本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

今「政局」が作られている。

2010-04-27 20:48:50 | 政治
自民党の御用新聞『産経』は既に民主党と自民党の支持率は逆転したと報じている。あれだけボロボロに歯っ欠け状態になっても、ただ民主攻撃をするだけの谷垣自民党の人気が上昇するのなら誰も苦労はしない。その自民党は与謝野と枡添を除名処分とし、除名された当の枡添は「敵を誤るな」と自民に文句を言った。笑。メディアにいいように操縦され続ける「世論」なるものも最早全く信用出来ない今、我々個々人は自分の直観力・歴史を見通す冷徹な判断力に依拠するしかないのである。これまでそういった自らの内に内在する洞察力を育てることを怠って来た人たちはこの際もう全てを諦めて、メディアの報じるまま誘導するままに右顧左眄し、ああでもないこうでもないと、うだうだ無意味な詮索をするしかないだろう。はあ?その自分が一番信用出来ないってか!?あっちゃ。まあ、そうなんだけどね。ぁそ。メディアは来日したアメチョコ野郎が「現行案が最善」と抜かしたとそればかり報道しているが、ばかやろう、県民の意向を蹂躙し、アメリカ様の言う通りに練り上げた現行案を奴らが「最善」と言わないでどうする?!そんなことは当り前じゃねえか。少しは頭を使って報道しろ!沖縄県民はそんなのはNOだ、いい加減にしろと言ってるんだ!*というわけで事業仕分けであるが、あの程度の小規模な縮減で落ち目の人気暴落に歯止めが掛かると思っているのだとしたらちょっと甘い。質問の日程が終わって、報道の追求を避け地下鉄に走って逃げ込む役人どもはいったい何だ?あれが我が「公僕」の現実の姿なのである。彼らは自らの職務・業務の「差異」「独自性」を殊更に強調する。仕事を細分化し複雑化して「他所では出来ない」「民間では出来ない」と主張し、それを口実にベラボーな報酬を国税から掠め取る。「官の腐敗」は人類の歴史と同じくらい古くからあるが、こういう官僚らと利害を一致させて来たのが従来の自民党政権である。私の見たところ、民主党も徐々に霞ヶ関の手練手管に呑み込まれつつある。何しろ彼らには明治以来百数十年の歴史があるのである。その辺のお兄ちゃんみたいな連中ではころっと騙され、気づいたときにはあっさり手玉に取られてしまっている自分を知るしかないだろう。w . . . 本文を読む

トビタシネマ上映中。

2010-04-25 01:35:05 | 
結局「飛田東映」も「トビタシネマ」も従来の「一週間で番組チェンジ」というのは止めて、「十日で番組変更」になるようである。間引き運転だ。客が減ったからフィルム代を節約しようということだろう。5月は寅さんは中頃一回しかかからない。あちゃ。毎週火曜日と金曜日の割引デーはそのままらしい。ところでgoogleで映画関係を検索しているとどういうことか「トビタ東映」「トビタシネマ」の表記になっているのだ。「トビタシネマ」というのは正しいが「トビタ東映」などという映画館は大阪にはない。邦画は「飛田東映」洋画は「トビタシネマ」である。 . . . 本文を読む

飛田東映上映中。

2010-04-23 12:00:46 | 
さて、報道されている通りであるならば、枡添ははしゃぎ過ぎて墓穴を掘り結局「最悪のババを引いた」と考えるしかないが、本人はまだ至って強気で「自民党からも民主党からも、これから続々(自分が代表に納まった)『新党改革』に結集して来る」と一部に豪語しているらしい。まあこちらはお手並み拝見である。これでマスコミが無理矢理でっち上げた彼のバブル人気が下降しなかったら大したものである。自民党と旧改革クラブとの「同一会派」は解消すると言うからこの「眼が上にしか付いていないから下が見えない」ヒラメタイプの「オオカミ中年」は今後一体どうなるのだろう?(笑)一方「離党などは認めず除名処分にする」という空元気の自民党執行部にはナベツネ辺りから「それでは反民主勢力の結集がままならなくなる」と横槍が入って腰砕けにならないのだろうか?・・参院選が刻々近づいて来て、我が「永田町の政局」もそれなりに沸騰しつつあるかの如きであるが、元々がこの上なく愚劣でショボイ話であるから我々国民にとってこの国はいよいよもって憂うべき事態を迎えているのである。 . . . 本文を読む

トビタシネマ上映中。

2010-04-21 12:24:10 | 
映画評(?)が貯まってしまって、今回アップ分を除いてもあと2回分残っている。あちゃ。別に映画評論家ではないのだから捨てておけばいいようなものだが、最近時事問題に言及する意欲が急速にしぼみ始めた私としては、映画の話でも書かないと直ちに「ネタ枯れ」してしまうのである。民主党が悪いのである。ぁそ。ネタが無ければブログなんて書かなければいいのだが、そうすると暇を持て余してしまう可能性大である。*今日の写真は四月八日「二条城ライトアップ」の開門を待つ間(←昼の部と夜間の部との間には2時間程城内は閉鎖されるので、その時間に着いた人たちは外で待たされるのである。)近くにいた着物美人を撮らせて貰ったものだが、よく見ると俗に言う「幽霊」状態で「足切れ」してしまっている。これは写真の初心者がよくやるミスで、単なる不注意で全身像の足を切ってしまってはいけないのである。私は一応初心者ではないつもりだが、こういうミスに気づかないようではいよいよ老化が進行していると自認せざるを得ない。歳を取ると自分では気づかないところで毎日幾つも小さな過ちを重ねて行くものなのである。*平松大阪市長と袂別した橋下知事は「彼は行政の長ではあっても政治家ではない」と彼を切って捨てたが、実は私もこれと全く同じことを日頃から平松には感じていたのである。これはもっとはっきり言えば「あんたは自分の政策など皆無で、市のミニ官僚どもの神輿に乗って担がれているだけではないか!」という意味なのである。「維新党とは路線が違う以上場合によっては対立候補を立てて市長の座を獲りに行く」と橋下は言った。そうなったら私は多分橋下派に票を投じることになるだろう。平松と言えば「(放置)自転車の整理」ばかりに御執心なのが目に付くが、その順番はあろうことか①公園から野宿者を追い出したのと同様「まず排除ありき」であり、高圧的に取り締まって街路から自転車を放逐し②次に小出しに月決の有料駐輪場を作り③利用者が伸びないとわかると最後に少しだけ一日だけの利用者のための一時置き場を作るといった、徹頭徹尾木っ端役人的「管理者」「金儲け主義」の発想に立った傲慢市政を強行して恥じないノー天気でふざけ切った輩なのである。今や巨大化し専横化した行政組織と闘わない「行政の長」などは有害無益であるから、自転車をではなくこの平松をこそ、大阪からまず第一に放逐すべきなのだ。 . . . 本文を読む

新党ブーム。

2010-04-19 15:54:32 | 政治
今流行りの「新党ブーム」などは半ばメディアが作り上げた虚構ではないかと私は疑っている。「石原新党」までは踏み込めなかった「憂国の老人新党」はまず論外としても、元杉並区長らが松下政経塾OBを集めたという「創新党」にしても、ネーミングが全然パッとしないし、「参院選で5~10の議席を目指す」のは自由だが、つまりは「政界再編期待」のお騒がせ集団にしか私には見えない。「(橋下とは)元々連携している」と図々しくも言い放った枡添や、自民との密約(?)でミソをつけたそのまんまを始めとした「橋下知事争奪戦」が再編のうねりを決定づける大きなファクターになっているというのだが、その橋下は自らの政治行動を大阪・関西圏に特化・限定しようとしている。新党、新党って、せいぜいのところ数人のセンセイ方しか集められない、そんなろくでもない政党ばかりあちこち作って「第三極」ったってどうなるというものでもないだろう。政治屋たちは総じてアホばかりの集団なのであって、つまりはああいう者たちに政治を任せ切っていた我々ニッポンジン全体がアホなのである。いったいどうしてくれる?!今更慌てたってもう取り返しはつかねえぞ。笑。自民党は黙っていても分裂・分解の一途を辿っているが、問題は民主党である。鳩ちゃんが普天間でしくじって「5月政変」というのが今メディアが一斉に描いている構図である。永田町のセンセイ方は無論のこと、このストーリーを毎日毎晩聞かされている我々アホの国民も結構その気になっている様子である。だが「5月政変」は常識的に言って早過ぎる。「5月末までの決着」が不可能という事態になって鳩ちゃんが言い訳も言い逃れもせずに総辞職したと仮定しても「6月政変」ではないか。鳩山・小沢の現「小鳩政権」が崩れるとしても「7月参院選大敗北(?)」の後である。ただ情勢が芳しくないと小沢が既に読んでいれば、これは参院選前に一番いいタイミングを計って「現執行部の一新」という手はあり得る。小沢は只では辞めない。自分が退くとき鳩ちゃんも一緒に連れて辞めるかどうかは、これも彼が天下の情勢をどう読んでいるかにかかっているだろう。退陣した小沢が「院政」も敷けず党内の実権を完璧に失って初めて、「民主党の空中分解」は日程に上って来る。今「新党」に浮かれている連中の出番は、そのあとにしかやって来ないのである。順番が違うのである。 . . . 本文を読む

飛田東映上映中。

2010-04-14 22:22:59 | 
今年の観桜は天候不順で日程の組み方が難しかった。それでも大阪市内では大阪城公園と長居スタジアム、京都では二日かけて嵐山公園と天龍寺、あとは清滝と二条城のライトアップに行ってみた。大阪は概ね満開だったが問題は京都である。天龍寺は京都新聞には満開とあったが私の見たところピークは過ぎていた。二条城も入り口には全ての品種が満開と書かれていたが実際は終わっていた。清滝は別段「桜の名所」ということではないが、京都駅前で「さてどこに行こうか」と考えて、ふと目の前に来た清滝行きのバスに乗ってしまったのである。乗車待ちの客も少なかったし、行ったことがなかったからいったいどんなところかと行ってみたかったのである。清滝という名の滝があるわけではなく、嵯峨野上流の奥まった一帯の、山間部の集落をそう呼ぶということである。というか、あそこは東海自然歩道というか、愛宕神社~高雄山への登山道・ハイキングコースの出発点になっているのであるから、私としては場違いな所へ行ってしまったようなのである。途中「念仏寺」へはここが便利という目の前桜満開のバス停を過ぎ、一車線のみのトンネルを越えて京都バスで京都駅から如何にも鄙びた「終点清滝」まで行くのである。それも四条烏丸~四条大宮経由で市内を一巡しつつ、以下は嵐電と似たようなコースを辿って最後嵯峨野のいつも歩く混雑した道を意外にも素早く通過して行くのだから、これで料金が270円は安いと思った。JRなら京都駅から嵯峨嵐山までだけで240円するのである。「観桜」ということになると清滝周辺は物足りなかったが、渡月橋周辺は一応満開だったから今年はそれで満足するしかない。写真は膨大な量を撮りまくったからまだ半分くらいしか片付いていない。デジカメの時代、最近は質よりも量である。ぁそ。天候不順は続いているが、今日14日から一週間は造幣局の通り抜け、GWが過ぎると来月は京都葵祭である。*飛田東映とトビタシネマだが、どういうことなのか今月は変則上映で、週ごとの番組変更はなく、プログラムも今月26日で途切れている。(一時)閉館だろうか。 . . . 本文を読む

古い皮袋からは古い酒しか出て来ない。

2010-04-06 07:58:08 | 社会
与謝野と平沼の保守新党の絵を描いたのは石原都知事(&毎度お騒がせのナベツネ)らしい。『アラフォー』ならぬ『アラセブ』の新党である。テレビでは「『アラ古希』が正しい」と言っていたが「アラナナ」でいいじゃないか。「自民党=保守旧党」が按配悪いからと言って、七十過ぎのおとっちゃんたちが集まって「保守新党」を名乗っても茶番でしかないから、河野太郎が言うように「古い人たちが抜ければ自民党は結果若返る」から自民党としてはむしろこのボロボロの歯っ欠け状態は今や歓迎すべき事態なのかも知れない。与謝野期待の後藤田は逃げた。鳩山弟も平沼の側が拒否した。まして風見鶏の枡添なんかが来るわけがない。当初『代表二人』と言っていたが結局平沼単独に落ち着いたようだ。結局これは今の段階では「平沼グループに与謝野らが吸収されただけ」という様相を呈している。尤も、黙って手を拱いていても民主党が政権を手放してくれるわけでもないので、取り合えずはあれこれ賑やかしをやっておいて時間を潰し、また何かあれば離合集散しようというのが自称「保守本流」たち共通の思惑だろう。「保守本流」も野党に転落してしまったら途端にすることがなくなってしまったのである。 . . . 本文を読む

トビタシネマ上映中。

2010-04-03 08:04:17 | 
最近は外出してもさほど寒さは感じられないのでトビタ(洋画)も飛田(邦画)もよく行くようになった。でも花粉症かウイルスか、喉がちょっとやられた。あっちゃ。誰が番組を考えているのか知らないが、昔からいわゆる名画座の編成は結構凝っていて、かつての問題作や話題作を並べていることが多いわけであるが、トビタもそういう意味では事前知識皆無で不意に訪れても「3本ともハズレで入場料を損した」などという事態はまず考えられないのである。あと、これはトビタだけの傾向とは思われないのだが、一昔前の核兵器・核戦争の脅威だとか恐怖だとかを高らかに(?)謳いあげた映画は(そんなマンネリ化した題材ではもう客を呼べないのか)影を潜め、代わって「正体不明のウイルスの世界的感染による人類滅亡の危機~恐怖」といったところをテーマに据えた映画が大流行りしている印象がある。で、今回のライン・アップでは「ジャッカル」を除いてはおぞましいような、グロテスクでわけのわからない(?)映画2本が並べられていたわけである。w . . . 本文を読む