good! カエルのぶろぐ

gooの中で カエルのblogが 公開中 詩やメッセージ&画像を掲載。
ご遠慮なくコメントをお寄せください

瞳(め)の綺麗な人(2)

2008年10月28日 23時03分38秒 | Weblog

ある秋の日に
ある病院で
瞳(め)の綺麗な人に会った

ある用件で話していると
見つめるうちに
だんだんこちらの方が
何だか気恥ずかしくなるほど
ピュアで 綺麗な瞳をした女性だった

ぼくは 初め
駆け出しの看護師さんだと思っていた

でも 話すうちに その人が
ドクターであることに気がついた

今朝は その人に会いたいような
気恥ずかしくて会いたくないような
へんてこな気分で顔を出した

けれど 今朝は 
その人の姿を見かけなかった

何だかほっとしたような ちょっぴり寂しいような
へんてこりんな気持ちで ぼくは その場を後にした

PS シニアのおじさんの戯言?だと思って ご笑覧ください
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の悪戯

2008年10月28日 22時41分28秒 | Weblog

秋は 悪戯(いたずら)です

青空をキャンバスに

白い雲たちを使って

大空いっぱいに 悪戯描きをします

秋の悪戯描きは

いつ眺めても 見飽きません

秋は 本当に悪戯ものです

PS 画像は 車窓から
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

裸足の女

2008年10月27日 22時48分49秒 | Weblog

朝の自転車通勤で
よく裸足の女を見かける

割と大柄で 
顔はけっこう引き締まっているように見受けられる

歩道や車道の端っこで
道路を渡るのでもなく
今にも横断歩道外の所を
渡りそうな素振りで
しかし 今まで渡る姿は見かけたことはなく

肩には 赤いケープのような物を掛けて
手に持つ小さな荷物は 生活用品か

暑い日は何してるか
涼しい時は何処を訪ねているか
寒くなったら何処でやりすごしてるのか

職場の女性が教えてくれた彼女の存在

彼女は まだ三、四十台くらい

急に冷え込んで来た今夜は
裸足のあの女性(ひと)は
何処で寒さをしのんでいるだろか

そういえば 
散歩でよく行くあの公園の
ベンチに寝そべっている
髭もじゃのホームレスの男は
今頃寒風の中で 独り何しているだろか
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

隣のおじさん(おくりびと)

2008年10月22日 21時55分42秒 | Weblog
 
  隣のおじさん(おくりびと〈前編〉)
隣のおじさんが なくなったよ
故郷の父から 留守番電話があった

母より少し下だから 75歳ころではなかったか

農業一筋 その地方では 広い田畑を耕作し
米やメロンなどいろんな作物を栽培して来た
毎年 愛情もって精一杯に育て 
維持管理に工夫を凝らし その辺りでは
おしどり夫婦の農業名人であった

酒は飲まず いつもごほごほ言いながらもタバコは手放さず
甘い物が好きで よく口にしていた 布袋さんのようなお腹をした
力持ちで優しい笑顔のおじさんだった

余裕のなかった我が家に いつも高価な農業機械等を貸してくれ
母が指を切断した時は 自分のトラックで直ぐ病院まで運んでくれ
私が仮免の時は 下手を承知で トラックを貸してくれ
我が家が 食う物にも困っていた時は 黙って食べ物を分けてくれ
我が家に テレビにテレビが来るまで 長い間家族のように見せてくれ
藁での縄ないを 身を以て教えてくれ
農業の喜びや辛さを ぽつぽつと話してくれ

あれもこれも 思い出すのは してもらったことばかり…

  隣のおじさん(おくりびと〈後編〉)
おくりびとは 旅立つ人が 最高に輝くように
精魂込めて 身支度をする

亡くして分かるその人の本当の価値 
亡くして気づくその人への恩
亡くして振り返る自分の人生

送り送られる時 その人の人生が凝縮される
最高のはなむけをせんと おくりびとは
旅立つ人と相談しながら 心を込めて世話をする

  … 構想中 …

PS 2008.10.15 草稿 後編は 構想途中ですので悪しからず…
  2008.10.26 一部改稿 新聞のお悔やみ欄から78歳と知った
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする