GOODLUCK'S WORLD

<共感>を大切に、一人の男のスタンスをニュース・映画・本・音楽を通して綴っていきたい

2012年大晦日の実家周辺(住吉大社・住吉公園)

2012年12月31日 | Weblog

 実家がある粉浜商店街は、住吉大社の門前町として栄えた商店街。現在は兄が粉浜駅寄りで喫茶店<サンローズ>を営業しています。 近隣の店主の方々に挨拶しながら初詣客の準備で忙しい住吉大社へ向かいました。 300万人の初詣客は関西随一。 小学校の頃の最大の遊び場だった住吉大社、境内の地理は今でも明確に覚えています。

    

     

     

     

    

    

    

 私たちの初詣は数日後かな。何度訪れても懐かしい住吉公園を横切って初めてのラーメン専門に入りました。 讃岐釜揚げうどん「丸亀製麺」同様、店内にて製麺する方式は最近の流れ。 この流れを作ったのが<王将>でした。 私がいたファミリーレストラン業界はセントラルキッチンで殆どの食材を1次、2次加工済ませ、 各店に配送される方式でした。 <王将>もその方式を真似てカウンター内を見せない店舗展開を始めましたが、 店長を始め従業員の活力がなくなっていきました。 そんな状況下、現場からたたき上げてきた方が新社長となり、従来の厨房が一望できるオープンキッチン方式に戻し、 しかもセントラルキッチンを廃し店内でのプリパレーション(仕込み)方式を再導入しました。 これは時代の流れから逆行するかに思えた大きな賭だったはず。

 その決断は? 結果はオープンキッチンの為に店長や他のスタッフが活気を取り戻し、 店内はスタッフの元気な声がこだまするようになりました。お客様の反応は早かった。 これでこそ「王将!」という反響が全店に広がっていきました。 1店舗のすべてを管理する店長の裁量も基に戻しました。こうして店舗の活力を完全に取り戻しました。 これはパソコンやTVの組み立て行程の変更と似ています。 以前は各行程を数人かで別々に組み立てていましたが、一人がすべての組み立て行程を行う方が効率よく作られるとか。 各部だけを組み立てる場合と違って一人一人の達成感が違う、これが効率を上げたのです。 人間のやりがいや達成感は想像を超えた力を発揮する。 <王将>が取り戻した活力も同質のものだと思います。 時の流れはすべてに平等ですが、各産業では微妙な違いがあるようです。

    

    

 帰りはすぐそばの近商で今年最後のお買い物。大好きなミカンと<あまおう>イチゴ、剣先するめと夫婦で毎日食べるヨーグルトが半額セールだったのですぐにカゴに入れてしまいました。今年は風邪一つ引かず健康に過ごせました。

 来年もヨーグルトを食べて健康に過ごしたいと思っています。皆様の健康も祈っています!

 


「2012年、最後の親子将棋」

2012年12月31日 | Weblog

今年最後の親子将棋5番勝負。

父もマメ類が好きなので一緒に近商でビールとコーラを買い込みました。

好きな時代劇映画「たそがれ清衛兵」を見ながらの勝負でした。

私の4連勝ですが、5番勝負の決着ははなかなかつきませんでした。(写真を撮っている余裕はなかった)

  

なんと映画一本が終わる頃、ようやく父の大将を追い詰めることができました。   

「俺の5連勝だよ」というと父は「もう一番いくか!」と私をびっくりさせました。

2時間以上の白熱した勝負の後の言葉とは思えまなかったからです。

6番勝負は年明けとなりましたが、父は私の訪問をとても喜んでくれたと嬉しくなりました。

次回は宝物の中村錦之助(=萬屋錦之助)「宮本武蔵」のDVD(5本)持参を予定。

春の花見はどこにするかの話がはずみ、 息子が転勤した奈良を押しました。来年は積極的に父を連れ出そうと思っています。

     

帰りに実家近くの寺前にこんな俳句を発見し、少し驚きました。

1500人のデータを基にある学者が発表した長寿の秘訣の中で、最も重要な性格は「勤勉性」だそうですが、

続いて「慎重」「注意」「責任感」「礼節」「計画性」「ねばり強さ」「思慮深さ」だそうです。

父には母の分を含めて少しでも長生きして欲しいと思っています。

私の場合は上記の性格がどれも欠けているようなので、 長寿は難しそうだと諦めています。

さんまと親友の座右の銘ですが、

「生きてるだけ丸儲け」私もそんな気持ちになってきました。

皆様、除夜の鐘の音を聞きながら、良い年をお迎え下さい。


『誰が為に鐘は鳴るやと問うなかれ。それは汝の為に鳴るなれば 』