味の総量である。そう言い続けていればいずれ沖縄戦の『生き証人』たちは他界してくれるものだと高を括っているのである。敗戦直後戦争責任を多少なりとも感じた旧帝国軍隊指導者たちの多くは何も言わずに「我に利あらず。最早これまで」と自決して行ったが、それとは逆に戦争犯罪の罪を問われることをひたすら恐れ、自らの保身のみを画策した悪虐非道で往生際の悪い指導部は恥も外聞もなく「証拠隠滅」にひた走ったのである。 *戦後の占領軍による『極東軍事法廷』を云々する以前に、我々には自らの手で自らの犯した戦争犯罪を徹底して解明し裁断する責任も必要も、勿論その機会もふんだんにあったが、それを国を挙げてどこかへ放り投げ、サボタージュした結果、林房雄『大東亜戦争肯定論』を尖兵として現・安倍ポンらにまで連なる『靖国派(=ファッショ勢力)』の台頭をいとも容易く許してしまっているわけである。あれだけナチスの戦争犯罪を自分達の手で追及して来たドイツ人たちにあってさえ尚『ネオ・ナチ』の復興を制止し得ないのであることを思えば、センチメンタルな厭戦機運を発揚する以外、基本的には何もして来なかったこの国のこの国民にあっては、旧体制の復活を望んでいるとしか思われない復古勢力が易々と力を蓄え、安倍ポンのような戦後総体を否定し去るかの如き総理大臣までをも出現せしめてしまったのもまた頷けるところなのである。 . . . 本文を読む

NOVAを自民が擁護した&小野小町♪+1.

2007-06-23 13:48:58 | 政治
『犯罪の影に女あり』は2時間ドラマ的推理小説の定番であるが、時代は今そういう風向きではなく『利権の影に自民あり』『企業犯罪の影に自民あり』の時代であると言っていい。緑利権の松岡を見よ!沖縄利権の尾身を見よ!悪徳企業は何かというと利権に敏感な政治家を頼る。頼られる側の自民党の地域ボスたちは「魚心あれば水心」「これこそ政権政党の役得だ。うっしっし」とばかりに見返り期待で悪徳企業を庇いに庇う。いつまでもこんなレベルの低い政治を許していてはいけないのだよ、諸君!今は「越前屋、お主も相当のワルじゃのう、ぐふふ」の時代ではない筈だ。イギリスより百年遅れてるぞ。その時代錯誤の典型が戦後史を清算しようと言うファシスト=安部ポンである。こんなしょうもない人間をいつまでも首相官邸に住まわせていてはならない。「センキョに負けたら責任を取る」と本人も言っている(?)んだから、ここはさっさと引導を渡し、我々の身の回りをすっきりさせて、もって温暖化した地球の異常気象的猛暑を乗り切って行きましょう♪ というわけで、今日は和歌のお勉強でもしましょうか?ぷいぷい。 . . . 本文を読む

イラク関連でも贈収賄。他。

2007-06-22 14:54:51 | 政治
ガス爆発事故の当日、渋谷区議会議員たちの一部はすぐ近所で「新人研修」をしていたらしいが、これは研修とは名ばかりの単なる呑み会であった可能性が高い。そうかと思えば自民党の派閥幹部らが赤坂の料亭に集まってセンキョ対策である。彼らはこれからは毎晩恒例の「料亭政治」を展開することだろう。普通に考えて「会議・会合」というなら全国各地で作りっ放しになり廃墟同然となっている公共施設の会議室を使えば良さそうなものだが、彼らは皆宴席でないと言いたいことも言えない奥ゆかしい人種であるらしく、そんな発想は露ほどもない。自民党議員らは事あるごとに「政治には金がかかる」というのだが、毎晩料亭に入り浸っていればそりゃ金もかかるだろう。そんなことは子供でもわかる。 *わが国の「宴会政治」は古式ゆかしい伝統的なもので、中世までなら各地を牛耳る族長たちの折り合いさえつけば良かったのだから「酒席に於ける腹芸~腹の探り合い」でも支障は無かったのだろうが、この習慣を幕末の志士たちも明治の元勲たちも概ね踏襲していたのだから、他国はいざ知らず、わが国に於いては「政治と金」同様「政治と酒」もまた、切っても切れない関係なのである。で、酒席には女性がつきもの。田舎の議員や首長たちは毎年、やれ「研修」だ、やれ「視察」だと称して公費を使って観光地へ出向いてホステス・コンパニオンを呼びつけ、恥も外聞もあったものかの乱痴気騒ぎを繰り返しているのだから、これを見ている我々は「政治とは酒乱どもの飲み会のことか!?」と錯覚しそうだが、いや、これは錯覚などではなく、元々「政事(まつりごと)」なるものはこの程度のことであって、つまりは誰もが気楽に参画し得る「ご町内の寄り合い」でいいわけであるからして、何も世襲のお偉い方々が勝手に自らを権威付けて銅像まで作らせ、排他的に独占しなければならない「名誉あるお仕事」などでは毛頭ないのである。で、我々が総じて「センキョによっては何も変えられない未熟な国民」であるとしたなら、ここは一つ裁判員制度などではなく「政治員制度」でも作ってみて、「クジで当たればあなたが総理!」的「当番制の政治」を展開してみたらどうか。そうなれば少なくとも官ぐるみ、政治家ぐるみの汚職や談合は激減すること請け合いである。w . . . 本文を読む

今日も社保庁ネタで。

2007-06-21 19:47:23 | 政治
例のガス爆発事故、自分たちに非があるとなると刑事責任は追及されるわ、民事訴訟も起こされるわで一大事だということか、持ち主とメンテ業者との間で醜い罪の擦りつけ合いを演じている。豚肉を牛肉と偽った事件も、これは社内の権力闘争が絡んでいるとかで、やれ「腐った肉を使った」だの「そんなことするわけねえだろ!」だのと、こっちも滅茶苦茶だと思ったら、これは「究極の内部告発」ということになるのか、会見の席上息子の叛乱に遭った社長はついに偽装の指示を認めた。 *一方5,000万件の照合だが、『ムーヴ!』を聞いていると、高い金使ってソフトを開発して貰っても原本=紙台帳の誤記やオンライン・データの入力ミスが是正されるわけではないので、「一年で出来ること・わかることと言えば、それはもうこの年金システムは半分お釈迦になってしまったということだけではないのか?!」という絶望感に襲われ、こうなった以上当分はアメリカなり中国なりの「属国」になることを志願して体力の回復に専念した方が賢いのではないか(?)という気にもなろうというものだが、彼の国だってそれ程当てに出来る状況にはなく「じゃあほんとにどうしたらいいんだよ?!」「涙の忠治よ、どこへ行く?ったって、どこへ行きゃあいいんだ?!」(植木等)ということになってまうだよ、オラ(←何弁?)というわけである。かくなる上はいっそ安倍ポンが発狂して(?)衆院解散・『同日選挙』の挙に打って出てくれた方が、何しろ一発で『政権交代』が成るんだから、その方が話が早くていいんじゃないの?「どう?」てか、麻生外相は「安倍ポン辞任」期待らしいね。あの辺はもう若くないからそうそういつまでも待ってはいられないんだろう。w . . . 本文を読む

『反省』&『情報保全隊』。

2007-06-20 19:22:20 | 政治
さて、関西の夕方の情報番組『ムーヴ!』である。今日のゲスト・コメンテーターが二ツ木さんということで、彼が取材した或る『出版パーティ(?)』の報告があった。本のタイトルは『反省』で、ムネオ先生と外務省主任分析官佐藤氏(休職中)の共著である。何を『反省』しているかと言うと「もっと本気で外務省と闘っておくべきだった!」という痛恨の極みを吐露しているのである。1,630円?とちょっと高いが内容が内容だけに(←外務省の内幕モノ)これはきっと売れるだろう。私もとりあえず近日中に立ち読みしたい♪・・どこかのホステスとの『オシメ換えごっこ』に興ずる姿など、外務官僚の公費を使った驚くべき醜態を実名・写真入りで暴露しているとのことだから、もしこれが事実と相違しているというのなら、当然二人の著者は当人らから名誉毀損で訴えられて然るべきだが、これはご両人の待ち構えるところで、『ムーヴ!』によれば「これらは全部事実だから(!)外務省に出来ることはひたすらそらっとぼけてこの本を黙殺し、もって嵐が止むのを待つしかない」ということである。 *あと「情報保全隊」の活動についての久間防衛相発言→即ち「全ての国民が調査の対象になり得る」(!)とは聞き捨てならないファッショ的暴論である。何故メディアはこれを取り上げないのか。元々自衛隊法には「直接のみならず間接の侵略にも対処する」という一項があって、これは「ときの政府や政府軍(←自衛隊のことだ!)に対して批判的な勢力は攻撃の対象にして殲滅乃至は一網打尽に出来る」という立論を根拠づけるものであったが、今回の発言はこれを補強するものだ。最早「自衛隊の敵」は海外にはなく、国内にあるというのか。自衛隊は自国民をまず疑い、訝って調査対象に据えればそれで「我が事成れり!」なのか。これを「勘ぐり過ぎ」だと言うのならそれに越したことはないが、私は安倍ポンなどそこまで信用していないのである。 . . . 本文を読む

バランス感覚。

2007-06-19 14:54:21 | 世界
まだ選挙も始まってないのにこんな話は気が早過ぎると思われるかも知れないが、小泉ポチの三百代言に国中がペテンにかかった先の衆院選はひとまず例外としても、センキョが終わると大抵の場合、殆ど全ての新聞が例外なく「有権者の絶妙なバランス感覚」を絶賛する。これは「終わったばかりの有権者の投票行動を褒め称えたところで誰も文句は言わないだろう」と高を括っての、卑屈なオベンチャラに過ぎないと私はいつも思っている。当然のことながら「大山鳴動して鼠一匹」というわが国民従前の何とも煮え切らない蒙昧主義的愚鈍傾向(?)を一律に自画自賛してそれでどうなるというものではなく、卑しくも「社会の公器」を自認する新聞各社がいったい何を基準に「バランス感覚」があると言い、ないと言うのか、その基準を示さなければ冷静で分析的な「意味」は発生しないのである。米議会では懸案の「従軍慰安婦」問題に関する対日非難決議案がついに採決された(←後註:誤り。6/26下院外交委員会で可決の見込み)と言うし、今日は我々の「バランス感覚」というものについて少しだけ考えてみたい。w . . . 本文を読む

だが自民の「ガス抜き戦術」は一定程度成功するだろう。

2007-06-17 12:11:18 | 政治
『日刊ゲンダイ』と言えば二ツ木さんだが、この6月一杯で退社しフリーになるという。二ツ木さん本人は何かされるんだろうから全然心配してないが、気になるのは7月以降の『日刊ゲンダイ』トップの紙面である。安倍内閣を「チンピラ内閣」と呼び、安倍ポン本人は「デクノボー」だと決め付ける『日刊ゲンダイ』がこれ以上過激な筆致になることは想定し難いから(ということは)今後は徐々に「穏健路線」を歩むということを意味するのだろうか? *昔『朝日ジャーナル』という一世を風靡した週刊誌があって、これは「民青」(←民主青年同盟という共産党の青年組織)の某大幹部をして「全共闘の機関紙だ」とまで言わしめたものだが、時は流れてこの雑誌にも「編集方針大転換」の時運が訪れ、そのトップバッターに指名されたのが当時アメリカ帰り直後の若き筑紫哲也編集長だったのである。そんなことを今不意に思い出したりした。長く生きているといろんなことがあって面白い。「やあ、映画って本当にいいですね!」(by水野さん)てか、いや「映画は現実だ」(ゴダール)から「人生は映画だ」と言い換えても左程非難されることでもないかもってね。ぐふふ。というわけで、6月と7月で『日刊ゲンダイ』の紙面の調子が果たして変わるのか否か、変わるとしたらどこがどう変わるのか、ここは一つ皆さん、冷静に注目~分析して行きましょう♪ . . . 本文を読む

やられたぁ~っ。PCダウン、でも復旧♪

2007-06-15 20:54:03 | 社会
いや、私は今のパソコンにしてから3年半くらいかな。インターネットは更に遅れてまだ2年半くらい。この間他のパソコンは殆ど使ったことがないし、それに何やら複雑な(?)形をしているマウス(←両脇を親指と他の指で挟み込まないといけない奴!)なんか使い方知らないっちゅうの!・・でもそこはもう潰れたみたいだね、『そこ』ってつまり『ネット喫茶』のことなんだけど寺田町のネット喫茶も以前潰れたし、どんどん集客して回転上げて行かないと喫茶経営も難しいんだろうね。いやね、どんな商売でも楽な商売なんてないのサ。楽なのは昨日の『わたりに不明』の人種だけなのサ。w *自民党の中川幹事長が「歴代の社保庁長官や厚相の退職金・給料を返済してもらう位でないと国民は納得しない」などとどこまで本気か私と同様な(?)アドバルンをぶち上げたけれど、あんな人が同じ意見を仮に表明してくれたのだとしてもちっとも嬉しかないね。 *それで今のパソコンだけど、とうとう壊れちゃったのだ。わぁ~ん。泣。ウイルスだろうって知り合いは言うんだけど、寿命ってことはないだろうね?私もあちこちに敵が多いので(笑)よくわからん。XPが立ち上がらないんだからどうしようもないよ。最近IEが調子悪かったし、これはもうギブアップや。頼まれもしないのにインターネットなんかやって悩みを増やしてたんじゃ世話無いけど、昨日もここには220人以上のお客さんが来てくれたことだしサ、まあ自力更生は無理だから、どこかに緊急入院させて何とかするしかないんだけど。 *だけどウイルスったって生物?のウイルスは我々の大先輩で複雑?怪奇な存在だけど、コンピューターの方は所詮は単なるプログラム=数字や記号の羅列・順列組合わせに過ぎないわけで、いわば20~30年前のBASIC言語が進化を遂げただけなんでしょう?若い人は知らないでしょうが、我々は昔8ビットの名機=NEC8801MARKⅡというのを使って、アンチョコ本のプログラムをそのまま打ち込んだりしたものです。8ビットだから文字は英字数字とカタカナだけ、プログラムと言っても○△□等で出来た車を走らせるだけとかのシンプルなものだったですが、雑誌に誤植・ミスプリントが1字でもあると当然そのままバグりましたです。笑。その後富士通の16β+セイコーのデジタイザーという製図機を極く短期間弄ったこともあったけど、時代は変わる♪ . . . 本文を読む

「わたりに不明」他。

2007-06-14 12:12:45 | 社会
さ、お立会い。今日は今ざっとニュースを拾ってみて、気になったもの幾つかに軽く感想や論評を加えて見ようという趣向です。いつもと同じってか、ぁそ♪・・でも拾い過ぎて容量超過の怖れが発生したため、某サッカー選手の淫行事件は他に回させて貰いました。てか最近この概要文の方についつい熱が入ってしまって、何度も推敲加筆してしまう傾向が顕著で、そのため1,000字以内で納まらないことがあるのです。その結果本文の方が疎かになってその大半をニュースの羅列に留めてしまうという事態もやっぱり本末転倒というか、ちょっと問題かな。あちゃ。w . . . 本文を読む

再調査は只では出来ない。

2007-06-13 13:58:27 | 政治
「5,000万件の名義寄せ問題に必要とあれば補正予算の財政出動も」と言ったのは尾身財相で、安倍ポンは「ぶるるっ、とんでもない。そんなことは予算の中で出来る」と即座にこれを否定した。財相は財務省の意向を開陳しただけだろうが、これでは「閣内不一致」以前の問題で、安倍ポンの指示など事前に伺うこともなく閣僚と役所が勝手に段取りを付けていることになり、最早この内閣は「空中分解目前」ではないかとさえ思われて来る。2月の段階で民主党の研究チームは今回の事態を既に推定し危んで国会で警告しているのだが、安倍ポンは「いたずらに社会不安を煽るだけだ」とこれを一蹴した結果がこれだ。事態が露見するまでは見て見ぬ振りを続け、ばれたとなると今度は口角泡を飛ばして「1年で解決しろ!」と大号令を発するのだから、いったい誰がみすみす社会不安を増幅しているんだ!?「予算内で出来る」と言ってみたところでまさか納めた年金がどこでどうなったか不明となるような現況を想定していた筈はなく、予備費その他比較的融通の利く予算を今回の尻拭いに回すしかないわけだから、このツケは早晩我々を襲うのである。年金を納め、納めたが為結果国の出費を増やし自分の首を絞めてしまったアホな国民がわが国以外にいたら聞きたいものである。 *役所の仕事は予算を執行することである。つまりは集めた税金を使うことが仕事である。街頭で国民に対しお詫びのビラを撒くことだって只では出来ない。ビラ1枚作るにも金がかかる。無論再調査~再入力等にも莫大な金と時間を要するが、役人たちがこれを自腹で払うわけではない。給料貰いながら増えた仕事に従事していればいいだけの話だ。昼のニュースでは社保庁は24時間の年金電話相談の窓口も民間へ丸投げ委託し、そこには18歳から63歳までの無資格素人の一般公募者が充てられたと言う。一ヶ月の研修期間を設けるったって彼らには公務員の守秘義務はない。どこかの地方事務所では窓口の応対に腹を立てた老人が腕力に訴えて逮捕されるという事件も起きた。まるでこの国は、昔の筒井康隆のスラップ・スティック小説のようなしっちゃかめっちゃかな状況である。億単位の資産や豪邸を一代で築いて恥じることの無い歴代社保庁長官らはこの際身ぐるみ剥いで、梅雨空の下へ放り出したらどうか。勿論没収した彼らの資産は国家国民のため一銭残らず有効活用させて頂くのであるが。 . . . 本文を読む

歴史の改竄を目論むファシスト=安倍ポン。

2007-06-12 18:31:21 | 世界
朝鮮総連東京本部の土地・建物を公安調査庁元長官の経営する会社が45億円+αで買い取っていたというのが今朝の毎日新聞のスクープで、他社は夕刊でこれを追随している。売ってはしまったが、建物は依然として総連の関係者が使用し続けているというのだから、元長官は昔調査対象だった団体に金だけ恵んでしまったのかと思いきや、これはそうではなくて金も全て総連側が用意した茶番=表面上の名義変更工作だったという疑いがあるのである。総連側の裁判での敗訴が確定すれば100億円を越す賠償責任が発生するため、名古屋・大阪の本部を次々失った朝鮮総連は東京本部だけは残そうと必至で画策し、従来から「持ちつ持たれつ」の関係だった元公安調査庁長官に泣きついたのだとテレビでは解説している。これが事実なら当然犯罪絡みの話である。巷間よく言われることは、一般に公安調査庁職員というものは言わばオフィス内の事務職で、そこが靴磨り減らしての地回りを基本とする公安警察との一番の相違である。お役人は日陰の白い顔で目つきは穏やか、これに反して警察官の顔は概ね真っ黒に日焼けしていて眼光も鋭い、というわけであった。尤もこれも昔の話で今はどうなのかは私は知らない。wいわゆる「過激派」も「北朝鮮」も「オウム」も(あるいは「日本共産党」も?)公安調査庁の「飯の種」そのもの=レゾン・デートルであって、彼らなくしては公安調査庁の現在も未来もあり得ないことが図らずも一新聞社のスクープによって暴露されてしまったわけである。TBSと言えば毎日新聞系列でとかくお粗末な噂ばかりが先行している印象だが、腐っても鯛、たまにはこういうクリーンヒットを飛ばすこともあるのだ。NHKも痴漢や買春ばかりしていないで、一度くらいまともな報道をしてみたらどうだ? . . . 本文を読む