GOODLUCK'S WORLD

<共感>を大切に、一人の男のスタンスをニュース・映画・本・音楽を通して綴っていきたい

「2012今高軽音フォークソングクラブ24期の忘年会」

2012年12月15日 | Weblog
      

2012年の今高軽音フォークソングクラブ24期の忘年会は、桜川にある<うを佐>にて行いました。
ノーちゃんの妹さんが大女将をしてるので、てっちりのフルコースをとてもお安くしていただきました。
初めてカラオケにも行かず、個室での3時間半はとても楽しい語らいの時間となりました。
でもお店の身内のノーちゃんだけにはとても気遣いさせてしまい、
彼女一人楽しめなかったに違いありません。(悪かったね!)

数年ぶりの<てっちりフルコース>はとても美味しくて、てっちりがこんなにも美味しい料理とは思いませんでした。
年を重ねてきたこともあるかもしれませんが、本当に美味しいお料理でした。
ランチメニューを見ると<すき焼き定食が800円台>この価格には驚きました。
皆さん、桜川の<うを佐>は、お奨めできる店ですよ。ノーちゃん、本当にお疲れさまでした。

    
 
    

  


     
 
   ●桜川の<うを佐>1階のカウンターに入っての写真撮影。

中央のジャズシンガーをしているノーちゃんの実の妹さんが大女将をしていて、ノーちゃんにそっくりなんで驚きました。
私の右側の沢井くん(左から2番目)は、私の生涯で最も長いつきあいの親友(小学校以来)です。

帰りは河内長野の彼の自宅まで車で送って行きました。
高校時代は彼とノーちゃんと今は鎌倉に住む瀬川さんと4人で<四暗刻>というフォークソンググループを組み
「キダタローのスタジオ貸します!」というラジオ番組にも出演しました。

車中では、お互いに大好きなPPMの曲を大音響で流し、二人で大声で歌いました。
1時間くらいの道のりでしたが、これもまたとても楽しい時間となりました。
家に着いた時間は午前12時をはるかに超えていました。皆様、お疲れ様でした!
 
     
 
 同窓会に類するものは、基本的に幸せな連中しか楽しんで参加できないしろものです。小心で仕事人間(?)だった私は、どうしても頭の隅で仕事の事が渦巻いていてどうにもなりませんでした。しかし、今年の3月末に定年退職してからは、明日のことも考えずに本当に楽しめるようになりました。一人息子が就職して家を出たことも楽しめる要因の一つになりました。
 
 生きていくということは次々に自然発生する心の債務を消化していく作業と云えます。しかし、えてして債務超過や債務不履行という状況に陥るものです。ここにストレスが生まれます。この葛藤こそ人生そのものと云えるかもしれません。自然界の生物にはこの葛藤がありません。ただ「本能に任せて生きる」それだけだからです。とてもシンプルで憧れる気持ちもありますが、彼等には同窓会も忘年会なるものも決して存在しません。当然、喜びも楽しみも悲しみもありません。
 
デミ・ムーアが丸刈りにして熱演した映画「G・Iジェーン」の中で、 過激な上官がシールズ(海軍特殊部隊:United States Navy SEALs)訓練生たちに、 こんな詩を聞かせます。 

  『野性なるものが自らを憐れむのを私はみたことがない。 
   小鳥は凍え死んで枝から落ちようとも、自分を惨めだとは決して思わないもの』
 
(D・H・ロレンス) 

敵地に向かう特殊部隊、勇猛果敢でしかも孤高の兵士たちを育てる為に聞かせた詩です。 
与えられた任務を全うするために、人の心を捨て野性なるものになれと悟したのです。 
 
今私は人である喜びを感じています。残された時間は決して多くはないでしょうが、
これから先も野生なるものを秘めた人として、喜びや悲しみを感じながら時を過ごして行きたいと思っています。