震災で儲けた利益はどうしたの?
国民の身になって考えたら カエルの思い
東日本大震災や熊本地震で
正規の料金よりかなり高い代金や
手抜きと思われる工事をして
さっさと引き上げた業者もある
時期が時期だけに 事情が事情だけに
平時と同じにとは 誰もとても言えないだろうし 工事を受ける側も
余震の中 命がけの場合もあるし
職人さんの手や建材などが大変不足する要因もあるだろう
私の家も 震度6強が二度襲い
その他強い余震は数知れず
本当に怖かった
でも 地震は余震さえ乗り切れば
しばらくはとてつもない揺れは
来ないだろうと当時思ったりした
だから 震災後 それよりも
とても心配だったのは
余震もさることながら 被害を受けた家屋の修復だった
やがて梅雨が来るし 台風や日照りも襲って来るだろう
でも 待っても探しても 修理してくれる業者は 全然当てもなく 見つからない
だけど 偶然にも 本当にラッキーなことに
家内の知人のご好意で ある大手の建設会社の工事に隙間が生じ その期間で 屋根や壁の工事をして貰えることになった
私たちは 半ばほとんど諦めていただけに
心から嬉しかったし 神や仏様にお礼を言いたいほどだった
ただ
贅沢を言わせてもらえれば
職人さんの人手が足りず
応援で来られた関東の業者の人が
わざわざ来熊してくれたが
工事の材料の材質がイマイチで
仕上げは 素人目に見ても
手抜きだと思われ そのままでは
放置できないので 後で
改修してもらったが
イヤイヤそうな作業態度で
頼んだこちらはひどく気を使った
そして 後での請求書を見れば
平時に比べれば 2、3 倍位のかなりの高額となっていた
年金暮らしの身としては 結構 経済的にはこたえた(震災後の大変な時期の工事なので
多忙さや建築資材の不足の現状もわかるけれど)
しかし 二つの震災や
昨年の関東地方の台風や水害の後も
それらの業者の人たちは
東日本と熊本の被災家屋の工事が
多くて大変だったとは思うが
平年の何倍もの利益をあげたと思う
(実際 熊本地震後 2、3 年は 復興需要で夜の街中は とても賑わっていた)
それが 今回のコロナ禍で
仕事が激減している業者の人も多いのではないか
しかし 震災後溜め込んだ利益を大事に残していたら 今回のコロナ禍にも しばらくは乗り切れるのでは とつい思ってしまう
4年前の地震の後と今回のコロナ禍で思ったことだが 日頃の平時こそ 非常時の想定外のことを考え 非常時のために備え 非常時のために蓄えておくこと(資金や資材、非常食、衣料品、医薬品、医療用機材、非常用品、そして 資格者やスタッフ(人材))
ps 2020.4.9 草稿
健全な国家財政のためには 無駄だ、負担だと思われる病床や病院、医療スタッフを
バッサリと削減する
教育や研究費も 先進国で最低レベルまで削る
今こそ手を差し伸べるべき、支給すべきだと考える全家庭への生活支援費や中小企業への補償費は 政府の案には無い?
何を恐れて 誰の顔色を見て どんな計算をして 使うべき予算をチマチマとケチっているのだろうか
今 大事にすべきは
やがて招くかも知れない国賓でもなく
鸚鵡のように自国ファーストを唱えている人でもなく 我が国をエスケープゴートみたいにしたくて我が国の非を言い募り
揚げ足をとり貶めようとする国でもなく
目の前の日本国民にこそ
率先して救いの手を差し伸べて欲しいと
私は切に願う!
今は非常時だからと 政府や会社や職場の方針に従ってほとんど異を唱えず 放棄もせず
身を粉にして働いている日本国中の働く人たち
愛する家族や人のために 精一杯たち働いている家庭の人たち
政治家や専門家、有識者、官僚、マスコミの人たちは もう少し本気になって
このコロナ禍に 向き合って欲しい!
本当に心から国民を愛するのならば‥