本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

テレ朝にもポチの走狗がいる。

2008-07-28 13:34:20 | 社会
テレ朝には小泉ポチをヨイショするだけでは物足りないと考える勢力が大勢いるのか、何を血迷ったか『熱闘甲子園』のキャスターにポチの御曹司コウタローを起用すると言うのである。長島美奈ちゃんに続いてまたしても世襲で、私はここが世襲制大好きの放送局だとは知らなかったが、あんな親の七光りだけが取柄の人間にどういう才能があると言うのか。一般に政治勢力にもメディアにも言えることだが、彼らが何をお題目に唱え、何を標榜したかではなく、彼らが現実の行為として何をしたかで我々は彼らを評価しなければならないのは自明である。で、先日ホリエモンの二審有罪判決に触れてモリタクちゃんが面白いことを言っていた。彼は「(自分は)嫌いな人はあまりいないがホリエモンだけは大嫌いだ。彼は詐欺師だ」と言うのである。『日刊ゲンダイ』だったか、ホリは訴訟で身包み剥がれる前に私財を蕩尽し尽くすつもりだと指摘していた。『ライブドア・ホールディングス』はいずれはホリら旧経営陣を告訴・告発するという建前だが現実には様子見・つまりは日和見を決め込んでいる。うかうかと彼の口車に乗って虎の子の小遣い全部を失ってしまった人は多いが、彼ら全員が近い将来被害全額を補填・補償されるなどということが果たして今の日本であり得るだろうか、甚だ疑問である。ここの昔のブログを見て戴けばわかるが、不覚にも私は当初ホリの一種いかがわしいところがいいと思っていた。あちゃ。今ではモリタクちゃんの「ホリエモンは詐欺師だ」という指摘が正当と思っている。但しそれに引っかかる方にも自己責任があるだろう。勿論あることないこと吹きまくってこれを導いたポチと武部の当時執行部はA級戦犯である。ましてポチの詐術で不当にも間違って当選してしまったアホ・チルドレンどもなどは論外である。奴らが如何に『改革続行』を標榜しようとそれは正しく口先だけのことで、大蔵族のポチが霞ヶ関に手出し出来なかった(しなかった?)のにその子分らアホどもに何が可能と言うのか?チャンチャラおかしい。要はポチらを筆頭とする自公の連中は、彼らが何を標榜しようとその実態は金権腐敗の亡国の徒そのものなのである。あと、もう大分前に朝日の夕方の番組を降りた評論家の宮崎氏が、最近あちこちの番組で「為すべきことは内閣改造ではなく衆議院解散だ」と強調しているのが面白いと言えば面白かった。あっそ。 . . . 本文を読む

ニヒリズムの克服は可能か。

2008-07-24 22:52:10 | 社会
今朝のたまちゃんTVで、八王子通り魔事件に関連してコメンテーターの大沢弁護士が興味深い発言をしていた。容疑者はテレビに出たかったのだそうで、理由は仕事のことで両親に相談したが親が話を聞いてくれなかったからだと言う。(←父親はそうは言っていないが。)人を殺してテレビに出ればみんなの注目を浴びることが出来る。殺す相手は誰でも良かった。包丁を使えば簡単に殺せるだろう。そこで文化包丁を買う・・。(テレビは警察の発表をそのままオーム返しに伝えるだけだが、一般に警察発表はこの段階では本人が断片的にボソボソ話すことをなんとか辻褄が合うように整合させているだけなので我々は鵜呑みにしてはいけない。)テレビに出て有名になりたかったという点ではアキバの事件も同様だ。で、有名になりたい。後世に名を残す悪党になりたい。別に金メダルを取ったりとかいった輝かしい正のヒーローでなくともブラックヒーローで構わない、負のヒーローでかまわないというそういう心理が働いているという指摘である。テレビを主体としたメディアは確かにそういう伝え方をしていることに我々は気づかざるを得ない。視聴率さえ稼げればいいとでも思っているのか「ヒール役」なる者を速攻で仕立て上げ、人と変わったことさえすれば悪い奴も悪いなりに取り上げ持ち上げ面白おかしく報道する。夕方のミヤネ屋では彼ら「モンスター」を生み出す原因について社会全体で考えて行く必要があると誰かが指摘していたが、モンスターを生み出すことに一番貢献しているのはメディアであって、そう考えれば、煽って煽って火がついたらまた騒ぎ立てて・・の繰り返しは「マッチポンプ」そのものに見えて来る。*有名になりたい。他者から認知されたいという心理が強迫観念のように彼らに働いていることが、今ひとつ私には理解出来ない。私自身はむしろ逆の心理が働くことの方が多いからである。世間的には無視黙殺されていた方が日々の暮らしは楽だろうにと思う。他人が自分を認めようと認めまいと、自分は自分の生涯を全うするしかないのである。自分に対する他人の評価は他人が個々することであって、そんなものをいちいち気にしてどうする。容疑者の33歳という年齢だが、彼らは全て親任せで育った世代だとテレビでは言っていた。それは極論に過ぎるが「いい歳して甘ったれるんじゃない」と言うならその通りである。彼らの心理の底部には虚無がある。 . . . 本文を読む

ワイドショー的世界観ってか。

2008-07-23 10:46:30 | 社会
オリンピックまであと16日。中国雲南省ではバス連続爆破テロ、日本ではまた、今度は東京八王子で『無差別殺人』である。被害者の女子大生は駅ビルの本屋でアルバイトをしていていきなり刺されてしまったのだからなんとも言いようのない悲惨な話だ。秋葉原のときもそうだったが無差別とは言いながら殺す側は屈強そうな対象を選んではいない。彼らが口にする『誰でも良かった』という言葉には『簡単に殺せそうな相手なら』という隠れた留保条件がある。加害側はどちらも仕事上の悩みを抱えていたと言うがそんなの誰だってそうだ。悩みの無い人間なんていやしない。自分の置かれた状況、それを強いる社会全体への不平不満が暗く深く増幅されてついには抜きがたい怨念怨恨にまで至り、ふとしたきっかけでそれが容易く暴発する・・この手の事件は果たして何か極く一部の『頭のおかしい』人間が唐突単独にたまたま惹き起こしたに過ぎないのだろうか。そうじゃない。これは言わば『氷山の一角』そのものなのである。強者をますます強くする『狼生きろ、豚は死ね』的小泉ー竹中の自称『構造改革』は、このように我が国の土地も風土も自然も、無論何より人々の心をズタズタに引き裂き襤褸切れのようにしてしまったのであるが、その超極悪人=メフィスト・ポチをメディアは何といまだにヨイショし続け何かというと視聴率確保の手段として利用して憚らないのである。メディアに巣食うポチポチ親衛隊どもは小泉と同罪だ。奴らこそが今、日本と日本人の心を壊し続けているのである。というわけで大分県教委の汚職について毎日・岩見某(←言わずと知れたポチの尖兵だ!)は「大分県は元々教職員組合が滅茶苦茶強いところだ」などと知ったような口をきいていたが、ばかやろう、それはそれ、組織ぐるみで慣習としてトップが涜職していたのは県教組ではなく県教委だ。で、徳島の6億円横領だが、ここは数年前にも前理事長が2億円横領していてそれを告発したのが現理事長だと言うのだ。しかも当人テレビに出て「あり得ない話だ」なんて言ってるんだから「ちょっとあんた変じゃないの?」って言うしかない。たったの八ヶ月で6億円?経理の60歳の婆さんがハンコも通帳も全部仕切ってた?金融機関も定期の解約差し替えをノー文句で受け付けていた?TVのワイドショーだと事件には必ず黒幕がいてそれは最初から出ていた意外性のある大物と決まっているわけだが。w . . . 本文を読む

賭博論未満。

2008-07-21 08:50:20 | 社会
祇園祭で撮って来たムービーと写真が全部で700点以上あって、まだ半分以下しかアップ出来ていない。汗。「ああ、忙しい」ってか、インターネットなんか止めようかとふと思ったりもするけど、これを止めたら老化が一層加速してしまうかもしんないもんね。あちゃ。で、ちょっと前までは賭博というかパチンコとか競馬とかの話を書きたいと思っていたんだけど、思うような記事や資料が集まらないのでこれは中断というか延期やな。あと寅さん映画のことも書こうと思っていたんだけど、これも熱が冷めたってか、そういうわけでもないんだけど、キャンディーズの伊藤蘭ちゃんがマドンナ役だった『寅次郎・かもめ歌』(1980年・第26作)を飛田東映で二回以上通して見て、これは名作じゃないかと甚く感動(でもないけど)して、でも『男はつらいよ』のシリーズって元々、謂わば嘘で固めた大法螺物語の集大成みたいなところがあって、若い頃これを全く敬遠していた記憶が俄かに蘇って来て「あ、俺って歳と共にいよいよ堕落したんじゃないの・・?!」とか思ったりもしたわけですな。「だからどうした?!」と言われても別にどうもしないんだけど。*「俺」と言えばこの漢字を当用漢字表に加えるかどうかで委員の中から下品だとかなんだとかクレームが付いたそうだけど「漢字に下品も上品もねえよ、何を上品ぶってるんだ、このタコが!!」と私は言いたい。「僕」なんて言葉は本来「公(←天皇家のことだ!)」に対する下僕という意味があって、下品と言うならこっちの方が余程卑屈で下品だろう。私の知っている或る地方では老女の一人称単数が「おれ(=俺?)」であってこの言葉を私は美しい響きがあると感じて昔聞き入っていたものである。・・というわけで世の中腹立たしいことが相変わらず多過ぎて、これとあんまりまともに向き合っていると脳内血管が破裂してしまうかも知れないから、それこそ自公腐れ政権の思う壺だぜ、ご同輩。猛暑のさなか暫く『我らが怒り』はどっかに置いといて、努めてアッパラパーな生活に浸るというのも生活の知恵かも知れません。「大丈夫、自公は潰れる、私が保証する」なんちゃって、これで来るべき選挙で自公が勝ったりしたらこの国は漫画だぜ。そのときはアホ面並べ涎垂らしてへらへら笑うしかねえよ、ご同輩。そうだ、そんときはみんな自然過程で脳軟化症かボケ老人か恍惚の人になっちゃうかもね・・。w . . . 本文を読む

見物人を哂え♪

2008-07-18 15:30:56 | 社会
暫くご無沙汰でしたが(はあ?)しかしうちとこはあれだね、アクセス・ランキングを見ると新しい記事をアップしてもしなくても訪問者の数はあんまり変わらないのだ。ぁそ。笑。第一日々更新したからと言って、今日の記事が昨日の記事より優れていて何かしらの上乗せがあるという保障などは何一つないということは以前も書いたしね、常識的には人生ピークというものがあって、いつピークが来るか個人差はあるだろうが死の間際にそれを迎えられる人ばかりの筈がない・・というわけで(はあ?)最近私は歳のせいか、物忘れ・うっかりミスの連発であって「こりゃヤバイぜ(汗)」という感じだから、用がなかったら家の中でじっとしていればいいようなものだが、どういうわけかこれが歳と共に人間落着きというものを失って暑い中あちこち動きまくっているのである。あちゃ。ダメだこりゃ。で、昨日一昨日は京都の祇園祭のクライマックスとされる宵山と山鉾巡行を見に行って来たので今日はその話を・・てか本文は山鉾巡行の話ばかりになってしまったのでここでは宵山のことを少し書くと、今は14-16日の三日間が宵山とされているが15日を宵々山、16日を宵山という呼び方もなくなってはいないようである。聞けば宵山当夜は午後11時になっても44万人の人出があったそうで、烏丸通や河原町通(の一部?)が歩行者天国になることも知らなかった私としては驚きである。私なんか、午後2時頃から頑張ってあちこちの山や鉾を回ったんだけど、日が暮れてくたびれて、とうとう六つ残して全32体の山鉾は回り切れなかったのである。残念。泣く。翌朝早いこともあるし、あーた午後11時頃なんて私はとっくに大阪に舞戻っていたサ、ぁそ。暗くなると撮影に不向きだしってかストロボ撮影って私はあんまり好きじゃない。で、あれは夜8時頃だったろうか、三条烏丸のあたりでチンドン屋さんのムービーを撮って来たから、そのうちどっかにアップする予定です、ぁそ。去年は宵山が後半雨に祟られたが、今年は前日の宵々山が雨だったそうだ。この時期京都は意外に雨が多いが山鉾巡行は雨天決行で、台風が来たときだけ一度中止になったことがある。鉾が強風で倒壊する恐れがあったからだそうだ。これ去年も書いた。あ、それから今日のタイトルは『ピアニストを笑え(山下 洋輔著・新潮文庫)』からのパクリで別段深い意味はないのですよ。あっそ。w . . . 本文を読む

喜劇『団地親分』。

2008-07-02 05:28:39 | 
『飛田東映』がまた寅さんムービーを上映するようになったので私も極力通うようにしたい。ぁそ。先週もかかったし、今日からは『釣りバカ』の第18作がかかる。次からは隔週で寅さんがかかる。それにいろいろ言っても映画館の中は涼しいから気持ちいいしね、退屈なら寝てたっていいわけだし、いやあ映画館ていいですねってか、あっそ。で、先月大雨の日に見たのがシリーズ第27作『浪花の恋の寅次郎』で、マドンナは芸者役の松坂慶子だった。大阪の情景も道頓堀、新世界、弁天町・大正方面の町工場の様子と、そつなくあちこち描写されていたが、1981年製作の映画なので流石に今とは雰囲気が違っていた。ストーリーの方は遺憾ながらややおざなりで散漫に流れた感じがした。 . . . 本文を読む