GOODLUCK'S WORLD

<共感>を大切に、一人の男のスタンスをニュース・映画・本・音楽を通して綴っていきたい

「親父と将棋、そして衆院選投票」

2012年12月17日 | Weblog

 衆議院選の投票日。以前は殆ど期日前投票していたが、今回は夫婦で新北島小学校に行った。その後実家に帰って親父との4番勝負に挑んだ。昼の2時を過ぎてたが、親父はまだ布団の中にいました。私の声を聞いて起きてきて、すぐに将棋が始まった。私の3連勝中だったが、今回のオヤジは少し違っていた。1回の勝負がなんと2時間近くも要したのだ。結局、親父の王将は、将棋盤の中央付近でチェックメイトとなったが、勝負がどちらに傾くか本当にわからないほどの激戦だった。

    

 お互いに昼食前だったのでトンカツを食べに行き、その後、親父が投票に行くのに付き添った。投票所の粉浜小学校に入ったのは卒業以来か、とても懐かしく感じた。

    

  

 数年前まで、親父は選挙管理委員をしており、「この歳になって国から給料を貰うようになったよ」と喜んでいた。老いを感じて自ら委員を降りたが、母がなくなった2007年5月、父が地域の選挙管理委員をしていた関係で なんと自由民主党総裁:安倍晋三氏から弔電が届いた。現役の衆議院議員や国会議員が2名、市会議員が1名が告別式に顔を見せた。お祭り騒ぎが大好きだった母はきっと喜んだろう。 父は選挙運動にほとんど参加したことはない。粉浜商店街で長い期間婦人部長として、自民党を応援し続けた母の勲章と云うよりほかはない。今回の自由民主党の大勝に二人は喜んでいるだろう。

 今テレビの中継を観ているが、「今回の総選挙によって、まっとうな政権運営ができなければ、政権与党であっても、たった3年あまりで惨敗するという恐怖を、民主党も自民党も公明党も味わったはずだ。これからの選挙は大きく変わるはずだ。我が党は従来の野党のように何でもかんでも反対するような党にならない。国民の審判を真摯に受け止めたい」

インタビューに答える維新の会の橋下氏の言葉が印象に残った。