本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

守旧派は十年一日の如く。

2009-10-31 09:55:20 | 世界
旧政権の金融庁長官をしていたというチョビ髭の五味某という天下りのゴミが「ウェイクアップ」に出て来て、「旧政権のせいにしないで民主党は自分の責任で問題解決しろ」などと偉そうにほざいていたが、言ってる内容は「大企業に負担を課すな」とか「外需だ」とか、見事に旧態依然の決まり文句だけであって進歩というものがなく、内容の無い饒舌を聞かされる我々は「お前だよ、お前!お前はどうなんだ!?」と指摘するしかないのだ。こいつらは「政権交代の現実」というものをいまだ「見たくないから見ていない(!)」時代に付いて行けず取り残されたボンクラだなとつくづく私は呆れた。だいたいが民主党を「普通に」批判していい権利があるのは正味我々一般市民「だけ(!)」なのであって、旧政権の中枢にいて今や全否定された奴らが何を偉そうにしゃしゃり出て来るのか!?話にならないではないか。奴らは「失政」への責任を全く感じていないし、その責任を取ろうともしていない全く破廉恥な鉄面皮どもであるから、鳩ちゃんならずとも「お前らだけには言われたくねえよ」という話になって来るのである。奴らの出番はとっくに終わっている。遠慮要らないからもっと言ってやれってか、鳩ちゃんはもう謝罪した!?あっちゃ。自民党の林某という参院議員といい、このゴミといい、こういう奴らを後生大事に有難がって只飯食わせて抱き込んでいる財界だとか某野村総研のシンクタンクだとかといった組織は程度が低過ぎて「お里が知れる」と言うしかないところである。保守でも復古派でもいいから「もっと頭が切れて使う値打ちのある人間を使え!」と言うことなのだ。*報道によればイラ管が「霞ヶ関は大馬鹿だ!」と吼え、鳩ちゃんも「最低四年はやらないと改革など出来ない」とやる気発言をしたそうで、所詮は自民党が50年かかって営々と築き上げて来た不正と腐敗の構造を、二ヶ月やそこらの「応急措置」で見事に修正しろと言う方が土台無理難題で無茶苦茶な注文なのである。総じて大メディアなるものはこの点でも正確な情勢判断とは無縁の位置に立って世迷言を吹聴しているだけの「口先だけの口舌の徒」に過ぎないのである。 . . . 本文を読む

自民党は四年間の冷飯に耐えられるのか。

2009-10-28 23:59:41 | 社会
小沢さんが行政刷新会議の人事に噛み付いたとかで、話題になっている。新人議員14名を「党に無断で」(←というのはつまり小沢さんに何の断りもなく、という意味だ)人海戦術に動員したのがけしからんということである。議員をやって40年の自分でさえ解読不能の膨大な資料の山を、新人に精査など出来るわけがないというのである。人選は枝野氏が行ったとかで、中には財務省で予算を策定していたほやほやバリバリの新人議員も含まれているから、彼に指導させれば支障は無いという判断だったらしい。とかく小沢さんから距離を置きたがる仙谷行革大臣や更には平野内閣官房長官へ、ここらで一発かましておかないと増長する?という判断が働いたというのである。民主党内のゴタゴタは反面「民主党の余裕」という側面を持つ。これが与野党伯仲の情勢だったら、とてもじゃないけど、内紛なんかしていられない。代表質問に措ける自民党からの追求だが、「日刊ゲンダイ」が指摘しているように、ヤバイところはまず突付けない。これまで政権の座にあったのは自公だから、内政・外交・霞ヶ関・・と、どこを攻めてもヤブヘビを避けられないからである。亀ちゃんはしかし3人しか衆院議員がいないのに(!)ついに「逆・郵政」を実現してしまった。メディアは呼ぶ人間がいないものだから、既に終わった竹中を各局でフル出演させている。小泉~竹中は古き良き日本を(はあ?)「ぶっ壊した」だけなのは今や一目瞭然ではないか。だいたい公共事業で儲けようなどというのは根底から設定を誤っている。公益に供するのが目的の事業なら、損益がどうのこうのは二の次三の次となって然るべきである。市バスや村営バスが赤字だからと言って即廃止するのか?!小規模農家が不採算だからと言って、爺さん婆さんに大農場の小作をさせるのか!?ポチだとか竹中だとかいう奴らは所詮は「この人変なんです!」の類なのである。つまり只のアホ乃至は変態なのだ。 . . . 本文を読む

ノリピーと臨時国会。

2009-10-26 11:31:24 | 社会
このところメディアの論調はというと、ノリピー・高相裁判と臨時国会開催とが同列レベルで論じられている。というか国会の方が扱いが小さい。政治などというものは所詮はその程度のお騒がせでいいのかも知れないが、私は最初のうちは応援していたノリピーだったが、彼女が保釈されて以降は、メディアとつるんで彼女を売らんかなという策動が見え見えで、話題として取り上げることさえもが既に売り出し作戦にすっぽり嵌ってしまうかのようで、これもノリピー劇場の一幕に過ぎないことを遅まきながら悟った次第である。「人生すべて芝居」なのである。あちゃ。売り手が今考えていることは:1.彼女は四十前ならまだ売れる。2.そのためには高相とは離婚させる。3.その場合子供はどうするか・・といった点ではないかと、私は根拠なく勝手に推測している。*自己保身だけで逃げ出した押尾は「すぐいる?」とか要らないとかふざけた「ヤク」絡みではなく、いったい女性を致死させた容疑での取調べをやっているのかもうやらないのか、立件するのかしないのかが本線の筈だが(これもどこかから圧力が加わっているためか)検察の態度は曖昧で意図がわからない。 . . . 本文を読む

飛田東映3本立。

2009-10-25 23:41:11 | 
先週の飛田は寅さんをやらない週だったので無理して行かなくても良かったのだが「ホタル」だけは見ておきたいと思って行って、結局3本とも見てしまったが、それぞれ期待していた以上にいい映画だったのでなんか得した感じである。邦画は今週火曜日まで番組に変更はないが、洋画の方は「ホテル・ルワンダ」(←これは一度見ているがもう一度見る価値はあると思ったのである)他が先週金曜日迄だったので迷った末邦画にした。洋画と邦画の両方見ると一日6本になってしまうので、もう若くはないし評論家でもないから(!)止めといた。ぁそ。GYAO!ではWB・TVの新着2本「アウト・オブ・タイム」と「暗殺者」を見たが、出演陣が豪華なわりに大した映画ではなかった。 . . . 本文を読む

参院補選と臨時国会。

2009-10-23 23:40:30 | 政治
さて、来週からは36日間の会期でいよいよ臨時国会開幕である。先立っての特別国会は首班指名や部屋割等がメインだったから、実質鳩山内閣初の審議入りであって、自公(共他)vs連立政権の、180度攻守ところを替えた攻防が展開されるのだからこれは見ものでぶひひである。そこで開会前日日曜日の二つの参院補選の結果が注目され、結果勝った方が勢いづくというのも当然の推移だろう。いわゆる批判票がどれだけ出るかだが、問題は国会で攻める自公の側が何らかの「爆弾発言」の如きものを用意出来ているかどうか、という点である。聞けば自民党はフレッシュさを強調するため、新人に質問の機会を与えるということだが、小泉のせがれ以外に誰か目ぼしい新人がいるのだろうか。私は与党側の「小沢ガールズ」にも是非質問の機会を与えて欲しいと思っているが、民主党はそういう「視聴者サービス」を考えているのだろうか?国会だって「ショー程素敵なショーバイはない」なんだから(!)その辺をよく考えて頂戴。w「故人献金」とかで野党に攻め込まれたらそんな余裕ないってか、あちゃ。だって内政の行き詰まりを招聘したのは自公自身だし、他には外交問題くらいしか攻めどころがないんじゃないか?!あと、岡田発言は駄目だ。県内移設は公約違反だ。何でもかんでも当然のように沖縄県民に負担と犠牲を強いる精神構造は自民党と同じだ。鉄仮面・岡田も亀ちゃん同様言いたいことを言っているようだが、民主党政権というのは一言居士の集まりか。そうかと思えばNHKなどメディアはどういうつもりか、某岡本行夫だとか竹中守銭奴だとかいった「既に終わった」薄汚い連中にしきりと発言の場を与えて悦に入っているが、あんな奴らは自民党同様最低四年間は冷飯を食わせてやって然るべきなのである。つまりは自公の太鼓持ちを演じて来た評論家連中にも「政権交代」が必須な時代に既に当然入っている「べき」なのである。それをしないメディアは復古勢力・守旧派なのである。 . . . 本文を読む

ワシントンポスト記事をヤフー自動翻訳で読む♪

2009-10-23 13:54:13 | 世界
今日はオバマ政権が「今や一番ヤバイのは中国じゃなくて日本だ」と言い「(オバマ訪日前に)早く決着つけないと日米関係は深刻なダメージを受けるぞ」と新政権を明らさまに恫喝にかかったというワシントンポスト紙の東京特派員の記事を、例によってヤフー自動翻訳にかけてみた。(一部省略)但し途中数箇所、あまりにひどいと思われる誤訳は私が勝手に手直ししたけど、「結果責任」は持てない。あっちゃ。日本側もこれまでの自公政権下のように「ああ、そうですか」とは答えず「そんなことは我々の決めることだ」とか「あんたらも我々民主党が今や政府与党であることを認識しなければならない」と《逆恫喝》しているからかなり小気味良いやり取りになっているのである。鳩ちゃんが「オバマが来る前に決着する」などとは言わず、のらりくらりと米側をじらしているのもとりあえずあれでいいのではないか。日本側がどんなにだだを捏ねても、アメリカが「日本防衛」を放棄出来るわけがないからである。彼らは未だ沖縄を占領した気になっているのだ。それに第一オバマは前政権のゲイツ国防相を留任させたくらいで、独自の軍事・国防政策があるのかないのかはっきりしないのである。 . . . 本文を読む

八ツ場ダムは中止である。

2009-10-20 08:44:48 | 社会
八ツ場ダムの建設予定地というと例のT字型のコンクリート構造物の映像が必ず出て来るが、あれはダム湖を横断する道路になる筈だったというのである。無駄な公共投資の見本として、ダム建設を断固として中止するというのなら、あそこはバンジージャンプの遊戯施設として改造して観光客を呼び、手始めにこの57年間で暴利をむさぼった連中を順番にことごとく放り投げてぶら下げてしまうというのはどうだろうか?ぁそ。私ってば「あったまいい!」ってか、以前全国の公共施設の屋上にソーラーパネルをペタペタ貼りまくって「温室ガス25%削減」に寄与したらどうかと提案したら、そんなことはとっくに霞ヶ関で発案されていて、今朝のスーパーモーニングでは「無駄の典型」として切捨てられていた。あっちゃ~っ。でも公共事業というのは100%無駄というのはあり得ない。無駄な道路も橋梁も空港も箱物も、利用者が完璧にゼロという事態にはならない。要は緊急性のあるなしであって、金欠の我々は不要不急のものは全部後回しにすべきなのだ。 . . . 本文を読む

特別会計の闇を暴けってか、あちゃ。

2009-10-18 21:01:39 | 世界
私が今書いている「概要文」は1千字枠で、これが一種の味なのであるが(はあ?)毎回1千字ぴったりに記述するなどということは不可能で、全然足りないときもあれば逆に書くことなくて困ることもある。*JR西日本に対して私は不愉快な思い出が幾つかあって元々信用していないのだが、今回の話は犯罪まがいのひどい話だ。*「日刊ゲンダイ」はノムさんが嫌いみたいだが私は好きだし、それ以上に故あって某楽天は好きじゃない。野球の楽天は好き。日本一になって欲しいけど、日ハムも別に嫌いじゃない。セリーグはどうなったか、一勝一敗。私は阪神が弱いときはアンチ巨人に納まっているけど、別に原監督以下個々の選手が嫌いというわけではない。石川遼くんは凄い。キムヨナは精密機械みたいだ。体操の世界選手権は男女とも若い人が頑張ったし、私ら年寄りの出る幕はない。老兵は去るのみだ。そう言えば名古屋で脱走したメス猿は5日ぶりに捕まった。仕掛けた檻に入ってしまったのだ。おサルちゃん、残念でした。*「社会劣化」という言葉を使っている評論家がいたが、世情不安の事件で「大阪で起こることは全国でも早晩起きる説」というのがある。例えば去年大阪で工事用大型クレーンの転倒事故があった⇒今全国で起きている。新型インフルエンザは大阪・神戸で発症する人が多かった⇒今全国に拡大している。大阪には釜ヶ崎という有名なスラム街がありそこには三角公園・四角公園という炊き出し場所があるが⇒昨年末には東京でも炊き出しのテント村が出来た。あと殺人など凶悪犯罪も大阪は先行している感が否めない。*それで「社会の劣化」などと言うと後はもう壊れるだけみたいだから⇒「病気だ」「社会が病んでいる」という言い方の方が穏当だろう。で病気・病人とは何かというと、自分で自分をマネージ出来ない(面倒を見られない)或いはコントロール(制御)出来ない状態のことを「病気」といい、その状態に陥った人を「病人」と呼ぶということであるから、日本のみならず今地上の人間社会全体は「病んでいる」「病気だ」と言ってもあながち言過ぎだとも思われない。例えば核兵器、例えば貧困と戦争、例えば環境破壊である。ただ我々はこれら病状に対し自分で処方箋を書き薬を呑んで、ときに応じて(ブラックジャックのように自分で執刀し)外科手術でも何でもして個々問題解決を計って行く他ない。我々にゴッドハンドは及ばないのである。 . . . 本文を読む

民主党は昔の民主党ではない。

2009-10-17 18:28:35 | 世界
今の民主党は自民党が言うような昔の民主党ではない。つまり(その是非は問わず)「旧社会党・民社党出身者らと自民脱藩組が野合した寄合い所帯」などという従来のイメージでこの党を見ているととんでもない時代錯誤に陥るのである。私は最初自民党は戦略上わざとこういう誤ったイメージを我々に植付けようとしているのだと思っていたが、どうもそういうことではなさそうである。それどころか、自民党の幹部連中は愚かにも本気でそう思い込んでいた節があるのだ。いずれにせよこういうアッパラパーな認識では到底選挙には勝てないとしたもので、それは以前野党だった原口さんが(←彼も元は自民党だった。あちゃ)「民主党は変わりましたよ」とわざわざテレビで解説して「敵に塩」を送ってくれたのに、「驕れる平家=自民党」はなんら聞く耳を持たなかったのである。今度の308名の出身の内訳を見れば一目瞭然だが、旧社会・自民・民社の出身者は(数の上では中核を成していることは事実だろうが)新鮮さやインパクトを考えればむしろ少数派と言うべきで、ではどういう人種がここに勢揃いしたかと言えば、まずは霞ヶ関やメガバンクを出自とし「即戦力」として使える者たちを始めとして、果ては地方テレビのアナウンサー、松下政経塾、社会運動家からタレント、キャバクラ嬢(?)に至るまで、実に多種多様な人々を新人議員として国会に送り込むことに成功しているのである。この計算し尽くされた用意周到な小沢戦略を前に、史上空前の大敗北を喫するまで迂闊にも「敵を知り味方を知れば百戦危からず」の真逆で即ち=「敵を知らず味方を知らなかった」がため我が自民党は「百戦して百戦危かった」というのも、実に「ものの道理」というべき結果なのである。25日に投開票が予定されている参院補選で、仮に自民党が一勝でもしたら、それは奇跡的(かどうか)大勝利と言ってよく、発足一ヶ月の鳩山政権には大打撃となるだろう。 . . . 本文を読む

予算白熱。

2009-10-16 17:54:21 | 社会
社民党の福島党首も結局消費者庁の例の高額家賃のビルへの居座りに同意してしまったし、あそこも来年の参院選がちらついてそわそわしているのか、はっきり言ってあんまり期待出来ない。いつも選挙となれば『議席倍増』とかを吹きまくるのは結構だけどそんな大風呂敷は実現した試しがなく、言っちゃあ悪いけど、新味もないし他党を圧倒するだけの抜群の魅力もないから、得票率も増えないジリピンの政党ではないか。一方今や「巨大与党」とまで評される迄に突如変貌がなった民主党はどうだろう。一年前には支持率で自民党と拮抗していた筈なのにいつの間にか大きく水を開けて圧倒的に引き離してしまった。聞いてないよ。勝ち過ぎじゃないのか。笑。いや、やることやって貰えるなら誰も文句言わないだろうが、官僚の天下り退治や霞ヶ関の大掃除はどうなったんだ?自民党と同じことしてたんじゃあ政権交代の値打ちがないってか、元々私は政権交代そのものに価値があると認めていたから意味が無いとまでは言わないんだけどね、ぁそ。 . . . 本文を読む

スケアクロウをGYAO!で見た。

2009-10-15 21:13:31 | 
スケアクロウというと、今から30年以上前に何回も見ている筈だが、覚えていたのは二人が枯れ草のボールが飛ぶ荒涼たる田舎道で出会う場面と、マックスが艱難辛苦・試行錯誤の末ついにライオンが指南する「平穏無事な処世術(?)」を会得して、即興のストリップ劇(?)を演じて満場の喝采を浴びるシーンくらいのもので、マックスの妹との再会も、ライオンがオカマの班長に犯されそうになるシーンも最後の破局も、大方はきれいさっぱり忘れ去っていたのである。あっちゃ。今度何十年ぶりかで改めて通して見て、あれこれ思い起こすことも少なくなかった。昔見た懐かしの名画には、いつ、どこで、誰と、どんな状態で見たかというような、映画自体とは直接関係の無い様々な個人的な記憶を芋蔓式に呼び覚ます効用があって万感迫るものがあるってか、それほどでもないけど・・。 . . . 本文を読む

インパクトのある政策を実施せよ。

2009-10-14 11:50:18 | 
秋を迎えて「いっせぇのせ!揚げずに空揚げ、揚げずに空揚げ、揚げずに空揚げ・・引き分けっ」のコマーシャルがまた放映されるようになった。このCMは私も好きだが人気があるのだろう、おしゃまなお姉さんと素直な妹、そのやりとりを聴きながら調理に励むお母さんという構図が絶妙で、短い時間内に「普通の」家庭のほのぼのとした風景が凝縮されて描かれている。ただ私に気に入られても今のところ売り上げには全然響かないのだが、でも今度スーパーへ行ったとき覚えていたら一度買ってみたい気はする。ぁそ。CMというと「3Bの原則」というのがあって、ビューティ、ビースト、べィビーのいずれかを組合わせて使えばヒット間違いなし(?)ということである。このCMでは場所がキッチンなのでビースト(動物)は出ていないがビューティ(美人)のママとベイビー(姉妹)は出ている。ビースト(動物)で言うと、「アフアック」「ニャフアック」のCMは私は嫌いだが印象には残る。印象という点では、奥さんが床下や押入れに隠れて金勘定をしているところを暴かれるCMも不愉快この上ないが、インパクトは強烈である。CMは何よりもインパクトなのである。円谷プロが小泉ポチを絶賛して声優に起用したのもこれだろう。ポチ本人が「断るつもりだったが進次郎が《政治とは関係ないから(!)是非やってくれ》と言うから受けた」などと解説するのも見え透いた茶番そのものだが、これで年末のウルトラマン映画の入りが良くなれば興行側は文句ないわけで、《人生すべて芝居》(シェイクスピア)ということだろう。ついでに言えば、森田健作などは間違ってギリギリセーフで当選した《最後の自民系知事》だから「言いたい奴には言わせておけ」でいいのである。自民党籍のまま「完全無所属」などと詐称したほら吹き男に次はないのだ。 . . . 本文を読む

岡田外交発進。

2009-10-12 09:29:05 | 世界
岡田外相は就任当初から今回のアフガン~パキスタンへの「電撃訪問」を外務省に検討させていて、これは言わば「確信犯」的挙行である。彼に限らず民主党政府の閣僚は「個性派揃い」というか「目立ちたがり」というか、パフォーマンスをいろいろやってくれるから劇場型政治として見ている私には大変面白いのである。アメリカや西側のスタンスというのはこれまで「同盟国なんだから何かやってくれなくては困る」というものであって、自衛隊によるインド洋上での油の供給などは実効性が乏しい大義だけの「協力」に過ぎないことは百も承知の上で、一生懸命「必要だ、必須だ」と日本を「よいしょ」して来たのである。これに「所詮勝てない戦争なんだから止めなさい」と正面から異を唱えたのは小沢さんくらいのものだが、アメリカの「金魚の糞」たる外務省もことが「カルザイ政権への直接支援」を打ち出す政策なので「そんなもん、あーた駄目ですよ」と突き放すことも出来ず、岡田外相は見事一本勝ちしたが、このカルザイ政権というのが「イスラム的蒙昧主義」に立脚する一癖も二癖もある政権で、汚職・不正選挙はするわ、国軍の充実と多国籍軍10万の支援をもってしてもタリバンに勝てないとなると一転妥協を模索するわで、西側キリスト教的価値観では容易に判断出来ない人たちなのである。外相が考える「元タリバン兵への職業訓練」を核としたいわゆる「民生支援」というのはタリバンにも配慮した微妙な策で、カルザイが今後タリバンとの敵対を激化させるようなことになれば当然日本の「民生支援」は攻撃の対象となるから、自民党が言うように「インド洋上で給油していた方が余程安全だ」という議論も充分成立ち得る。民生支援と言えばペシャワール会の中村哲医師であるが、メンバーの一人がタリバンに殺されてから以降は自分一人が現地に残り、現地の人と協力して荒野に水路を掘ったりした。「恒産なくんば恒心なし」で、食えないから世情不安が惹起されるのだから彼らの自助自立を直接手助けしようというものであって、政府援助に名を借りて日本の土建屋が海外まで出掛けて甘い汁を吸うという従来型の支援とは無縁の論理なのである。その彼は「自分が何が出来るかは自分で考えろ」となんやかや火事場泥棒のように「支援」をしたがる人たちに忠告している。欧米系、中国・ロシア等列強の思惑で「援助という名の介入」がまかり通っている現状である。 . . . 本文を読む

気軽にクリックなんかすると危ないのだ、の巻(増補版)。

2009-10-10 22:48:55 | 社会
なんばへ行く途中、ワゴンの古本で一冊50円、三冊なら100円というのがあって、通りかかると買ってみたりする。読み終わったらある程度まとめて今宮文庫にカンパするのであるが、私なりに当たり外れがあって、最近買った中では「はだしのゲン」とか「ブラックジャック(B・J)」とかはちょっとカンパできないなという、しみったれ根性丸出しの大当たりになってしまった。あちゃ。B・Jに至っては他にも読みたくなって、T駅前の某BookOffへ買い足しに行って思わぬ出費(HxH並みに一冊105円を期待していたが250円だった。汗)を招いてしまったが、B・Jに限らず、手塚漫画は俄然断然もっと買いたい気分になっているのである。やっぱりあの人は凄い。ぁそ。それで先日買い足した四冊のB・Jのうち2冊はリメイク版でなんと手塚治虫の作画ではなかったのだ。あっちゃ。そんなものが出ていることは知らなかったので、すぐ交換に行こうかと一瞬思ったが、ストーリー展開は同じらしいのでまあいいかと諦めて、そっちから先に片付けようと読み始めたら、これがなかなかいいのである。元々手塚作品の絵自体はあまり好きではなかった筈なのにいざ買うとなるとオリジナルに拘るというのもおかしな話だが、なんというか、こっちのリメイク版は多分そのうちカンパしてしまうのではないかと思っているのである。絵のうまい下手ではなく、本がきれい汚いでもなく、まして医学の進歩云々でもなくて、真迫力と郷愁が全然違うのである。ぁそ。*小沢一郎の不気味 参院選後 自民消滅のその後(日刊ゲンダイ10/09)小沢一郎という政治家は自分の考えを表に出さない。記者会見も仏頂面。そのため「何を考えているのか」と不気味な印象を与えてしまう。小沢氏の考えは衆院選に大勝して政権交代を実現したのは、大きな目標の第一歩に過ぎず、政権を安定させ、盤石なものにしようということらしい。それには10月25日投開票の神奈川と静岡の参院補選は落とせない。まずはそこをきっちり押さえて、来年の参院選で単独過半数を握る。そして自民党がグチャグチャになって消滅した後、小沢一郎はどう動くのか。最終的には交代可能な2大政党をつくることで、日本の政治風土を変えたいと考えているのは間違いなさそう。・・政策にしろ政治家にしろ物事には旬がある。露出する期間が長ければそれだけ色褪せる時期も早まるのである。 . . . 本文を読む